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2005年12月31日
昼ビールヒルビリー
昼からビール、キムチ、餃子、にんにくモノ大満喫の年越しです。
気比さんあたりで見かけられても、どうかお声掛けなさいますな。
いっこく堂のように口を閉じたまま厳かに新年のご挨拶を申し上げる失礼となりましたらなば、どうかお許しください。
この年末は、思わぬ大雪で…。
敦賀は一応北陸と呼ばれるのですが、ふだんはあまり積もらないので、太平洋側の都会ほど丸腰ではありませんにしてもそれなりの備えをしているにもかかわらず、降るとなんだか街じゅうがざわざわするのは、あまり雪に対して心の準備ができてないのだと思うのです。
よその日本海側の都市の皆さんが「そんなおおさわな…」という程度の雪でも、「降ったねえー」となるわけなんですが、まあ、そんなこんなで日々の生活の中での雪事情にかなり身も心も参ってしまい、クリスマスもそう盛り上がらず、事業所さんのとこでも例年なら「何回年忘れたら気が済むっちゅうねん」とお互いに突っ込みながら二度三度面子を替えて行われる忘年会があらかたお流れになり…ということもありで、気がついたら今日という日を迎えたという感じなようです。
わたしもちいさい子供が居るからプレゼント用意して、それはそれで楽しいんだけど一応クリスマス…という感じでしたが、ピニョンピニョンさんでの楽しみにしていたライブは、そんなわたしのかわり映えのしない日々のくらしの中にぽっとあたたかな灯をともしてくれたような、そんなひとときでした。
ラヴラヴスパークさんも、リトルハヤタさんも、とてもほのぼのとかわいくて、その素朴さにオーディエンスあしらいがどうなの?と思いつつ気がついたらもうその世界に引き込まれ…。
今回もお邪魔になるかなとドキドキしながら連れて行った息子(やっぱりお邪魔でした…ごめんなさい)はサンタさんからの贈り物がカシオのキーボードだったので、きたさん(店主の喜多村さんの旦那さん)のオルガンに興味深々…な面持ちでした。
以前ブログにもご登場いただいたべっぴん美容師Sさんや、わたしと漫画の趣味が似ている(高野文子さんを知っている人に出会えたのははじめて!でしたのん)美浜のTさんにも久しぶりにお目にかかれてうれしかったです。
今日は、ようやく息子との約束が果たせ、セイザーエックスとムシキングを観に、平和堂までとことこ歩いていきました。「あ…瀧澤助産院さんに年賀状書くの忘れてるなあ…帰ったら書こっと…」と思いながら花屋さんの前を通りかかったら、スタッフの助産師さんがおられて、あーびっくりした。
びっくりしすぎて、31日なのに、気の利いたことも言えずすみませんです…。
そんなこんなで暮れていきます。さよなら2005。
どうかよいお年をお迎えください。
投稿者 あつこ : 18:11 | コメント (2) | トラックバック
2005年12月30日
こちらデイズエフレ前救難所
本日、15時をもちまして年内の営業は終了いたしました。
今年一年、ほんとうにありがとうございました。
年明けはアナウンスどおり4日10時より、となります。
年内のご予約は早くからいっぱいになってしまいまして、お断りしてしまいました皆様には大変申し訳なく思っております。
急激な痛み(ぎっくり腰、寝ちがえ、筋違え)など、「ヤベエ!このままじゃ4日から仕事行けねえ!」という方に限り、ご連絡いただければ何とかするようにいたします。
正月休みにつき、初詣やらあいさつ回りで出たり入ったりしておりますので、お電話では連絡がとりにくい場合があります。
master@nozomi-seitai.jp
↑こちらまでメールくだされば、わたしの携帯電話に転送されますので、早急に折り返しご連絡差し上げます。お時間の相談などいたしましょう。応急処置のご相談もOK牧場です。
「朝風呂にも入ったし、テレビもつまらんし、おせちも食い飽いたし……のぞみでもいってちょっくら揉んでもらおうかな…。オイかあさん、のぞみ整体に電話してくれー!あ、立ったついでに郵便受けに年賀状来てないか見てきて、それからそのついでにみかんを2、3個こっちに投げてよこしてくれー」
…ていうのは勘弁してくださいね。
どちら様も、穏やかでよいお正月が迎えられますように。
くどいようですが、まだまだブログは年内更新しますってば。
投稿者 あつこ : 14:37 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月28日
いま、出しにゆきます。
クリスマスのことも、ライブのこともひとっとび…しっかり書きたいのでまた改めてちゃんと書きますが、わたくしひとまず年賀状書き終わりました。おそいですか?おそいですよね。始めたの、11月アタマですのにね。
施術の空き時間にちまちま…あ、○○さんにはあのことも書いとかなくちゃ…あああ、そうそうそうそう…○○さんにはこのことを…とごそごそ、気がついたらもうぎりぎりです。
デザインはシンプル…なはずですがいろいろとボールペンで書き込んだので、結果なんだかぐじゃぐじゃと。
今年新たにご縁を頂いたお客様、治療家の先生方、そして…かわらずお付き合い頂いている皆様へ。
積み上げた総数300余枚。感謝の気持ちびっしりです。
ありがとうございましたー。
…いや、まだ年内、ブログ更新しますので、引き続き本年もよろしくお願いいたします。
投稿者 あつこ : 09:40 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月23日
ぽっかぽかをありがとうありがとう。
昨日も張り切ってのけたのにまた一晩で、ひざのあたりまで積もりました。
しかしまあ、毎日毎日よく降ります。
今日は、お休みを頂いていたのです。
18日に封切りになったセイザーエックス(っていう、マジレンジャーとはまた違うヒーローもの)とムシキングの映画を観にいこう、とずっと前から息子と約束していたのですが、この雪で平和堂まで三歳児連れて歩くのはちょっと…とあきらめて、また朝から雪のけです。
セイザーエックスは31日か正月のうちになんとか連れて行けたらいいけどなあ。
まだ降るのかなあ。自転車の後ろに乗せてホホホイっと行きたいなあ。
建物の正面に駐車場があるのですが、この雪で出入りしにくくて、皆さん結構お向かいのエフレさんに停めて信号渡って歩いてこられるのです。歩道もすっぽり雪で埋まると車道を歩かれるのですが、車道にものけた雪がはみ出してぬかるんで危ないので、ざかざかパラッツオさんの前の横断歩道のとこまで雪のけをして通路を作り、汗だく…。振り返ったら、また積もってましたけど(涙)。明日はまたどうかな。
もっぺんやらなあかんかな。
わたしの白魚のような手も(わはは)まめだらけです。
帰ってきたら、手紙がポストに入っていて、まあ月末近いのでだいたいは請求書やら何やらですが、そのなかに若奥様(2月11日のブログにもご登場)から、かわいいイチゴの封筒に入ったお手紙が☆
無事、ベイビーちゃんご出産とのこと、写真入りのおしらせと、ご近況のお手紙でした。
秋ごろ、8ヶ月くらいのときに整体を受けにみえてたので、「そろそろかなー」と思っておりました。
ママ似のラブリーちゃんのお顔を眺めて、身体も汗だくですが、心はもっとぽっかぽかです。
ありがとう。
投稿者 あつこ : 14:09 | コメント (2) | トラックバック
2005年12月22日
きょうも雪だらけなんだな
地吹雪、というのですか?
雪が横向きに降ってます。
近所の蔵。粉雪が、壁の焼き杉(?)部分にかかって、
なんだかチョコレートケーキのデコレーションみたいです。
食い意地張りすぎですか。
近所のお寺の柿の木も、すっかり雪帽子。
そんな風景を見ながら、♪野に咲く、花のよーうにー風にふかーれてー♪
と息子と合唱しながら雪を踏み分けて保育園に向かった朝のひと時でした。
朝イチのご予約の方から、「ちょっと出るの怖くてねえ…」と
お日にち変更のご連絡をいただき、
帰ってから、雪のおさまるのを待って、また雪のけです。
投稿者 あつこ : 12:31 | コメント (2) | トラックバック
2005年12月20日
ふぶいて候
どうなのよ、この雪は。
もうそろそろ、雪の話題は止めたいのぞみです。
ぼちぼち「腰が伸びんのだす…痛いのだす…」といいながらぎっくり腰などの急性腰痛で、中腰でよろよろ駆け込んでみえる人が2日に一人くらいの割合になり、どうも皆様、そろそろお疲れモードな気配です。
雪かき後の背中の下~腰にかけての痛みは、あまりお風呂につかりすぎたり、腰ばかりをごりごり揉んだりせずに、とりあえず背骨をはさんで腰に冷シップ2枚ペたり、で安静にして様子を見てくださいね。
痛くなると、普段はほったらかしなのになぜか急に腰痛体操始めちゃったりする人もおられるのですよ。悶絶しながら整体に担ぎ込まれることのないよう、そこんとこ、よろしこ。
でも、やみくもに全身にアンメルシンおよびバンテリンの塗布はお避けください。
寒さで生命の危機が訪れますので…(笑)。
投稿者 あつこ : 17:44 | コメント (6) | トラックバック
年末年始の変則営業のお知らせ。
おかげさまで、年末最終週のご予約は順々に埋まり、お取りしにくくなっています。
10月より、水曜日午後を定休とさせていただいておりますが、
12月28日・1月4日の両水曜日は、終日営業いたします。
特に、夕方以降のお仕事帰りの方のご予約は、早めに埋まりますので、
お早目のご連絡をお願いしております。
19時が、最終受付です。
投稿者 あつこ : 06:56 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月18日
とりあえず、天気(久米さんふうに)。
朝5時です。おはようございます。
風の音で目が覚めて下へ降り、仕事場の玄関の電気をつけてガラスのドア越しに外をのぞいたら…あだだあーやっぱり積もってる!
こないだほどじゃないにしろ、積もってます。
あああー。そしてこうやって仕事場のパソコンの前にいるだけでも手がかじかみ、歯の根が合わなくなってきます。温度計をみたら、ただいまの室温、5℃。
そりゃさむいっちゅうねん。
あばばばば…。退散退散…。
投稿者 あつこ : 04:55 | コメント (8) | トラックバック
2005年12月16日
いざ、冬将軍。(お迎えでゴンス)
今、最後のお客様をお見送りして片付けているところなんですけど、ブルドーザや大型ダンプカーがずらーっとうちの前の道路に停車中です。ライトをけして、アイドリングする黒い影。
かなりイカツく、ものものしい雰囲気。討ち入り前、といった不気味な静けさです。
どこへ向かうのでしょうか。
この週末がこの冬一番の寒波、って、じゃあ昨日おとついは一体なんだったのでしょうかねえ。
おそろしや…。
投稿者 あつこ : 21:00 | コメント (235) | トラックバック
2005年12月15日
八甲田山の、山田甲八さんから、中継でーす。
二晩続けて、えらい降りましたね。
奥越の方とかはもっとすごいので、なんともいえませんが。
各地の様子も、なかなかどうして…。
寝てても布団から出た顔が寒いわ、かといってもぐれば、同衾している息子の放屁にいぶし出されるわで、どうせえっちゅうねん…という冬の夜でした。みなさま、いかがお過ごしですか?
昨日は、10時からのご予約をいただいていたにもかかわらず、うっかり寝坊して気がついたら7時前…。慌てて父に雪のけをお願いして、保育園に行く準備をして向かったのです。その顛末は昨日のブログの冒頭に記したとおりです。
今朝も朝イチのご予約ありだったので、張り切って5時前から起きて念入りにストレッチをしたあと、ヤッサヤッサやりましたよ。途中、何べんも恥ずかしくも男前なポーズ(四股踏み)で休憩をとりつつ、「どうかまだ明るくなりませんように」と念じつつ。
新聞やさんが軽のバンでやってきて、「ごめんねー、遅くなって。」と新聞を手渡してくれたのですが、たぶんまだ6時前。イヤイヤ、じゅうぶん早いですよ。いつもは、2時半ごろにバイクが玄関前に乗り付けていますからね。これまた早い早い。いつもありがとう。
言うてる間に父が出てきてくれて、あとはちゃくちゃくと。
最後に、ご近所の方と通学路を信号の前まで踏み固めて、終了。
でも、見てると、子どもってわざわざ雪の中に突っ込んでいくのよねえ。
頑張ったのにあまり意味ねえーって思いました(笑)。
夜、暗くなってから、ぷち行灯してみました。
今夜は、もう降らないかな。皆様、雪のけお疲れ様でした。押忍!
長靴やスノトレでの作業ですと、足首が思うように使えません。股関節に負担がかかり、太ももやスネの外側がハリハリになります。しっかり、アキレス腱伸ばしと足首回し、やっといてくださいね。
普段、あまりしない動き(&力仕事)で疲れた身体のままデスクワークで拘束されるのって、思いのほか負担かかりますです。
急性の腰痛予防のためにもぜーひー!
投稿者 あつこ : 19:32 | コメント (2) | トラックバック
2005年12月14日
希望の轍を我はゆく、青白き頬のままで
雪ふりやまず。敦賀は積雪30センチだそうです。(12時現在)
朝、保育園まで歩いて送っていったのですけれどね。
「僕、もぐらさーん!」
て叫びながら、わだちにすっぽりうずまってほふく前進していくこの男、
もう、どうしてやろうかと思いました。
楽しくて楽しくてしかたないようです。いいなあ。
仕事場は、空調と温風ヒーターの二本立てで、えらい乾燥します。
わたしのお肌も「ああ東京砂漠…」て感じですが、室内も。
壁紙が、裂けるんですよね。
植物もよぼよぼで、でも水をやりすぎるとくったりするし。
ということで、母に買い物に行くついでに100円ショップに寄ってもらったのですが、園芸用品のところに「じょうろと霧吹き」が一緒になったのをみつけ、こりゃ便利ー。と買ってきてくれました。
早速、首のとこまで水をいっぱいに入れまして、観葉植物の葉っぱに霧吹きで吹きかけようとしたその時…。
このブログをちょくちょくお読みいただいている、わたしの行動もそろそろ掴めてきた皆様は、もうお分かりですね。
あ、フフンて鼻で笑ったりなさったでしょ。チャンネルはそのままで。
そうなのよ、やらかしちゃいましたのよ。
傾いたじょうろの口から水がじょぼじょぼー。
わたしのスリッパと靴下がみるみる潤っていったのでした。
あああー。
お バ カ さ ー ん。
あまりにも自分のやらかしたことが衝撃的にあほすぎて、しばらく靴下がびしょびしょのまま動けませんでした。ほんとにやらかし番長なものですから。
あ、そろそろ、息子を迎えに行ってやらないと。
遊びながら帰るので、えらい時間がかかります。
彼は最近、紅茶を牛乳で割って、お砂糖を少し入れて飲むミルクティーがお気に入り。
3歳の子どものくちから「ミルクティー」という大人びた言葉を聞くのがかわいくていとしくて、ついつい頼まれると断りきれずつくってしまいます。
「帰って、ミルクティー飲も」と言ったら、ちゃくちゃく歩いてくれるでしょうか。
ちょっくら、行って来ます。話の続きは、また今度。
投稿者 あつこ : 13:58 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月13日
武藤・踊るマハラジャ
こないだ特売で買ってきたシャンプー(モッズヘヤー?)は、
なんだかオトッツァンの整髪料のようなかほりがするとです。
だれか、わたしに『恋コロン髪にもコロンヘアコロンシャンプー』をプリーズ。
あの、恋コロンの中に入っていたつぶつぶは、なんの意味があったのでしょうか。
でも、ちょっぴりおねえさんになったようでうれしかったんだー。
そんな80年代。ちょっち胸キュンだネ。のぞみだゾ。
日曜は、定例研修があり、京都まで。
逢いたい人がいていったん河原町まで出たんですけど、まだ出勤してなかったみたいで逢えず、残念無念でござった…。名刺だけ預けてきました。
久しぶりに歩いた河原町通りは、クリスマス一色。10代~20代前半のヤングたちでいっぱいです。
この通りはホントに入れ替わりが早くて、どんどんパチンコ屋さんやゲームセンターが増えていってるような気がします。大好きだった丸善も閉まって、カラオケ屋さんか何かになるみたいです。さみしいな。
なぜか角の古い薬局で、ブラザーズフォーがエンドレスでかかっていて、思わず立ち止まって聴き入ってしまいました。子どものころ、父のカーステレオにはいつもブラザーズフォーと梅沢登美男とポールモーリア楽団とテレサテンのどれかのテープが入っていて、かなり聴き込みました。
今思えば、これもわたしの情操に大いに影響しているようです。幼児体験ていうのは、なんとも意味深いですね。
お昼ごはんを食べてから研修会場に向かおうと思い、よく行っていたインド料理店へ。
とくに飛びぬけておいしいということもないのですが、地下鉄東西線の市役所前駅のすぐそばにあり、ランチが安いこともあってインド料理好きにはお手軽で、よく利用していました。
向かいにあった朝日シネマでマイナーな映画を観て、ここで昼ごはんを食べて、丸善で立ち読みして、錦市場で卵焼きと鰹節と花を買って…という地味な修行時代の日曜日を思い出しながら、ランチを食べていました。食後のチャイうまー。
そういえばその頃、ここでランチを食べてのんびりしていたら、サリー姿の日本人女性(べっぴんさん2人連れ)が入ってきて、隣の席で優雅に食事をして、優雅に去って行ったのを思い出しました。彼女たちは一体、なんだったのでしょうか…。コスプレ?
あの通りにいたら大概いろんな格好をした人を見かけるんですが、あれにはたまげたなあ。そこのお店のウエイトレスさんは、色鮮やかなパンジャビードレス(ワンピース状の、丈の長いインド綿のTシャツと共布のズボン)をユニフォームとして着ているのですが、明らかにウエイトレスさんも困惑していました(笑)。
研修については、今年はずっと上部頚椎の矯正とか、SOTという車輪止めのようなブロックをつかったソフトカイロプラクテイックを学ぶ…というもので、今回はその総まとめといった感じだったのですが、いまいち私の見立て方に合わなくてぴんとこずじまい、とりあえず構造の学びや診断法を取り入れるだけのものとなりそうです。いろいろと考えが浮かんだので、しばらくは解剖学の本と首っ引きになりそうです。
うまく形に出来たらいいんですけど。
今日は、どんと雪が降りましたね。
年が明けないうちに、こんなにまとまって降るのは、久しぶりのような気がします。
全国的に、大寒波にすっぽりのようですね。
楽しい年末年始のご予定を控え、どうか体調崩されませんように。
大晦日の格闘技を、寝床の中で観るなんて、かなしいじゃありませんか?
どなた様も、夜は暖かくしておやすみくださいね。
投稿者 あつこ : 15:09 | コメント (2) | トラックバック
2005年12月08日
どっこい生きてる、シャツの中
昨日は、『FNS歌謡祭』をなんとなく観てしまったのですが、何がまいったかって…。
郷ひろみ。
あのなんともいえない声で迷曲の数々を歌いながら足をふり上げ、不思議なステップ、ジャケットの身頃を開き閉じ…と無駄なく、かつ意味もない動きで、ハートをわしづかみにされた、のぞみです。
ナンシー関さんの遺志を継ぎ、今後もあたたかく見守っていきたいです。ゴーゴー。
ここ最近、新聞を読んでいてもだんだん目の焦点があわなくなってきたり、テレビのニュースを聞いていても、こころを意識して遠ざけていないと、お腹の底のほうがどんどんもやもやっとしてきて心細いような苦しいような感じがあって。
そしてなぜか何年か前に観た映画、『マグノリア』をおぼろに思い出していたのです。
ストーリーははっきりとは思い出せないのですが(というか、あったようなないような…うたた寝のつぎはぎにみた夢、のようなあらすじだったような)、耳からもつれた黒い毛糸が出てきて、それを必死にほぐすような、でもほぐさなくてもいいことがわかって腑に落ちないながらもすっきりしたようなしないような、そんな『気分』がよみがえってくる、この頃だったのです。
昨日の郷ひろみを見て、「ああっ!そういえばマグノリアにトム・クルーズも出てた!」と唐突に思い出したりしておりました。なんか、久しぶりに見た彼は、『人の話をまるできいてない具合』が格段に増していて、「こんな風に自分のことを見てほしい!」という今までの強烈に気負ったしんどい感じと、日常生活のマインドの差が縮まったかのようで、変な風格が漂い、なかなか力が抜けていい感じでした。
いや、トムがけっこうそんな感じがしてたからね。
加速してるのか減速しているのかわからない、みたいな。
郷ひろみの言ってることは、自分軸すぎて八割がた意味がわからないのですが、「50代を完成型と位置づけている」というのはいまの彼の姿をみてなるほどなあ、という気がしました。
目標があって、それに近づこうとするストイックさと同時に、『待つ楽しみを知る』ことをいいバランスで併せ持つのって、簡単な様でむつかしい。
わたしも、なに言ってるんだかよくわかりませんね。
ただ、30歳をすぎて、なにかつき物が取れたかのように気持ちが楽になった感じがとても大きくて、でもそれで満ちたりた気持ちになっていては成長できないなあと思っていたときに、郷ひろみ。
『いつも心に、郷ひろみ。』
来年は、これで行きます。
途中、風呂に入って息子を寝かしつけて、年賀状の宛名書きをしながら再びテレビをつけたら、ちょうど歌謡祭が終わるところで、司会をしていた黒木瞳さんが
「どうか、この番組がわずかでも心の休まるひと時のお手伝いとなりましたら」
というような締めのコメントをしていて、まあ、心休まったかどうかはともかく、みんなどこかにそういうなにか救われたいような思いを抱えてこの12月を過ごしたりしているんじゃないかな、なんてぼんやりと考えたりしていました。
話しはかわりますが。
最近、息子は言い訳多く、すぐ「○○なんやけど…」って言うのですが、イマイチ滑舌悪く、「○○なんやケロ」と聞こえてしまいます。ケロケロ。カエル番長です。
投稿者 あつこ : 15:58 | コメント (10) | トラックバック
2005年12月07日
ごろごろにゃーんとイージスとゲレンデがとけるほど恋したい
月曜に雪が降り、その夜から火曜日の明け方にかけてのカミナリはすごかったですね。
ゴジラの襲来もかくや、といった地鳴りで建物が震動するのがよくわかりました。
そんな大あらしのさなか、なぜかうちの庭先でのら猫が大喧嘩をおっぱじめ、カミナリはごろごろ、猫はにゃーんにゃーん、そして息子がガバリと飛び起きて「おしっこもれそう!もれる!もれる!」とぐずり、もう、うるせえのうるさくねえのって…とプチ江戸前風な感じ(なんやそれ)ののぞみ整体院です。タイトルも三題噺ふうですが、内容はまあまいどおなじみのつまらねえ話を一席。
いつもはかの国を睨み、日本海を護衛艦2隻を連れて行ったり来たりしているイージス艦が、この大あらしで海も大荒れで、どうやら乗組員さんも船酔いしたようで(←嘘ピョン)、敦賀湾内に珍しく避難停泊しています。大きすぎて着岸はできないので、そこから小船を下ろして乗り降りするようですが…。
湾内にイージス艦がいるだけでなかなかものものしい雰囲気みたいです。
火曜日の午前中は、息子の発表会があり、仕事を休んでいってきました。
もう、ホールに響くピアノの懐かしい音色だけで涙腺がゆるむのぞみです。
一番最初の発表は、年長さんの手遊び。
「アルプス一万尺」を唄いながら手を合わせたり、ウルトラマンのようなポーズをとったり…。
小学校低学年の頃、あれが上手に出来る子はモテモテでしたよね…(遠い目)。
型ができるようになると、今度はどんどんスピードアップするのがイケているふうになって、しまいにはなんか天下一武闘会状態になっていくのが笑えましたけど。
わたしは結局できないままだったので、感心して見ていました。
そして、息子がこないだから「アルペンの歌、知ってるか?」といっていたのは、これのことだったのね…と納得。アルペンて…広瀬香美?と思っていた(古!)おかあちゃんを許せ。
年中、年長さんは出来ることも増え、見ごたえがありますが、年少さんや未満児さんは、先生方の熱演がとても光ってました…(笑)。息子は、前もって「手を振ってはいけません」とお達しがあったにもかかわらず、にやにや笑って「あーちゃーぁん!」と手を振り、すっかりこちらに気を取られてまるで素のままでした…がっくり…。
投稿者 あつこ : 11:43 | コメント (258) | トラックバック
2005年12月05日
大寒町に、ロマンは沈む
永いこと屋外に出していた植木を、室内に入れたら、
さっそく『新芽ちゃん』が…(^_^)
サンタさんも、はしごをかけて覗きにいくところ…
がらになく乙女ちっくなこと書いてみちゃったりするのぞみでした。
これも雪がくれたさぶい魔法かなァ…。
コラ!そこのキミ!
笑ったら、ダ・メ・だ・ゾ!(浅倉南ふうに)
投稿者 あつこ : 14:27 | コメント (0) | トラックバック
山は紅(くれない)、明日は雪
まるでカレンダーを確認したかのように、キッパリと秋から冬になりました。
寒いねえ。寒いねえ。外は雪だよ。
朝の雪はほどなく融けて、いまは冷たくて細い冬の雨が降る、敦賀です。
お隣の美容室『sora』さんは、今日がオープンで、お花屋さんの車が入れ替わり立ち替わり停まり、花輪や花かごや観葉植物を運び入れていて、とてもはなやかな雰囲気です。
朝、ちっちゃい植木を持っておめでとうを言いに行ってきました。
外は水色のドアでかわいい感じですが、中は濃いブラウンがベースの、温かみのある落ち着いてオシャレな感じのサロンでしたよ。
オープンの日に初雪、というのも初づくしな感じで、おめでたいですよね。
投稿者 あつこ : 13:42 | コメント (0) | トラックバック
2005年12月02日
チベタン・ダンスでステップ・イン・トゥ・エイジア
年越しは、なぜか甘栗とハッピーターンが必須アイテムの我が家です。
『スキウタ』投票って、なんの意味があったのでしょうか。
紅白はまさよしだけ観て寝ます。
ま、彼の出場はかなり意外でしたけど。のぞみです。
こないだ、お客様の身体のことでどうしてもわからないことがあったので、わりとそのお客様と体型が似ている友人の押尾さん(仮名・お婿さん募集中。)を思い出して久しぶりに呼び出して、身体を貸してもらったのです。
以前より、押尾さんは彼女なりに自身の身体について悩むところがあり、たまにあえばすこしほぐしてストレッチなどのアドバイスをしていたのですが、久しぶりに再会した彼女いわく「いまは、のぞみちゃんに教えてもらった体操はなにもやっとらん」ときっぱり。えー。
でも、身体はあきらめたわけじゃない、と。
で、なにをやってるのかと問うたら、おもむろに五体投地礼 のようなことを始めるのです。
頭の上で手をあわせ、しゃがんで地面に手をつき、そして腕立てのようなポーズ、それを繰り返し繰り返し…。ぐにゃぐにゃと立ったり座ったりを繰り返すのみ。
そ、それはなんというか…
チベット巡礼中ですか?
というあやしさ。聞けば…
「あるある大辞典でやってたやつをとりあえず、やってた」らしい。
また『あるある』か!と思いましたが、それよりも「とりあえず」にひっかかりました。
ズバリ、言うわよ。あんたねえ…。
それ、どこにも効いてないからね…
効かせたい場所に意識を持っていかない体操ほど、無駄なものってないんですよね。
形だけ真似しても、身体の硬い人はともすれば怪我のもと。
どこに効いているかわからないと、だんだん嫌になってきて、回数をただこなすだけの時間の無駄遣い。
で、結局やらなくなっちゃう…。
のぞみ整体院では、施術前に、かんたんな動作チェックを行なっています。
漫然と『肩こり』『腰痛』を主訴としておいで頂いた方には、「腕がまっすぐ上げられなくなっている」「腰が痛いので、座る時に自然と背中をいつも丸めているけど、さらに丸めると腰がますます痛く感じる」「反らすと腰じゃなくて、背中の真ん中が痛い」とか、思いのほかご自身の認識と身体がちがうことを動作チェックを通じて感じていただくことで、主訴だけが原因ではないと感じていただくのが狙いです。
そして施術後、軽くなったお身体を実感していただいたあと、「これは、私(施術者)の手によるものではなく、あなた(お客様)本来の身体なのですよ」と前置きした上で、それを維持していくために必要な、お身体にあったストレッチをお話しする際、「なぜ必要か」「どこに効いているか、効かすべきか」をお話ししています。
重力があり、利き手利き足があり、はたらく環境やそれに応じた立ち位置座り位置、交感神経にアクセルがかかり、痛みを感じやすくするストレスにまみれた生活…身体は使えばバランスを崩すのは当たり前のことです。
こないだ、押尾さんからも聞かれて、そういえばよくご質問を受けるのよね…と思ったのですが、
「『いい姿勢』って、どんなですか?」ということ。
「それなら、あなたの思う『いい姿勢』ってなんですか?」
と聞くと必ずといっていいほど、胸を張って、腰を反らせるのです。
「じゃ、その姿勢は楽?ずっとつづけられそう?」
と聞くと、これまた大概の方が「ハアー」と息を大きく吐きながら「無理…」と呟かれるのです。
背中に関して言えば、『丸めるのも反らすのも、気持ちよく出来る身体』を手にいれることができれば、姿勢を正すのに無理は要らないと考えます。
そのような、『やわらかい』だけとはちがう、『しなやかでかろやかに動かせるからだ』=疲れにくいからだ作りを、のぞみ整体院は目指しています。
押尾さんには、ふだん施術のラストに行なっている肋骨調整をバージョンアップさせて、呼吸誘導を繰り返し行ないました。
最初は誘導しても知らず知らず「伸びをしながら息を吐く」「からだを屈めながら息を吸う」なんて不自然な状態(普段のへんなクセだと思うのですが…)が入ってきて、普通の呼吸にまず戻す、ことを念入りに。
そしたら…あら、思わぬところに意外な効果が…(笑)。
わたしも押尾さんもびっくり。
「腰痛は、姿勢にある」と思うんだけど、言われるんだけど、それってどーせえっちゅうねん…ていうような、姿勢にお困りの方、一度ご相談くださいねー。
投稿者 あつこ : 14:27 | コメント (2) | トラックバック
2005年12月01日
言ったあとで急に僕は、何故だかわからず泣いた
いよいよ12月にはいりましたですねー。
こないだ本で読んだのですが、はるかアイスランドでは、『いい子にしていたら枕もとに置かれた靴下に、お菓子やおもちゃが入っている』というのは日本やだいたいのほかの国と一緒なのですが、もし言うことを聞かないでいると…
『靴下の中にジャガイモがはいっている』らしい…。
アイスランドの子どもたちは、ジャガイモを入れられることのないように、いい子にして過ごすのだとか。
ジャガイモって…どうよ…。なんか、「何もなし」よりもせつない気分になりそうです。
クリスマスの、せつないというかしょっぱい思い出なのですが、これまた26才の年末。
当時、整体治療院ではたらきながら、オーナーのご厚意で、オーナーの同級生が院長として開業している接骨院に週二回、勉強とアルバイトを兼ねて行ってたのです。
接骨院では、自分の仕事がおわっても、最後の院長の施術が終わって閉院するまで居たので、そこから歩いて山科駅まで20分、そこから電車に乗って当時住んでいた堅田駅まで22分、そこから自転車で10分のアパートへ…という道のりで、いつも帰りは22時~23時でした。
12月24日。
ちょうどその日は接骨院行きの日で、まあイブということもあり、患者さんが比較的少なかったのかどうかもう忘れてしまいましたが、とにかく20時過ぎに上がれることになり、いつもどおり帰路についたのです。
堅田駅につき、ひょっとしたら…と自転車を反対方向に走らせて、「あんた、堅田に住んでるのに知らんのん?あそこのケーキはおいしいんやで!」と教えてもらってたケーキ屋さんに行ってみたら、まだ開いてる!やったー♪と駆け込みました。
店内には、包装を待っている勤め帰り風のオトーサンと、予約のケーキを受け取りに来た風の親子連れ、中年女性が2人…とこの時間にしては多く、あとは若い女性の店員さんが三人。
「あそこはね、一番シンプルなイチゴのショートがおいしいんやで、1切れもわりと大きいし」と教えてもらっていたので、「どうなさいますか?」と笑顔で聞いてきた店員さんに、「これをください」とショーケースのなかのケーキを指をさしました。
店員さんはさっとトレーの上に取り出して、小首をかしげて「それから?」という顔。
わたしが「あ、それだけでいいんです」といったその瞬間…。
店の中の空気が変わったのがわかりました。
隣に立っていたオトーサンはハッとしたような感じでこちらを一瞬チラ見、注文をとってくれた店員さんはなぜか「あ…ゴメンナサイ…」と小声で呟いて伏し目がちに目をそらして包装に入るし、他の店員さんも「ええ!?」っていうような顔で振り向くし、なんか…すごく気まず~い雰囲気が店内を覆ったのでした。
「クリスマスに、女一人でケーキ屋に入り、1切れのケーキを買う」ということが、世間的にはどれだけイケてないか、ということがそのとき初めてわかりました。
待っている間、なんだか気まずい空気のまま、さっきのオトーサンや親子連れやマダムたちも言葉少なに店を出て行くし、手があいた店員さんが一人になった私に「あの、これ一番人気の新商品なんですけど、よろしかったらご試食くださいね」とブランデーケーキの包みをそっと手渡してくれるし…アア…私なんか、微妙な気の遣われ方されてるう…とますますなんともいえない気分に…。
しまいには元気の無い声で「ありがとうございましたー」と見送られ、ケーキを買おう!と入った時のウキウキ感はどこへやら。
部屋に帰って一人FMを聞きながら食べたケーキはなんだかしょっぱく、コーヒーは苦く。
なんともいえないクリスマスイブでした…。
クリスマスだけでなく、大きなイベントは、その日までのカウントダウンのわくわく感がよいんですよね。
どうか、気ぜわしいとは思いますが、楽しい毎日をお送りいただけますよう。