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2017年02月27日

3月のアクセスバーズ®クラス

御希望くださった方のお日にち取りまとめまして3月27日(月)になりました。

年度末の平日ですが、ご予定合う方、ピンと来た方はどうぞお申し込みください。

投稿者 あつこ : 20:44 | コメント (0) | トラックバック

今月のウノのエッセイ

今月の月刊UNOのエッセイ、まだ発刊して1週間しかたってませんが、いつもより「読んだよ、なんか、よかったよ」というお声をいただくことの方が多い気がいたします。

記事には書きませんでしたが、今月で19日で、おかげさまで開業13周年を迎えました。
たくさんの見えない手が添えられて、お礼が言えないままだったこともたくさんあったであろうに違いないまま、14年目に入ります。

これからもよろしくお願いいたします。

以下、今月のエッセイです。

ちょっとこちらの記事に回すのは早いかな、ともおもったのですが、今日は月命日でしたので…。
よろしかったら読んでくださいね。

いつもありがとうございます。

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今月はちょっと個人的な話から始まるのですけれども、ごめんなさいね。去年の秋の終わりに、数年来療養中だった父を見送りました。

斎場でお骨を拾う時に、「指先の骨が、座した仏さまの形をしています、小さい骨ですからなかなか残らないのですけれども、もし見つけたら骨壷に入れてあげてくださいね」と係りの方が教えてくださいました。残念ながら、見つからなかったのですけれども…。帰ってから、仕事場にある骨格模型を改めてよくみたら、たしかにそう見えるんですよね。

立春を過ぎてその兆しは感じつつも、三寒四温の寒のほうばかりがまだ身体にこたえる毎日。気づけば肩はすくみ、背中は丸まり、てのひらをぎゅうっと握りしめていることも。
体温を逃さないための身体の反応なのですが、そうやって身体全体のちからを抜くことを忘れてしまっているときに、忙し過ぎたり、あまり眠れなかったり、生理前だったり…。ふだんならやり過ごせることがちょっとしたきっかけで止めづらい大きな感情のうねりになることも。ささいなことで怒りが爆発してしまったり、自分をぐるぐる責めてしまったり。
そして、身体はさらに重く、しんどい。

そんなときにふと視線を落とした指先に十人の仏さまがおわします。頑張ってなにかしようと思わなくても、仏さまが常に手を添えてくださっていると思えたなら、どうだろうか。

誰かに頼ったり甘えたりするのは苦手でも、仏さまになら頼ってもいいかも…と、そう思えたなら、孤独感で身がすくんでしまう時も、やり場のない怒りでこぶしがきつくむすばれた時も、ぎゅっと握って使ってしまっている指を柔らかく、ともにあると感じることができたなら、すこし身体もゆるむのではないだろうか。

普段はあまりそういうことは言わないのですけども、「ちょっと変なことを言ってるかもしれませんが…」と、身体の力が抜けないがんばり屋さんの女性、何人かにお伝えしましたら、「そう思って使ってみたら、ふしぎと、楽です」というお返事をいただきました。

ひとの身体は、なんらかの形でこころとつながっている、非常に有機的で情緒あるものだと思います。ストレッチも体操ももちろんいいのですが、こんなふうにすこし意識をかえて身体を見つめてみるのは、いかがでしょうか。

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今月は「ママのためのリラクゼーション」プレゼントもご応募おまちしています。

投稿者 あつこ : 18:35 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月26日

春の訪れ

木曜日のこと。

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毎月一回とご自分で決めてヨサに入りにきてくださる方もかれこれ10年。

お父さまを数年前に亡くされてからはお母さまと一緒に来てくださるようになりました。
ご一緒に暮らすおふたりにとって、また日常とは違った良い時間で有りますように、といつも願いながらお見送りします。

片付けのルーティンの中で、冬は何度も絞って拭かなければならないほどの窓の結露も、日に日に片付けが楽に感じられて、これも仕事という日常の中で、毎年、ああ春が来てるんだな、と感じるひとときです。

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ガーベラは茎の長い状態でもとめてから、少しずつ茎を切って生けなおしていくんですけど、だんだんうなだれて来て最終形態のこのカタチになってからが(それでも毎日生け直すけど)まだ長い。

意外とお日もちする花なのね。

こちらはヨサルームのテーブルに。

雪かきやら申告やら入学準備やら…あたまもからだもお疲れのセンシティヴな状態は、ときに触れられることも重く感じる。

そんなときはただ、あったかい蒸気に包まれながら白い壁やカーテンをぼんやり眺めるのがよいのかなあ、と思っています。

BGMも止めてしまいましたし、お声もあまりかけず、いらっしゃる間に入る情報は最小限にしていますが、小さな花が微笑むようにそばにあるのはよいな、と最近思います。

投稿者 あつこ : 21:05 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月24日

3月のクラスお申込み開始しています。

3月のアクセスバーズ®クラスお申込み受付開始します。

(お日にちは参加希望の方同士でご予定調整いたします。親子でのご参加もどうぞ)
2月15日より、本部の意向(ドルのレートなども含め)により、クラスの受講価格が下がりまして、ちょっと受けていただきやすくなりました。迷っておられた方もぜひどうぞ。

【 アクセスバーズ®について… 】

「きちんとしないと」と思うんだけどしんどい。
子供の時落ち着きがないと言われていた(今も)。
まわりに合わせるふりをしているのがしんどい。
気まぐれで、何をやっても長続きしない。
そして、なによりそんな自分はダメだ、って自分を責めてしまう人。
全然ダメなんじゃなくて、ほんとはまじめでやさしすぎるがゆえになぜかしんどい人が少しでもおだやかにたのしく生きていくための助けとなる、世界中で活用されているツールが、アクセスバーズです。
ストレスフルな生活を送っている。
まとまらない考えで頭の中がいつもいっぱい。
ぐっすり眠りたい。
そんなかたにも、おすすめです。

☆☆☆☆☆

今回のクラスは、「アクセスバーズを施術する側」になるための、8時間のクラスです。
施術を受けるのもよいのですが、受講して施術することもできるようになることを通じて、よりご自身への理解と信頼にもつながればよいなと願い、ファシリテートさせていただくことにしました。
また、このようなことで困っておられるご家族に、声をかけても至らないもどかしさを抱えて胸を痛め、そっと寄り添い手を添える、言葉以外の手段のひとつとなれば、と受講される方もおられます。
時間は 9時15分~17時15分です。

会場は当院。
2名、4名、6名…ペアワークになりますので偶数で開催します。

初受講 31,000円
再受講 15,500円
15歳以下(クラス受講の大人と同伴)無料
16-17歳 15,500円

テキスト、バーズチャート(ポイント一覧2枚)、修了書をお渡しします。

このクラスを受けると、アクセスバーズ®のプラクティショナー(施術者)としてアメリカのアクセスコンシャスネス本部に認定され、施術をすることができます。
瞑想のような深いリラックスを得られるバーズは、ご家族へのコミュニケーションツールとしても最適。
ご家族への施しは、施術者ご自身への心の平安にもいざないます。
身体のあちこちに触れる、マッサージではありませんので、身体を触れられることが苦手な、リラックス下手な方にもおすすめ。

エナジーワークという、マッサージでも、整体でもない感覚。
どんな施術なの?という方は、市内では当院、津内のタイ式マッサージさはっとさんでも受けていただけますよ!
お仕事の一環としての受講も大歓迎です。

こちらでは去年、16名の方が受講されました。
ギフト&レシーブ会という受講者の方同士の交流もかねたおさらい会にもお誘いします。(今月は26日開催です)

テキストもあたらしいものに替わり、わたくしもファシリテーターとしてのアップデイトを行っています。再受講の方もどうぞ。

思考で身体ふくめて物事を見過ぎてつじつまが合わなくて、頭の中で言葉がいっぱいになってしまっていつもなぜかくるしい人には、エナジーという言葉が生まれる前の世界にもわたくしたちはいつもいることを知ってラクになれたらいいなと思うので、バーズという面白いツールに出会ってみてほしいなと思います。
また、エナジーを感じすぎてからだという錨との付き合い方を持て余してる人には、からだとともにあることを感じてもらえたらいいなと思って、そういう方にはまたいっしょに身体の旅に出られたら良いなと願っています。

こんな風にしか言えませんが、ピンと来た方はどうぞ。

投稿者 あつこ : 17:13 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月22日

受験生の母ですが何か…

先日、息子の併願入試がありました。

わたくし、入試の日をすっかり忘れてて…前の日の夜に、一緒に受験する小学校から一緒のママからのメッセで知って「あ、明日なん?知らんかった…」と慌てて息子にラインを送ったら「ゆうたやん?アホじゃね?」と軽くキレられ…。

ああ、それで春休みでもないのに上ズック持って帰ってきたんやな、と納得…(洗わなくてよかった)。

朝、筆記試験に鉛筆がいるというので仕事場に取りに行ったついでに昨日干した洗濯物を片付けたりして戻ってきたら、肝心の鉛筆を忘れていて、ローソンに寄って買っていくものの「おかあさんはほんまにいちいちダサい、一度にいろんなことができんし、そもそも育児放棄も甚だしい」といろいろ思い出して怒られながら送って行って、一件急患さんをお受けして、また昼に迎えに行って…。

なんだかなあ、な朝の始まりでしたが、急患さんを終えてすこし待たせたもののすごくスッキリした顔で「迎えありがとうな」と車に乗り込んできて、「面接なあ、すっげえよかったわ」とにっこり。

面接官の投げかけた質問に、あふれるように自分のこれからやりたいことが口をついて出てきて(さんざん練習した予定調和的なものではなく)、それに対して、面接官が「君のやりたい仕事をするための資格は、二年間で、福井まで通学が必要になるが、高校を出たらその可能性は開ける。そのためにはまず、高校を出るということが必須になる、その意味はわかるね?」といって、その資格を取るために県外に出て遠くまで行かなくてもいいこと、二年間のカリキュラム、息子がいつも案じている学費のことなど、息子のほしかった情報があっという間に出てきて、俄然やる気が出てきたということだった。

授業をモッサリ聞いてる1時間よりも、ものすごく有意義な時間だった、と嬉しそうに話し、「俺、これは有言実行にするわ。今まで自信がなくて、そんなことしたことなかったけど、この夢は叶える。定時制4年行って、その間に働いてお金ためて、18才で免許取ったら、19才からその学校に車で通学できるやろ。免許取るとき、ちょっとお金は借りるかも知らんけど」と、次々とビジョンを話す息子の弾んだ声に、わたしも、うれしかった。

メルカリで手持ちのおもちゃ(昔誕生日やクリスマスにもらったDSとかベイブレイドとか)を売りさばいてプレステ4を変なサイトで買ったらしく、振込してから1カ月くらい届かなくて、「おかあさん、実はな…泣」ってしょんぼりしてるのを「まあ、ええ勉強代やったな」なんていってたら定期試験前日に届いて、ウエイウエイしまくってハア?(゚д゚)ってなりましたけど…笑

試験まであと2週間。胸の奥に灯った炎が消えないよう…母は静かに見守ります。生きた心地はしませんが…。

投稿者 あつこ : 10:30 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月19日

おかげさまで開業13周年。

今日で開業13周年。

これが天職かどうかなんてわからないけど、かといって生活のためにやってきたわけでもない。

でも、あなたが居たから、おかあさんはがんばれました。

ひとりで歩いて来た道ではない、改めて思う14年目。

いつもありがとうございます。

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投稿者 あつこ : 14:36 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月13日

またしても、ペットボトル、シルブプレ!

ちょいちょいお願いしております件です。

ヨサの煎じ液を持って帰っていただくのにボトルのご持参をお忘れになった方で、以前は当院の貸し出しボトルという形で専用の耐熱ボトルにつめてお渡ししてたのですが…返却率悪く(笑)、いくらあたらしいのをおろしても足りないので、最近は新規の方も多く、再来院がすぐに見込めるわけではない方にはペットボトルをお忘れになっても返却のお気遣いを避けるために、空いた2リットルペットボトルに水で薄めたもの(アツいのをそのまま入れるとペットボトルがべっこりへこんでしまうので)をお渡ししていたのですが…。
これまた、足りません(笑)。

わたしもわたしの自宅でも、普段ペットボトル飲料をほとんど飲まないので、どうも手持ちがすぐなくなってしまうのです。
もし、おうちに資源ごみに出す予定の、空きペットボトル(1,5~2リットル)がありましたら、キャップごと整体などでご来院のついでに持ってきてお譲りいただけると幸いです。そんなガッサーとは要りません、おひとり1、2本くらい。

お客様にお渡しするものなので、再利用していないもの(おうちでお茶を沸かしてひとしきり使い古して、茶渋がついてるのとか、お子さんが砂場であそばれたものとかはちょっとイヤンです)を、軽くゆすいで持ってきてくださるとありがたいです。

以前お願いして、たくさんご協力いただいたのですが、気付いたらまた在庫薄…。

冬場は夏よりもあんまりペット飲料を飲まないのであまりないかもですが…なにかのついででけっこうですので、よろしくおねがいいたします。

投稿者 あつこ : 14:01 | コメント (0) | トラックバック

いま、必要な方に届きますように。

25日(土)のアクセスバーズクラスはいまのところ、おひとりお申し込みありです。

↓バーズクラス詳細

http://tsuruga.xsrv.jp/nozomi-seitai/2017/02/post_1739.html

受講料は2月15日からの開催分より31000円になりました。
なんとなく直感で…気になってた方はぜひどうぞ。

翌日はおさらいクラスもありますので、ぜひバーズまみれになって、頭スッキリして、新しい季節を迎えてくださいね。

投稿者 あつこ : 10:21 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月11日

いとおしいとおもうこと、安心感

「Voyage.わたしの身体を旅する6カ月」ご感想です。

Mさん、今回の旅の中では一番お若い、未就学児のお子さん二人を育てるヤングミセスさん。忙しい時間をやりくりしてきてくださいました。ありがとうございました。

先日の、最後のヨコモレクラスに参加してくださったのですが、とても感受性が豊かで、物心ついたころからたくさんのしんどさがあった、さまざまな想いを越えての、「今を、自分を生きる」ということを知るためのプロセスをたどってこられたというお話をおりおりきかせてもらって、そのなかで今回のこの6回のクラスも、Mさんの今までの、そしてこれからの長い長い旅の中のエピソードのひとつとなっていたなら…幸せです。
「今ここにある自分の身体を感じる、という安心感」、これもわたしのこの旅のテーマでした。
受け取ってくださってありがとうございました。

「敦子せんせ♡
おはようございます(*´з`)
昨日は、体の旅ありがとうございました。
私にとっての今回の旅は、やっと見つけた安心とゆうものをさらに、深く感じる事ができた旅になりました。
ちゃんと自分の中にあったんだな‼︎
気がついてなかっただけなんだな‼︎
見つけられて良かったな‼︎
そんな事を思いながら、また安心感に浸っています(*´꒳`*)笑
いつも日だまりの様なあたたかい場所♡
ありがとうございます╰(*´︶`*)╯
思わず、気持ちが溢れてしまいました〜笑」

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今回の旅では最年長、になるCさん。

この旅のご縁ではじめまして、の方でしたが、毎回とてもたのしみにしてくださったとのこと、ありがたくうれしく思っています。
長年、教師としてこどもたちの教育に携わってこられた方。深くうなずきながら聞いてくださる、強く静かなまなざしが印象的でした。
ヨガを通じて、ご自分の身体ともずっと向き合ってこられた方(さはっとの妙子先生いわく「うちに通ってくださってるヨギーニの中ではレジェンド的存在」とのこと)。
そのまなざしが「今は足の指先、手の指先までいとおしい」とおっしゃる、その湧き上がる感性とむすばれてお身体に向いたとき、また、あたらしいご自分との出会いがあったなら、それはほんとうにすてきだなあと思っています。

年齢は関係なく、わたくしたちはまだまだ内にある芽吹きを見ることができると信じています。

「6ヶ月の旅を終えてすぐにお礼と感想をと思いつつ今日になってしまいました。素敵な時間をありがとうございました。
いつも行っているさはっとさんの先生から誘われ、「わたしの身体を旅する6ヶ月」のタイトルに引かれて迷うことなく即参加を決めました。 60年あまり生きてきて自分の身体の表面には目を向けてはいたけれど、どんな作りになっているのか全く無意識でした。自分の身体にごめんなさいの気持ちでいっぱいです。
今は足の指先、手の指先まで愛しい。骨のつながり、脚はみぞおちからと思うだけで歩き方も変わってきます。空間認知も敦子先生からどんぴしゃで言われ目から鱗でした。
先生の繊細な感性と分かりやすいお話からたくさん学ばせていただきました。知れば知るほど身体の神秘に驚きます。思い込みを捨て去るためにももっともっと身体のこと心のこと学ばせてくださいね。敦子先生との出逢いに感謝です。」

クラスの場の提供、Cさんをはじめ、必要としてくださるクライアントさまにご縁つないでくださった、妙子先生にもこころから感謝しています…♡

ありがとうございました。

投稿者 あつこ : 11:21 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月09日

遠く時の輪の接する場所でまた、お会いしましょう

「Voyage.身体を旅する六カ月」、月曜日に開催しましたヨコモレクラスをもちまして、全旅程が無事終了しました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

そもそもの始まりは、「地球暦」という暦との出会いでした。

”地球暦は太陽を中心にして地球の一年をみることができる暦です。
日々の動きを太陽系から眺めてみると、惑星たちが規則正しく時を刻んでいるのがわかります。<中略>
日付が本質的に示しているのは太陽、月、地球の位置関係です。
人の思想は違っても天地の動きは同じであり。皆が同じ1日を生きています。私たちは限りある命を時間という法則性のようなものと一緒に暮らしていますが、まずは地球の動きに沿うことが。生き物にとって自然なあり方ではないかと思います。” 
 (地球暦考案者:杉山開知さんのことばより)

この暦を見たときに、「これは、わたくしたちそのものだ」と、思いました。そしてその時に「人体は小宇宙である」ということばを初めて、ほんとうの意味で初めて、ただの常套句として、わかったつもりでいただけだったことを知りました。

10人いれば10通り、それ以上の解釈があるといわれる地球暦ですが、わたくしは、仕事柄ということもありますが、身体もまた小宇宙と称されるように、「きまりごと」という共通点があると感じました。

身体の構造というおおむねの人が共有できうるきまりごと。
そして、日々の、気候や見たもの聞いたもの、人間関係、さまざまな刺激に反応して、揺らぐコンディション。

そのふたつのはざまで、わたくしたちは「自分」というアイデンティティーを生み、保っていると考えます。
外からみた姿だけでなく、その人のうちなる、物事へ向き合う姿、いずれも「姿勢」と呼ぶように。

わたくしたちは自転する地球の上にいる以上、とまっていても実は動き続けているんだということ、そして、人もまた、みなそのなかで自らの意思で自転し、太陽の光を受け、輝き続けているんだということ。

人生は選択のくりかえし、迷い、なやみ、揺れることの繰り返しだけど、そのなかに偶然も必然もあることを思い知らされ、それをいつしか縁と呼び、それに救われ励まされてわたくしたちはまた歩けるのだろう。

暦がなにをみちびいてくれるわけでも、たすけになってくれるわけでも、はたまた何のセラピーでも宗教でもないけれど(笑)、わたしたちは母、妻、女性、娘、はたらくひと、などたくさんの役割を不器用に着替えながら今をそれぞれ生きる「人」のあつまり。

無数の、あまねく星を人とその人生になぞらえたとき、そこにはきっとなにかの引きわせがあること、それを信じてみてもいいな、その羅針盤として暦のことをもっと知れたらな、と思いました。

それをシェアしたくて、地球暦に出会った年に、「地球暦とおむすびの会」を2回、開催しました。

「今日も一日がんばって」
「食べやすいように、少し小さめに」
「この具、入れたらよろこぶかな」

いろんな想いがむすばれる食べ物、それが「おむすび」。

家族のために握ることの多い「おむすび」を、みんなで握って話しながら食べる、ただそれだけですが、なにか、多くのことがその手を通じてシェアできるような気がして。

女性たちが朗らかに笑って、おむすびを握って食べ…お招きした小野容子さんに彼女の目から見た地球暦の話をしていただき、わたしはその時に、地球と共通する身体の中に頂く球体、「頭」にフォーカスして、ご自身のなんとなく持つ「頭のイメージ」と、きまりごとである「頭の構造」を結び付けるワークをしました。

ほんとうに楽しく思い出深い会のあと…そのあとずっと、この暦を通じてみた身体をどういうふうに表現するか…

わたくし自身、「痛いから悪い」とか「歪んでるから正しくない」という一般的な整体師らしからぬ表現を選ばないでいるという選択をもっと形にしたくて…。

「からだは、そのひとのものである」という、施術者におまかせにならない、目の向け方を分かち合いたくて…。

考えても考えても果てのない世界に煮詰まりすぎて自家中毒状態になって耐え切れず、吐き出すように始めたのが、この「身体を旅する六カ月」でした。

「どうなるか、わたくしにもわかりません」と言ったものの、「それ、面白い!」「気になる!」とおっしゃってくださる、縁あった方との旅が始まりました。

その間に、病気療養中だった父を見送るということ、まあほかにも個人的にいっぺん死んで生まれ変わったような出来事もたくさんかさなり、体重も7キロ落ちて、どうなることかと思ったりもしましたが、でも、今となってはそれもこれも含めて、ほんとうにこのタイミングでないとこんなに(わたくし自身が)得ることはなかっただろうという、意味深い旅となりました。

一緒に旅をしていたけど、あなたはあなたの旅を。わたしはわたしの旅を。
そして、まだまだ、道は遠く、果てがない。

「宇宙というのは今の学問上、果てがないということしかわからないのです」

いつか聞いた、福井大学の宇宙物理学の先生の言葉。

身体もまた、きっとそうだ。

今年も、6月くらいからまた、始めようと思っています。
皆さんからいただいた宿題を形にして、また、ご一緒できたらいいなと思っています。
ほんとうにありがとうございました。

投稿者 あつこ : 17:23 | コメント (0) | トラックバック

2017年02月03日

今年最初のアクセスバーズクラス開催のお知らせ

2月25日(土)、久しぶりにバーズクラス、やります!

【 アクセスバーズ®について… 】

「きちんとしないと」と思うんだけどしんどい。
子供の時落ち着きがないと言われていた(今も)。
まわりに合わせるふりをしているのがしんどい。
気まぐれで、何をやっても長続きしない。

そして、なによりそんな自分はダメだ、って自分を責めてしまう人。

全然ダメなんじゃなくて、ほんとはまじめでやさしすぎるがゆえになぜかしんどい人が少しでもおだやかにたのしく生きていくための助けとなる、世界中で活用されているツールが、アクセスバーズです。

ストレスフルな生活を送っている。
まとまらない考えで頭の中がいつもいっぱい。
ぐっすり眠りたい。
そんなかたにも、おすすめです。

☆☆☆☆☆

今回のクラスは、「アクセスバーズを施術する側」になるための、8時間のクラスです。

施術を受けるのもよいのですが、受講して施術することもできるようになることを通じて、よりご自身への理解と信頼にもつながればよいなと願い、ファシリテートさせていただくことにしました。

また、このようなことで困っておられるご家族に、声をかけても至らないもどかしさを抱えて胸を痛め、そっと寄り添い手を添える、言葉以外の手段のひとつとなれば、と受講される方もおられます。

時間は 9時15分~17時15分です。
会場は当院。

2名、または4名で開催します。

初受講 37000円
再受講 18500円
15歳以下(クラス受講の大人と同伴)無料
16-17歳 18500円

テキスト、バーズチャート(ポイント一覧2枚)、修了書をお渡しします。

※受講価格がドルのレート、本部の意向により変更になる予定です(5000円ほど下がります)。正確な価格は15日以降にお知らせします。

このクラスを受けると、アクセスバーズ®のプラクティショナー(施術者)としてアメリカのアクセスコンシャスネス本部に認定され、施術をすることができます。

瞑想のような深いリラックスを得られるバーズは、ご家族へのコミュニケーションツールとしても最適。
ご家族への施しは、施術者ご自身への心の平安にもいざないます。

身体のあちこちに触れる、マッサージではありませんので、身体を触れられることが苦手な、リラックス下手な方にもおすすめ。

エナジーワークという、マッサージでも、整体でもない感覚。
ピンと来た方のご連絡をお待ちしています。

どんな施術なの?という方は、市内では当院、津内のタイ式マッサージさはっとさん、金山のヒーリングサロンmarucoさんでも受けていただけますよ!
お仕事の一環としての受講も大歓迎です。

こちらでは去年、16名の方が受講されました。
ギフト&レシーブ会という受講者の方同士の交流もかねたおさらい会にもお誘いします。(今月は翌日26日開催です)

アクセスコンシャスネスの世界にどうぞ、触れてみてくださいね!
ピンと来たら、お申し込みください。

テキストもあたらしいものに替わり、わたくしもファシリテーターとしてのアップデイトを行っています。再受講の方もどうぞ。

思考で身体ふくめて物事を見過ぎてつじつまが合わなくて、頭の中で言葉がいっぱいになってしまっていつもなぜかくるしい人には、エナジーという言葉が生まれる前の世界にもわたくしたちはいつもいることを知ってラクになれたらいいなと思うので、バーズという面白いツールに出会ってみてほしいなと思います。

また、エナジーを感じすぎてからだという錨との付き合い方を持て余してる人には、からだとともにあることを感じてもらえたらいいなと思って、そういう方にはまたいっしょに身体の旅に出られたら良いなと願っています。

こんな風にしか言えませんが、ピンと来た方はどうぞ。


投稿者 あつこ : 19:55 | コメント (0) | トラックバック

「わたしの身体を旅する6カ月」 50代女性、ご感想

「Voyage.わたしの身体を旅する六カ月」ご感想。

ほぼ日刊、ですが、また来週のヨコモレクラスまではここで一区切り、かな。
30才前の息子さんが居られる、アラフィフちゃんのAさん。

「いろんな想いが、いっぱいです」
という短い言葉を添えて送ってくださいました。

みなさまの感想を読んで、わたくしも、同じ気持ち。
ありがとうございました。

ウオーキングやアクアフィットネス、いろんなことを長ーく続けながらからだを見つめて来られた方です。
アラサーちゃん(何個か前にご感想を掲載したエステティシャンのYさん)、アラフォーちゃん(わたくし)、とアラフィフちゃんの彼女3人での開催となった骨盤のクラスは、「下ネタとかぶっちゃけトークではない、まじめにかなり本質に迫ったセクシュアルなおんなのからだの話」ができまして…。

わたしの中では非常に思い出深い回となりました。
男と女、性差っておもしろいですよね。
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あっとゆ~間の6ヶ月でした。
毎月「今月はいつかな?」とお知らせをワクワクしながら待ってました。

毎回骨の存在をがっつり意識して帰り、ふと気付くとしょっちゅうつっていた脚があまりつらなくなり、脚のだるさに半泣きになりながら布団の中でぐりぐりするのも格段に減りました。ほんのちょっと意識を変えて体を使っただけなのに。意識をするってすごいことなんだな・・と。改めて認識した旅でした。
忙しかったり疲れてくるとないがしろになってしまうけど(--;

また、毎回復習と他の参加者の方の質問に「私も同じだわ」と気づく事も大きな収穫でした。多分自分だけだと当たり前すぎて気付かなかった。自分にはない悩みも聞けてよかったです。

骨盤の時も内容はなかなかセクシャルな・・でも女子?としてとても大切な内容をアラサ-ちゃんがさらりと質問してくれて、またそれに対し答えもさらり・・さらりさらりと・・でもがっつり盛り上がって楽しかった・最後は妊婦さんの温かさにびっくり。腕にそっと添えた時もとても不思議な感覚でした。ふわんほわん(うまく表現できません) 

本当に毎回帰り道が「あ~楽しかった。心も体も楽になってる~」な6ヶ月でした。次は何かな?楽しみに待ってますよ~♪     
忙しい中お疲れまでした、そしてありがとうございました♪

投稿者 あつこ : 16:09 | コメント (0) | トラックバック