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2015年12月31日
今年も一年ありがとうございました。
昨日の夕方で御用納めとさせていただきました。
夜は、両親と食事に。
父は投薬の副作用で体調悪く、あまり食欲はないこのごろでしたが、好きなものを食べてもらえることができて、よかったです。
毎年、年末年始はヨサの「にこいち」キャンペーンを恒例とさせていただいていましたが、じつのところ冬は、療養中の父の体調の波が年々激しく、また、母も仕事がわたし以上の繁忙期にはいるため、いざというときに身動きとれなかったらどうしよう、とひやひやしながら毎年を過ごしておりまして。
わたしは器用ではなくなかなか自分のペースが崩せないのですが、開業以来、家のこと、子育てのこと…両親にはほんとに甘えっぱなし、支えてもらうばかりで、その延長で働き方の工夫もなく来てしまい、結局、わたし自身はなにをしていたのか、というか。
冬の始めに、改めて自分のありかたについて考えされられる、悲しい知らせもあり…。
開業以来、「それでも働かなやっていけんの!生きていけんの!」と不安ばかりをガソリンにして、つっぱしってきましたが、同じく、違和感も膨らむ一方で…。
必死だったあのころの自分も抱きしめつつ、わたしらしさを少しずつ取り戻すよう模索しながら、またクライアント様に、手と身体を介してお手渡しできるものがもっと穏やかであるようにしていきたいと願っています。
しんみりしましたけど、そんな暗いものではなく…。
いろいろ気持ちの転換を促すあれこれと出会えたのもあり、自分の中ではとてもすっきりとしております。
長らく皆様にご愛用くださっていた、施術室のヨサチェア一台は、縁あってご近所のプライベートサロンさんにお嫁入りすることになりました。
そちらにはすでに、ヨサチェアは一台お持ちなので、うち以外でも、ヨサをペアで入っていただけるサロンが増えますので、よろしくお願いいたします。
また準備整い、ご承諾いただけたら、ご紹介しますね。
うちもこれからは実質二台での稼働になりますが、もちろん今までどおり、おひとりさまでも気軽にご利用くださいませ。
今日は、お墓参りに行ったあと、こまごまと買い物をしたり、掃除をしたり。
玄関を塩で拭き清めて、お正月の花を飾り…
ヨサも中の機械は本社に修理に出してお譲りするのですが、椅子は10年使ったもののできるだけきれいにしておきたいので、外せる部品は外して漂白かけたり。
まだまだ部屋は片付けどころ満載ですが(笑)、無事に年を越せそうです。
今年も一年、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
いつもありがとうございます。
投稿者 あつこ : 15:35 | コメント (0) | トラックバック
2015年12月22日
冬に至る
陰極まりて陽。今日は冬至。
明るい日差しが嬉しくて、このところ部屋干しで湿気ていたタオル類、今年最後の生理終わって片付けた布なぷきんを湯洗いして、天日に当てる。
そういえば月経も、終わりのなかに次の始まりがある。
しお満ちるとは朝に夕。
潮、汐。
このところ、予定日まぢかの妊婦さんを3日おきくらいに触らせていただいていて、あらためて人のからだは水でみたされ、気圧とからだのなかの水圧はつねにせめぎ合ってゆらいでいるんだなあと思う。
水面に触れて、その波紋の広がりを眺めるような、ときおりぽちゃんと魚が跳ねるような赤ちゃんの動きをみる。
風が止んだな、陽がさしたな、という風景が、からだに映されるさまはめまぐるしく、ゆったりと、時間の感覚をなくすほど美しい。
いのち。
投稿者 あつこ : 18:03 | コメント (0) | トラックバック
2015年12月21日
残すところあと十日
年末年始、おしらせもろもろです。
年末は30日まで、新年は3日から営業します。
12月30日は早々にご予約満了となりましたが、それ以前はまだ空きあります。最終の土日も、毎年はやく埋まりますので、よろしくお願いします。
1月3日は日曜ということで、開けることにしました。
お仕事初めの前にちょっとスッキリしときたいなという方、休みの方が逆に疲れるので月曜からがしんどいなという方、お声がけください。
うまくちからがぬけないガチガチの人はゆるっと、だるい人はシャキッとするバランス調整をいたします。
ぎっくり腰などの応急メンテにつきましては、安心してください、あいてます!
例年どおり、当方のやすみ問わず随時承りますので、留守番電話でご案内しております携帯番号までおしらせください。
状況によっては訪問もしておりますので、遠慮なくご相談くださいね。
ワックスは、パレットさんの広告企画をいただいたこともあり、一月いっぱいまでウェルカムバックキャンペーンを引き続きやっています。
毎年恒例、ヨサのにこいちは、この年末年始はおやすみとさせていただきます。
毎年のお楽しみにしてくださっていた方には申し訳ありません、また日を替えて企画いたしますので、よろしくお願いいたします。
今年も残りわずかとなりましたが、お元気にお過ごしくださいますように。
23日は今年最後の定例勉強会のため、終日おやすみとさせていただきます。
投稿者 あつこ : 15:40 | コメント (0) | トラックバック
2015年12月10日
中村地域医療塾2015 3rd セッション 3/4
これからの私たちの 生き方と逝き方
~それを支える社会と医療~
ゲストスピーカー
池端幸彦先生
関原 宏昭 氏
ホストスピーカー
中村伸一 (名田庄診療所所長)
主催
NPO法人 ふるさと福井サポートセンター
中村地域医療塾は
いわゆる「ドクターによる、健康講座」という形の、
一方通行な会ではありません。
医療者と患者の双方向のみならず、
「患者と患者、患者と家族」といった
それぞれの立場の本音をお互いを尊重しながら、
ざっくばらんに語り合い、引き出された
「生のことば」をもとに学習していく
「まなび場」。
今回も、福井医師会副会長として、ご専門の慢性期医療から地域医療を考える池端先生、建築家という枠を超えて健康とまちづくりをデザインする関原さん、このおふたかたとともに、患者も家族も医療従事者も、それぞれのしあわせなありかたを考えていきます。
日時:2015.12.12(土)
15:00~18:00
会場:空き家利活用リノベーションモデルハウス 朱種
(福井県敦賀市横浜12-26)
会費:3000円
※懇親会参加希望者は別途2000円。
ご希望の方は前もってお知らせください。
●ゲストスピーカー紹介●
医療法人池慶会 池端病院
理事長・院長池端幸彦先生
中村伸一先生や、この朱種の建物が診療所として使われていた、神山先生ともご縁ある経歴をもつ池端先生を、満を持してお呼びします。父上も医師という家庭で育ち、雪深い福井で往診に行き、看取る姿をみて育った池端先生。外科医を目指す中、期せずともせずないきさつを重ねたのち、福井の介護医療、デイケアの先駆者として、現在は福井県医師会 副会長・日本慢性期医療協会 副会長としても精力的にご活躍中。
ご専門の慢性期医療は、病院での急性期医療からつながる、患者さんが生活に戻っていくための取り組み。病院勤務、在宅訪問医療勤務の医療職の方のみならず、患者さんやご家族様にも役に立つお話しが聞けると思います。
にんべんのつく健築家
関原 宏昭 氏
株式会社ラ・ピュア地域デザイン研究所代表、株式会社ヘルストラスト一級建築士事務所 所長であり、保健・医療・福祉施設のプロデューサー。
建築家として、建物を作って役割を終えるのではなく、「にんべんのつく→健・築家」として、その施設で行われるプログラムの企画運営までにも取り組み、参加される方々の生活者としてのそれぞれの想いを引き出すワークショップやトレーニングなどを開催。「一人ひとりの元気とともに、まわりの人々や、まち全体を元気にしていこう」というハード&ソフト相互補完をデザインする仕事に携わっておられます。専門を掘り下げて、社会にひろく役立てるプロフェッショナルならではの目線を知る、またとないお話が聞けるはずです。
お申し込み・お問い合わせは
福井県三方郡美浜町木野21-4-17
NPO法人ふるさと福井サポートセンター
TEL / 0770(32)0529 ・ FAX / 0770(32)0522
E-mail /kitayama@sitetk.com
のいずれかからお気軽に。
土曜日は午前おひとり、午後おひとりお受けした後、こちらのイベントに参加するため、おやすみをいただきます。
まだお席アリだそうです。
ごいっしょしませんか?
ご連絡くださればお申込みいたします。
投稿者 あつこ : 19:23 | コメント (0) | トラックバック
2015年12月08日
おへその会のクリスマス会
息子へのLINEはほぼ遠隔小言ツールなのですが、
どうもあいつの返しが軽い。
「最近帰り時間おそいんじゃない?」
「サーセンサーセン」
「小鍋にそぼろが炊いてあるのでご飯にかけて食べるように」
「りょ」
「今日は遅くなるわ」
「おつ」
な感じですが、最近よく返してくる
「あざお」
がなにかわからず、そりゃ何だと聞いたら
「ありがとうございます」
なんだそうな。
「そんで、それはどう返したらいいの?」と問うと
「お」
でいいそうです。
なんじゃそれ。
「あざお」
「お」
おかんの返事も省エネな感じで…
こってりラブラブだった小さいころがなつかしいなあ…
ねえねえおかあさんおかあさん攻撃、一番幸せな時だなあ、と思います。
先日、育児サークル「おへその会」のクリスマス会で、ちょっとワークショップをしてきました。
最初は味気ないワードで作ったレジュメだったのですが、前日思い立ってやり直し。
持ち時間40分、全部のワークはできませんでしたが…。
「こうしたら、こうなる」というプロセスに結果をあらかじめのっけたテクニークに頼るのは難しくて(子供や家族相手、自分の身体にをも、結果を求めれば求めるほどそれらはやすやすとこちらの期待を裏切るのです)。ので、言葉で投げかけるのはあくまでもキーワード、問いかけでしかなく、そこから湧き出てきたそれぞれの身体の感覚で、再現性を高めるメソッドをお伝えしていきたいという研究中です。
ワークの名前自体はどれもふざけてますけど、持っていたらときどき取り出してみたり、あるいは思わぬ飛び道具になり得ることをお伝えしております。
今回一番お伝えしたかったのは②。
ざわざわしていてうやむやにおわったところもあったのですが、あるひとりのお母さんに触れながらキーワードを伝えただけで、「あ、もう、これ、泣きそう」とうれしそうに笑って、からだがゆるんだのをみて、ああ、これこれ!と思ったのでした。
その後、お茶を飲んでお菓子を食べて落ち着いたところに、サンタさんに扮した助産師さんが、ちびっ子たちにプレゼントを配るということで、わたしもお手伝いを…
お手伝い…?
登場した瞬間、子どもたちは硬直、ママたちは大爆笑でした。
まあ、すべらなくてよかったです…(ほっと)。
どさくさにまぎれていっぱいちびっこエキスを吸入してきました。笑
何時もやさしく見守ってくださる和子先生(写真後方)には感謝感謝…
いつまでもお元気でいてくださいね。
ご参加くださった皆様、お招きくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。