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2006年04月22日

歩いてく

a woman, the style


For attractive lips, speak words of kindness.
For lovely eyes, seek out the good in people.
For a slim figure, share your food with the hungry.
For beautiful hair, let a child run his fingers through it once a day.
For poise, walk with the knowledge you'll never walk alone ...
People, even more than things, have to be restored, renewed, revived,
reclaimed and redeemed and redeemed ...
Never throw out anybody.
Remember, if you ever need a helping hand,
you'll find one at the end of your arm.
As you grow older you will discover that you have two hands.
One for helping yourself, the other for helping others.

時を超えた美しさの秘密とは


魅力的な唇のためには、優しいことばを紡ぐこと

愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること

スリムな体のためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと

豊かな髪のためには、一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと

美しい身のこなしのためには、決して一人で歩むことがないと知ること


人は、物よりもはるかに多く回復し、復活し、生き返り、再生し、報われることが
必要なのです、くり返し、くり返し、報われることが

年をとると、人は、自分に二つの手があることに気が付きます
一つの手は、自分自身を助けるため
もう一つの手は、他者を助けるために




銀幕の妖精、オードリー・ヘプバーンが、二人の息子に、よく語って聞かせた詩なのだそうです。
題名は『a woman, the style』…となっていますが、女性の生き方としてのみならず、人間としてのうつくしい生き方を説いたものであると感じます。


わたしは、いままで最後の

『年をとると、人は、自分に二つの手があることに気が付きます
一つの手は、自分自身を助けるため
もう一つの手は、他者を助けるために』

という部分だけは出処も知らず、おぼろげにしか存じ上げなかったのですけれど。
この詩自体は彼女の創作ではなく、どなたかのものであるようですが、ひとつの詩を一生の心のよりどころにし、時にくちびるに乗せ、その想いを自分に向けてではなく、外に向かいみずから実践し続けるということが、どれだけ難しいことであるということかを考えると、今回全文を目する機会を持ち、その言葉の大意と彼女の晩年の活動を知り、彼女の、彼女以外のなにものにもない凛として聡明なうつくしさと強さをあらためて想ったのでした。




そんな彼女とわたしを同じ土俵に乗せるつもりはさらさらないのですが、このところのオノレの無為な日々にちょっぴり反省混じり、牛乳を飲みながら、暗い台所の冷蔵庫の前でたたずみ物思ふ夜更けです…。

さ、風呂入って顔洗って仕事しよっと。

投稿者 あつこ : 2006年04月22日 02:21

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