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2009年05月25日

もう、ケイタイ小説では泣けないお年頃のあなたへ。

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何回か、新聞や雑誌の書評で気になってた「すーちゃん」。
漫画です。

絵柄は「ちびまるこちゃん」と「コボちゃん」を足して2で割らないままのような、素朴な感じ。

先々週、京都の駅の本屋さんでたまたま平積みにされてたのを「ああ、これ、これ…」と立ち読み。
1巻目の「すーちゃん」は30代半ば、貯金200万、ひとり暮らしのカフェ店員、すーちゃんと34歳、商社勤務、不倫中のすーちゃんのともだち、まいちゃんの、半径○キロ以内?の毎日をつづったなんだかもやっとした日常。

あーあるある、とフフンと読み進めたのですが、2巻目の「結婚しなくていいですか」では、店長に昇進したすーちゃんと、すーちゃんの学生時代のバイト先で社員さんだった、30代が終わろうとしている独身で、お母さんと介護が必要なおばあちゃんと一緒に住むさわ子さん。そして、不倫を解消してお見合いをし、妊娠中のまいちゃん。

もう切なくて涙が止まらなくなりまして…。
本屋さんでこんなに泣いたのは、去年勝木書店で「かわいそうなぞう」を立ち読みした時以来。
涙の質は違いますが。

どうにもこうにも痛くて痛くて買わずに涙をこらえながら逃げる様に本屋さんをでたのですが、なんだか気になって…結局ヤフオクで2巻セットで出てたのを譲っていただくことに…。

で、今朝出勤してポストを覗いたら届いていたので、ぱらぱらっと読んだらやっぱりだらだら泣いてしまい…。


登場人物の、独り言にも近いことばに身につまされるというよりも…なんていうんですかねえ、人はどう生きるのか、生きてるって一番リアルに感じることは痛みを味わうこと、そしてそれがあっての日々の楽しみとかよろこびとか…って、そういうことを考えずにはいられませんでした。


こちらでちょっと立ち読み>>>クリック!(PCのみ)


ヨサ部屋のいずれかのラックに入っています。
読みたい方はお声がけを~

投稿者 あつこ : 2009年05月25日 11:36

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