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2006年04月30日

誰にも負けない強いちからを僕はひとつだけ持つ

だれかの~ぞみを知らないか~♪東京がえりののぞみです。
ろくでなしな母親をどうかゆるせよ、息子。
東京滞在中の息子への電話は、必死に我慢して明るく振舞う声が伝わってきて、1泊目以降はちょっとつらかった。すこし泣いた。


このたび、アンビリーバボーかつ、アメイジングで、ちょっぴりミラクルな3日間を過ごしてきました。
ホームページと経営セミナー、そして手技勉強会。

ギリギリまで、息子を残して3日も(夜行バス泊をあわせると4泊も)家を空けるという母親としてどうなのかというジレンマがありましたが、でも、でも、思い切って行ってよかった。
いろんなビジョンが浮かんできて、新しい手の感覚を得て、近々さらにバージョンアップがでけそうです。

皆さまにも施術を通して、この感激をお分けできるよう、お身体にお伝えできるよう精進します。


そして、この3日間でたくさんの手技療法家の皆さまとご縁頂き、手元に残ったお名刺20数枚、そしてその輝きは実にプライスレス。
経営も技術もこれから進む長い道も、模索しながら悩みながらときに泣きながら、それでも確実に歩みを止めない皆さまの姿にとても励まされました。


本当に、自分は恵まれているなあと当たり前の日々に感謝です。

投稿者 あつこ : 01:34 | コメント (6) | トラックバック

2006年04月24日

月曜日はウンジャラゲ→らんららんららんで1週間?

今週は、月曜の夜の夜行バスで上京し、金曜日の朝に帰ってきて昼から仕事、土曜は所用でお休み、日曜の午前中は東京からのご同業のお客様を(出身が敦賀の方で、帰省がてらのご予約を頂いて)お迎えし、また昼から奈良行き…という予定です。
今月のご予約は、金曜日の夕方におひとり入れるかどうか…(いま現在)というところで、それ以外のお急ぎでない方は、5月からのお申し込みをお願いしています。

申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


で、今日(もう昨日だ…)も奈良に研修に行っていたわけなんですが。
そこで、実習のあいまに先生からうかがったお話し。

大和郡山にある『番条町』という集落には、大師堂と八十八軒の家があり、それぞれのおうちで八十八のお寺の大師さんの厨子を祀っているのだそうです。
去る4月21日はお大師さんの日。
朝から八十八の家々の軒先にお大師さんの像が飾られ、これをぜんぶ廻ると、四国八十八ヶ所巡礼と同じご利益が得られるのだとか。


毎回、近鉄郡山駅から降りて、味わい深い旧商店街をぬけて細い路地をずっと通っていくのですが、通りに面したお寺に、手書きのポスターで『えんぴつくようをします。つかわなくなった、ちいさくなったえんぴつをもってきてください。おかしとこうかんします』と書いてあり、通るたび「針供養は聞いたことがあるけど、なんでえんぴつ?」とずっと疑問に思っていたのですが、そうかそうか弘法さんにゆかりがあるのね、と先生のそのお話をきいていまさらながら遠まわりに納得。


『草は願わずとも生え、花は願えども散る』
今日は、ポスターと並んでそのような言葉がありました。


めぐり来る春、めぐり来る日々。
どうか、よい導きが注がれていることに気付けますように。

投稿者 あつこ : 01:24 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月22日

歩いてく

a woman, the style


For attractive lips, speak words of kindness.
For lovely eyes, seek out the good in people.
For a slim figure, share your food with the hungry.
For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day.
For poise, walk with the knowledge you'll never walk alone ...
People, even more than things, have to be restored, renewed, revived,
reclaimed and redeemed and redeemed ...
Never throw out anybody.
Remember, if you ever need a helping hand,
you'll find one at the end of your arm.
As you grow older you will discover that you have two hands.
One for helping yourself, the other for helping others.

時を超えた美しさの秘密とは


魅力的な唇のためには、優しいことばを紡ぐこと

愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること

スリムな体のためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと

豊かな髪のためには、一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと

美しい身のこなしのためには、決して一人で歩むことがないと知ること


人は、物よりもはるかに多く回復し、復活し、生き返り、再生し、報われることが
必要なのです、くり返し、くり返し、報われることが

年をとると、人は、自分に二つの手があることに気が付きます
一つの手は、自分自身を助けるため
もう一つの手は、他者を助けるために




銀幕の妖精、オードリー・ヘプバーンが、二人の息子に、よく語って聞かせた詩なのだそうです。
題名は『a woman, the style』…となっていますが、女性の生き方としてのみならず、人間としてのうつくしい生き方を説いたものであると感じます。


わたしは、いままで最後の

『年をとると、人は、自分に二つの手があることに気が付きます
一つの手は、自分自身を助けるため
もう一つの手は、他者を助けるために』

という部分だけは出処も知らず、おぼろげにしか存じ上げなかったのですけれど。
この詩自体は彼女の創作ではなく、どなたかのものであるようですが、ひとつの詩を一生の心のよりどころにし、時にくちびるに乗せ、その想いを自分に向けてではなく、外に向かいみずから実践し続けるということが、どれだけ難しいことであるということかを考えると、今回全文を目する機会を持ち、その言葉の大意と彼女の晩年の活動を知り、彼女の、彼女以外のなにものにもない凛として聡明なうつくしさと強さをあらためて想ったのでした。




そんな彼女とわたしを同じ土俵に乗せるつもりはさらさらないのですが、このところのオノレの無為な日々にちょっぴり反省混じり、牛乳を飲みながら、暗い台所の冷蔵庫の前でたたずみ物思ふ夜更けです…。

さ、風呂入って顔洗って仕事しよっと。

投稿者 あつこ : 02:21 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月21日

きわどいキーワード(おやじギャグ)

女は、子宮で考える生き物なのよ…。
わたしの身体はワインでできているの…。

川島なお美のずば抜けた身体のインナー感覚には脱帽ののぞみ整体院です。


のぞみ整体院は、実は有限会社です。
…というか、有限会社の一部門なのですがね。

父の本業の呉服店、父の副業の遊漁船 、母の本職の洋服のリフォーム、そして、わたしの整体院…。なんだか、事業大展開に聞こえますか?ははは違います。違いますです。

それに加えて、父が着物のインターネットショップ三和呉服店 をはじめましたのです。
なんでみつわなのかは、お買い上げいただいたらお教えします、だって。
中途半端な販促だ。
よろしかったらご覧になって考えてみてくだされ。
あ、某ホームセンターとは関係ありません(笑)。




「着物」と「きもの」では、どちらが検索されやすいか『キーワードアドバイスツール』で調べてみました。

まずは『着物』。


検索数 2006年 3月
検索数 キーワード
85210 着物
15227 着物 着付
13836 着物 髪型
11962 リサイクル 着物
10365 アンティーク 着物
10211 着物 レンタル
8824 着物 ヘア スタイル
8319 着物 リサイクル
8118 京都 着物
5792 京都 着物 レンタル
5696 着物 ヘア
4696 あぜくら 着物
3960 着物 リメイク
3794 愛染 蔵 着物
3646 着物 リフォーム
3486 着物 買取
3434 レンタル 着物

…ふーむ…。


そして、『きもの』。

検索数 2006年 3月
検索数 キーワード
49237 い きもの がかり
23900 きもの
6550 い きもの がかり sakura
5093 京都 きもの 市場
4455 きもの やまと
3615 京都 きもの 友禅
3358 へん ない きもの
3342 い きもの がたり
2919 京都 きもの
2226 京都 きもの 学院
2074 きもの リサイクル
2064 い きもの がかり 歌詞
1830 リサイクル きもの
1347 sakura い きもの がたり
1343 きもの レンタル
1247 い きもの がかり sakura 歌詞


……あれ…?『きもの』、トップじゃないんですけど…。

1位は『いきものががり』…。

『へんないきもの』なんてのも上位ですね。
あいまにちらほら『きもの』系キーワードもありますが…。

以下には

『オラはにんきもの』

『あんきものつくりかた』

『いきもの地球紀行』

なんてのも…。

ちなみに、うちのホームページのアクセス解析を見ていたら、『整体 エロ』のキーワードでおいでになったかたがいらっしゃいました。うーん、きみは何を期待しているのか。

しかし、「エロカッコイイ幸田シャーミン」だの、「香田晋」だの、挙句の果てに「冠二郎」情報を読まされて、さぞかしがっくりとなさったことでしょう。

投稿者 あつこ : 04:52 | コメント (0)

2006年04月20日

当月の営業について

今月は、日曜午後からの奈良行きに加え、25,26,27日の3日間を東京での研修(ホームページセミナーと、オステオパシーの先生を招いての2日間の勉強会)に参加するため、月末のご予約が大変お取りしにくくなっております。申し訳ありません。

今月中に1回いっとかな、ちょっとやばいかな、いやもうチョイ我慢できそうかな?…とお考え中の方も、予約情報確認のページ でいますぐお調べのうえ、早めにご連絡くださいね。

これ以上の我慢は無用ですよ。

投稿者 あつこ : 15:58 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月19日

わたしの中の、よからぬものが…

私の日記更新時刻や、メールが送られてくる時刻を見て、「のぞみさんは不眠症なの?」とひそかに思われていたらしい。だはは、違います。答えはブーです。

夜、九時には息子と寝てしまうからなのれす。
おかげで、お客様にドラマやあるある大辞典の話題をふられても、ついていけません。
すみません。今朝も「わたしの中の、よからぬものが…ジョジョビ、ジョバァ~、ジョビジョバァ~♪」と口ずさみながら、なにやらごそごそと仕事をしています。

キョンキョン、最近すごくイイネ!のぞみ整体院です。



昨日は、金沢からお客様がおいでになりましたよ。
東京の整体スクールまで通って整体の勉強をなさっている女性です。

そちらの院長先生から「石川と、福井ってけっこう近いんでしょ?連絡取り合ってみたら?」というじつに大雑把な地理感でご紹介頂いたのが結果的にありがたいご縁となり、メールをやりとりしたりしてこのたびお目にかかる運びとなりました。
現在はあの『ボディショップ』 でお店を任されている店長さんをされてるとのこと、なんだかすばらしーく佳いかおりのする、とてもチャーミングな方で、ドキドキしました。


今回は『ボディプラス』(ボディバランス&足らくリフレ)を受けていただきました。
施術を受けていただきながら、いろんなことをお話ししました。

開業を見据えて勉強を進めておられるだけあって、ご質問もブレなく核心をついたものばかり。
わたし、開業前はそんなにしっかり考えてませんでしたよ…振り向けないという危機感だけで突っ走りましたよ…とどぎまぎしながらも、日ごろ仕事をしていく上での大切なことをフィードバックしていただき、なんだか逆に勇気づけられたひとときでした。

「いくら技術があっても、いくら人柄がよくても、食えなくて、家族を養えなくて廃業していく人がおおいんだよ。ほんとーにおおいんだよ。それでもこの仕事で食っていく覚悟、ある?」と入学する前に何度も、そして勉強している常々も院長先生は、生徒さんに話されるのだそうです。そうだよなあ、そうだよなあ。

この仕事はなんだか癒しやら健康やらのキーワードで、ちょっとブームっぽく、追い風が吹いているとなぜか思われがちなのですが、なかなかどうして、ほかのお仕事同様に厳しいものです。
「儲かるか?」とかいうご質問を頂くたび脱力感で倒れそうになることがたまにあります。


そんななかで、自分自身のコア(核)をもつことはすごく大事。
というのをとても思います。技術ももちろんそうですが、マインドも。

何のためにこの仕事をしているの?
お客様との約束、なによりも自分との約束、守れていますか?
それを見失ってしまうともう、つまるところグダグダになってしまいますね。
わたしも見てのようなズボラな性分ですから、軌道修正するのが大変大変。


ご同業の方だけでなく、おいでいただいた方から、よくそういうお声がけも頂きます。
男性で、自営や会社を興されている方からが多いですね。
きっと、頼りなげにみえるんでしょうねえ…(笑)。

でも、そうやってお話しするだけでも、また、背筋がしゃんとする。
頑張るという言葉は昔から苦手ですが、また明日から、いや今日からと思うのですよ。

投稿者 あつこ : 03:25 | コメント (5) | トラックバック

★更新情報★

よくある質問 ページの更新のおしらせです。

『足らくリフレって、どんなことするのですか?』
『一回で楽になる?何回くらい通わないといけないものなの?どれぐらいのペースで?だってしんどいんだもん。 』の2件です。

また、更新しだいお知らせいたします。

投稿者 あつこ : 02:03 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月17日

28:1+2+4+7+14=28

ゴキブリホイホイを仕掛けると、大変気持ち悪いにもかかわらず、毎日どれだけ捕獲されているか確認せずにいられないのぞみ整体院です。エブリデーサブイボ全開。



遅ればせながら、このお正月に映画化もされた『博士の愛した数式』の文庫本を、昨日奈良へ行く途中の本屋さんで買って京都までの電車の中で読みきりました。
息子の誕生日に、義理の母から毎年「この子の誕生日は、あなたがお母さんになった、大切な日でもあるのですよ」とメッセージをもらい、今年は「よかったらこの本を読んでみて」と勧められていたのです。

小川洋子さんの著書は、20代のほんとにはじめに2冊買って、目が覚めて夢の輪郭がどんどんぼやけていくのが寂しくてなんだか泣きたくなるような…でも泣いたら少しほっとしてまたちょっと頑張れそうな雨の日の朝にも似て、題材の現実味には欠けるけれどもそんな読後感がとてもその当時のわたしの現実を励ましてくれるような想いがあり、なんどもなんどもくりかえし大切に読んだものです。
『博士の愛した数式』は、その小川さんの新作ということもあり気にはなっていたのですが、このところ最近、昔の気持ちの深いところにに立ち返り、今の自分をかんじるのがすこし苦しいことがあって、なんとなく手にとれずにいました。

うつくしく端正な文章はあのときの印象のまま、そしてまたしてもかなり突拍子もない設定、途中から阪神タイガース(と江夏豊)のことが突然出てきて、最後にはそのことがこの物語の重要な部分になるのですが、読み進むうちにぐんぐん物語の中に吸い込まれていったのです。
声高にさけぶ愛ではなく、ぱつぱつにふくらむ恋ではなく、それぞれが、お互いを常にこころのどこかで気にかけ、みとめあい、想いいつくしむやさしさが全編にみちていました。

ちょうど、守山駅を過ぎるぐらいで読み終え、本を閉じてもざばざばとあたたかい涙があふれてきて、途中から乗ってきた人たちに、「ま、春やしいろいろあるわネ」なんて寛容かつ無遠慮なまなざしで見つめられてしまいましたですよ。

80分しか記憶がもたない数学博士と彼の世話をする家政婦の女性、「ルート」と博士に愛称をつけられた彼女の息子が近くの球場にきたプロ野球公式戦を観にいく場面が半ばころにあるのですが、亀山、新庄、久慈、中込、パチョレックといった、甲子園にも応援に行っていた頃の懐かしい阪神のメンバーの名前が出てきて、ほんのりとなつかしく嬉しかったです。

彦根のあたりで、まっさらのユニホームに身を包んだ高校生が、桜の花満開の校庭で掛け声を合わせながらグラウンド馴らしをしていてましたよ。まるで、映画のような光景で、しばし本から目を離し、車窓からじっと見つめてしまいました。めざせ甲子園。


そういえば、土曜日にみえたベテラン看護士さんは、「明日、甲子園に応援にいくんです」と帰り際、にっこりして楽しみなご様子でかえられましたっけ。
はじめておいでになったとき、「自分の仕事のことを考えると、こういうところにお世話になるのはなんだか恥ずかしいような気がして…」とおっしゃっていたその方も、今回3回目。


看護士さんたちのご利用は、けっこうあります。
皆さん、お仕事柄いつも夜勤明けなどにくたくたで見えるのですが、お話していると「この疲れを認めたくない」というような想いがどこかにおありなようで、というよりもそうご自身に言い聞かせないと乗り越えられないような激務と緊張感が日々あるからだと思うのですよ。

たくさんの疲れや痛みを持ち込まれるので、どれを優先的に楽にするか、疲れ落としだけじゃなくて、翌日からの日々のくらしやお仕事でのパフォーマンスアップにつながるようにするにはどうしたらいいか?と、お仕事の内容を差し支えないように伺ったりしながら、考えています。


そんなことを考えたり思ったりした日曜日でした。

投稿者 あつこ : 17:19 | コメント (2) | トラックバック

2006年04月13日

いつも心に花束を

こうだといえば、倖田來未?と書いたら、「いやいや、香田晋がいるじゃないか!」といわれました。
いるじゃないか、といわれても。ねえ。どうなの?どうなのってば。

冠二郎のステージをみると、キン肉マンにでていた「アシュラマン」というキャラクターを思い出します。
歌唱での表現力の乏しさを懸命に顔面やアクションで表現しようとするのですが…。
にじみ出るのは芳醇な彼自身の味ばかり。
彼の空振り演歌の真骨頂「アイ・アイ・アイ・ライク・演歌♪」のフレーズでおなじみの『炎』、宮本武蔵を尊敬するあまりマイク2本を両手に持ち(二刀流?)歌い上げたという伝説を持つ『ムサシ』、日本の演歌なのに海賊船?『バイキング』。いずれもすばらしい。みなさま、今からでも遅くないので、有線でのリクエストお願いします。
年末の有線放送大賞で、功労者として二郎からステージに呼ばれるのを企むのぞみ整体院です。




半年ぶりくらいに、整体を受けにおいでいただいたお客様。
こちらから多くはお聞きしませんでしたが、とてもとても、お疲れなご様子でした。

こころが身体におよぼす影響というのは思いのほか大きく、ならばひとまず身体をすこしづつ楽に、のちのち元気にしてこころが少しづつ回復するのを待つ…というのも整体をご利用いただくひとつの方法なのですが、どこまでお楽になることがその方にとってベストなのかというのも個人差があり、施術だけでなく、どのようなお声がけをしたらよいかということも考え、ときにお見送りしながら、もっとこう言えたらよかった…と思うこともしばしばあります。


「仕事が終わってからの時間や、お休みの日をただ無為に過ごしてしまう時間を自分の時間として満足して過ごせていないことに、焦りのようなものがおありなのかしら…」と、ぽつぽつと話されるのを伺いながら、身体を触らせて頂きながら、なんとなく感じたのです。なんとなく、ね。
「サプリメントなどを飲む必要はありませんけれども、どうかひとたび、自分だけの為にお花を買って生けてみてください。鉢物や観葉植物は構う余裕がないと枯らせてしまって自責の念にかられるので、経験上あまりおすすめしませんけど…(笑)」と、お帰りぎわにお話してみました。
どうか、次にお目にかかるときは、すこし元気においでいただけますように。

「いつも心に花束を」、とタイトルにつけてみました。
中学2年生のときに担任を受け持って頂いた、若くてとてもチャーミングな女性の先生がよくおっしゃっていた言葉です。そのときは、あまり意味もわからずに、特に何の想いももたずにいたのですが、最近、とてもいい言葉だなあとたびたび思い出して考えています。



悲しいとき、こころがくたびれているとき、花が涙が出るくらいうつくしく見えるのはなぜなのでしょうね。

投稿者 あつこ : 02:40 | コメント (2) | トラックバック

2006年04月09日

Keep The Faithとは信念を貫くということでしたか

すこし遅めのお昼ごはんをとろうとモスバーガーに入ったら、ボンジョヴィの懐かしい曲が流れてました。
そのあとは、マライア・キャリーとかニューキッズ・オン・ザ・ブロックとか。そういう選曲だったようですよ。

それにしても、何事も最初が肝心というのはボンジョヴィを話題に出すたび思うのです。
ジョン…まで言えたらあとはさらりとボンジョヴィ…と出てくるのですが、
うっかりボン…からはじめてしまったら

ボン・ジョンジョヴィ?

と絶対噛んでしまいます。
ひとたび噛んだらもう駄目で、ジョン・ジョンジョヴィなのかボン・ボンボヴィなのか…冷静に言い直す平常心すら失ってしまいます。
なんとか話題をふろうと「モア・ザン・ワーズのハモるとこをさ…」なんていうたら「それはボンジョヴィじゃなくてエクストリーム!」と突っ込まれ…。
こういうことが朝イチにあると、もう、その日は一日つまづきまくりです。


そんなことを思い出してニヤニヤしながら、勉強会に向かったのです。


前回はシンクロについて…あ、シンクロって、ウォーターボーイズじゃないですよ。まったく関係ないところで起こった事象が結びついて、連鎖的に身に降りかかることです。シンクロニシティです。
そのことについて興味深い話を伺って、今回も、骨盤の構造の話の合間に先生がおっしゃるには、「最近、同じような症状や状態をもってみえた人が続くんですよね。それは、たぶん、今、自分にはそこをみ続けることが必要だから、そういう人を呼んでるのだと思うのですよ。」という話。
なんだか怪しい世界のようですが、「そうそうそう!そうなのよ!」という感じでした。

何回かおいでいただいてもなかなか楽にならない方がいて、「ここはどういう風にしたら…?」と思っていたら、「じゃ、こういう例はいかがかしら?みていただいてもよろしくてよ」というような違う角度から状態のかぶる人がパンパカパーンと現れること。すごくあります。

そうすると、あれとこれとが手をつなぎ、それとこれとが足したのち少し引かれ…頭の中でグジャグジャもつれていたものが「!」ということになるのですね。
これが、整体の面白いところ。


「身体、つかれるでしょー?」って、よく言われるのですが、わたしは力いっぱい押したり揉んだりするやり方ではないので、あんまし身体は疲れません。
でも、脳みそのなかで人体模型をぐるぐるさせながら考えるので、頭はへとへと。それがとてもつかれます。
お客様の身体と対峙して、「そもさん!」「せっぱ!」(一休さん?)って感じなのです。


インスピレーション?


そうそう、インスピレーション。ちょっと手を止めて深呼吸してそれがビビビと降ってくるのを待つこともあります。
でもね、ただ待っているだけ…神様まかせ(特定の宗教ではなくて)…というものではないようなのです。
インスピレーションの理論を詳しく知らなかったのですが、最近これもたまたま久しぶりに広げたある方のブログ (すばらしく勢いのある人で、元気をもらえるのでリンクしました。)によると、インスピレーションとは…


『事前に脳に質問をたくさん投げかけておくこと』が大切。ヒラメキとは、そもそもは悩んでいたことに対する解決策。いっぱい悩んで、脳に質問しておけばそのぶんたくさんのインスピレーションが降ってくる


こと。なるほどね。
『ひらめき型』というのはとかく感性派、天才肌風にとられてしまいますが、常に物事について考え続ける集中力に長けた人のことなのね!と目からうろこが落ちるような思いで、何度も何度も読みました。

わたしにはそこまでの力はないですが、おいでいただいた人の身体に思いをめぐらすように日々を過ごし、お客様との語らいの中でふと芽生えたことが、あの人の身体のあの部分と…あの人の身体のこの部分と…という風につながっていって、それが、また明日からの施術につながっていくんだと思います。

勉強会などにでることも、「新しい技術を仕入れる」ということではなく、「おいでいただく方に対しての準備をととのえる」ということなのですね。
そんなことを考えながら電車に乗ってかえってきました。



この仕事が本当に大好きなのですが、今のところ心から「天職である」とは言えずにいます。
たぶん、まだ覚悟が足りないのだと思います。
はい、足りませんでした。



ほんとは、今日はブログを更新するつもりはないながらも、どうしても1通、メールを書きたくて奈良から帰ってきてパソコンを立ち上げてなんとなくyahoo!のトピックをみたら



『ボンジョヴィが8日、三年ぶりに東京ドームで来日公演』


…シンクロおそるべし。

投稿者 あつこ : 23:12 | コメント (6) | トラックバック

2006年04月07日

こんばんは、エロかっこいい幸田シャーミンです。

今は、「こうだ」といえば、倖田來未のことなのですね。
昭和は遠くになりにけり。隔世の感で夕日を見つめるのぞみ整体院です。


お式を間近に控えた若奥様に、「最近のぞみさんのブログを読むのが楽しみで、しょっちゅうパソコンを開けるようになりました」と告白されて、竹中直人のように身をよじりながら照れてしまいました。でへ。

くだらないことをあまりにも長々と書くので、かなり暇な人ふうですが(まあそれもちょっと遠からずあり)、じつは、「いつも、すこしだけ機嫌よく生きよう」という想いを込めています。「いつもめっちゃ楽しく、超ハッピーに」は、この世のオトナを生きるひとにはやっぱりちょっときびしいと思うのです。
ライフイズノットイージーですが、でもノットバッドなのです。思い出し笑いでも何でもいいので、ちょっと笑ったまま振り向いた先に誰かいるのっていいですよね。

ウエディングドレスを着られるその日までに、この大きな側湾を!と彼女がおいでになるととても気合いが入るのですが、背骨のねじれの進行がこのところ留まり、差が大きかった肩の高さもおおむね揃い、一番の主訴だった、薬を入れないと仕事ができなかったくらいの腰の激痛を感じることもなくなってきたとのご報告を受けてほんとはそれが整体師冥利に尽きるというか一番うれしかったのですが、ブログを面白がってもらえるのも、じつはおなじくらい芸人魂がフンワカフンワーとふくらんで、じんわりとうれしいのですよ…。

投稿者 あつこ : 23:45 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月06日

焼肉バイキングで食べ放題、ビールは別料金

東京に住む下の弟から「お盆に彼女を連れて帰る」という連絡が入り、家族みんなで耳を赤くしながら、歯ぐき全開でニヤニヤしています。春ですねー。のぞみ整体院です。


お給料が出たので、両親と息子を誘って焼肉を食べにいきました。

このところ勉強などで出ずっぱりで、両親(特に母)にはいつにもまして迷惑かけ放題だったので、4月に入ったらささやかな罪滅ぼしに連れて行こうと密かにたくらんでいたのですが…。
別に、今日(もう昨日か)でなくてもよかったのですけれど、わたしが夕方、美容室経由で息子の迎えから帰ってきたら母も祖母の付き添いで行っていた病院から帰ってきたところで、そこからご飯の支度をするのはおっくうな様子だったので…。


食べ放題じゃなくて、普通の焼肉屋さんなんですけどね。

祖母がそういうこともあり、二人の弟が関東に住まいを移したこともあり、
もっぱら親自身の老後の話をしながら網を囲み、
『肉→肉→野菜→肉』ならぬ…

『息子の進級おめでとう!→ロース→年金の受給年齢と金額→カルビ→介護保険とそのサービス→タン→認知症になったとき→ホルモン→寝たきりの介護→豚トロ→延命治療と時事ニュース→ハラミ→最近の仏壇はとてもハイカラ→かしわ…』


という感じでした。


いろいろ考えちゃいますね。
今はひとまず、両親が健康で、支えてくれることにあらためてカムサ(感謝)。

投稿者 あつこ : 02:59 | コメント (4) | トラックバック

2006年04月04日

ふきやまない春の風あの頃のままで

先日、久しぶりにファッション雑誌を買って読んでいて、さいきんちらほら見かける「平山あや」さんだと思っていた女の子がじつは「押切もえ」さんだということがわかり、ちょっぴりショックを受けているのぞみです。「最近の若いものの顔は見分けがつかん」なんてセリフは言いたくないですなあ。
しかも、押切もえさんのことはなんとなく名前だけ知っていたのですが…「押切さん」じゃなくて「伸切さん」だとずっと勘違いしていました。

だれだ、のびきりさんって。

このごろ、お知り合いの方のブログや、頂いたメールを読むと、こっちはさくら咲いたよ、観にいってきたよということが必ず添えられていて、まだこちらはちらほらまでもいかないくらいなのですが、なんだかうれしくなってきます。
ご来院いただいた方といつまでも寒いねえ、長い冬だったねえとお話していても、さくら、いつ咲くかしら…という話題になると、みなさんにっこり。

普段、花の名前はさほど知らなくても、さくらのこととなるとなぜか話さずにいられない。
それに嫉妬するように吹き荒れる風や雨にすら、なぜかやさしいまなざしをむけさせてくれる、そんなさくらの花は、きっと日本に生まれ、育ったものにとってはほんとうに特別な存在なのですよね。


そういえば、敦賀にも花換えまつり という実にロマンチックな言い伝えに由来する行事があるのですよ。

でも…。
『毎年大勢の若者が訪れています』…ていうのは、どうなの?
情報操作を試みようとするにおいをほんのり感じられます。
そんな思惑はともかくとして、今年は大河ドラマで、敦賀が登場した(ようは合戦場)という影響で、敦賀に足をはこばれる人(とくにシニアの方がた)は多そうですね。

    

投稿者 あつこ : 04:40 | コメント (2) | トラックバック

2006年04月01日

東京は夜の7時フューチャリングゆらゆら天国

先週の日曜は青山・表参道にいました。
土曜日の最後のお客様をお見送りしてから高速バスに乗り込み、一路東京まで。
日曜日は朝から夕方まで講義をうけておりました。

今回は、技術セミナーではなく、ホームページでの集客や検索エンジン対策など…。

集客、って書くとなんか生々しいですかね。いやなお気持ちにさせたら申し訳ありませんです。
どのようなお商売もそうですが、まずは足をお運びいただかないことには、なにもはじまらないのですよね。ましてや、『整体院』なんて、ニーズを得られることにおいてすらまだまだ発展途上ですもの。
発展途上だからこそ、ちゃんとせなあかんなとも思うわけです。


現在の初来院の方は大体月平均15人前後、去年いっぱいまで開業当時につくりすぎたチラシをまいていたものの、うかがえばほとんどの方が既来院の方からのご紹介を受けて、さらにホームページを見てしっかりリサーチされてからのご来院。やっぱり、はじめてのところに行くというのはどなたでもご不安なもの。
ご来院いただいた方からそのようなお話を受けて、よりわかりやすく、信頼性のあるホームページづくりを…と思いつつも、どう軌道修正していったらよいかしらと悶々としておりましたので、しっかりと喝を入れていただいたような状態です。

わたしが手を入れられるところは限られていますが、この月末にも再度東京に行き、もう1回ホームページセミナーを受け、併せて名古屋の講師の方を迎えてひらかれる、かねてから触れてみたかったオステオパシーの技術講習にも参加してきます。
この四月も、お休みを頂くことが増えますが、よりよい技術・サービスを提供することで、皆様に御返ししていきたいと改めて強く思っております。


セミナー終了後は表参道ヒルズを横目で見ながら、月末の勉強会の主催者の方の治療院へ。半年ぶりぐらいの再会です。整体を受けた後、夜行バスの発車時間までお付き合いいただいて遅めの夕食をとりながら、情報交換。いや、わたくしはまだまだ不勉強なことだらけで、与えられてばかりですが。
「その家の長男を生かすために、代々その家だけで受け継がれてきた秘伝の整体法」とかね。
はじめて聞いたよ。ほかにも、えらいマニアックな話続々でした。
「要は、無意識下で脳が『快』と判断する、よくなろうとするところに対して、そのスイッチをいれるために僕らの仕事は、患者さんに種まきをし続けること」という彼の言葉には深くうなづかされました。

この仕事を始めた頃からしばらくは、「凝っているところをさがしてひたすら揉む、強く押す」ことしかできませんでしたが、身体を触れば触るほど、ますます強圧に意味やお客様のメリットを感じなくなり、そこから離れているので、彼の手技はなかなか好みでした。「ゆらす」って、とても奥が深いと思うのですよ。脱力できない人が増えてますもんね。


今、奈良に週1回勉強に寄せていただいているところも、「押すよりも引く」「身体を預ける」「ふっと抜く」というところをベースにしておられるので、なかなかおもしろい。そういう、今勉強している部分ともリンクするところあり、なかなか意義深い夜でした。


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一応、証拠写真(笑)。噂の表参道ヒルズです。
わたしはジャージを着ていたので、「そんな格好で、私どものお店になにか御用でもあって?」という目線をハウスマヌカンさん(死語?)に刺されるのが恐ろしくてとてもとても入れませなんだ…。

投稿者 あつこ : 17:09 | コメント (2) | トラックバック