« 恋人よ、ぼくは旅立つ、東へと向かう列車で | メイン | うみのこフェスタとゴレンジャイ »

2008年11月06日

円  漏れる セクシュアリティ ガリレオ

えーと。

東京から帰ってきております。実りの多い二日間でした。
長野のI先生による「不調と治癒について」、1日目は座学、2日目が実技。

整体の勉強会というと、おおむねは骨格や筋肉、構造などが座学、テクニックが実技…という感じなのですが、そういうことではなく…。去年のしばらく、身体呼吸療法という極めて稀有な講座を縁あってうける機会に恵まれ、その講師がI先生だったのです。

わたしはまだまだ勉強不足なのですが、そのなかでどんなテクニックや技術を得ても、人の言葉を借りてでしか自分のやっていることを表現できない、どこかで腑に落ちていないことにとても歯がゆさやら申し訳なさのようなものを感じながら、かといって自分の感じていることをどう表現するかという言語も持ち合わせず、西洋の代替医学の言語も、ヒーリングやスピリチュアルな言葉も、ぜんぜんしっくり来なくて、「癒し系」とか言われてちょっとイラッとしながらも誰に聞いたらいいのかもわからないとてもくるしいくるしい毎日でした。

人間の叡智すら小手先と思わせてしまうような圧倒的な領域を、古式療法や身体呼吸療法を通じて、広い広い世界を、広げた先生の手のひらの間からのぞかせていただいて、それを自分が咀嚼体現できるかはともかく、ほんとうにからだまるごとで「腑に落ちる」ということを知ったような気がします。ご一緒させていただいた、六本木の小池先生もブログで書かれていましたが、まさに「理(ことわり)」である、と。


あらかじめメールで寄せた質問にも丁寧に答えてくださり、私の中でどうしても向き合いきれなかった部分、逃げていた部分をずばっと指摘され…。大きな力で、背中を押していただいたような感じです。

ちょっと雑な表現ですが、「触れることの生々しさ」について、をどう解釈したらいいのか、そう感じざるを得ない部分とそれゆえに自分に制限をかけている部分と…。

そして、繰り返し「自分の感覚をとことん信じて突きつけていけばいいんだよ、他の人にはわからなくても、見えてるものに間違いはないから」「そして、何も考えずにあふれてくる言葉を待てばいいんだよ。」とおっしゃっていただけたことは、この先わたしがこの仕事を通じてということだけでなく、この先どれくらいの寿命を預かっているのかはわかりませんが、生きていくなかでの大きな支えになる、と思います。


1日目の夜は、懇親会で、参加者・講師・主催の治療院のスタッフの方で近所のワタミで飲んだ後、銭湯に行き、帰ってから京都組のメンバーと、東京古式療法講師と、新潟?の先生と、泊めていただいた主催の治療院の世話役の先生と、練習会…。

外で、酔ってものすごい勢いで泣きわめくおねえさんの声に「東京怖ええ~」とびびりながら、触ったり~、触られたり~、ラジバンダリーな夜を過ごしました。

「からだから何か漏れている気配」をあらためて再認識して、受けていただいた先生にお伝えしたり、翌日の実技の中で東京古式療法の先生に触っていただいたときの、「あー、人のからだってなにか細かい粒子ででできてるんだなあ~そういえば分子とか原子とか理科で習ったなー」と感じる事が出来たりとか、いろんな感覚をインプット・アウトプットすることができて、とてもうれしかったです。

そんななかで、以前にも書きましたが、去年の今頃に受けた古式療法の師匠様から得たものは「バウンス・柔軟性・自分を開ける」で、今年はそれをテーマにしてきたわけですが、それをもうちいっと掘り下げて、来年は「治療家はもっとセクシーでなければならず、そのなかでも自分の中の女性性、とくに母性にもっと向き合う」をテーマに…していこうと思います。


ふざけてなんかいませんよ(笑)。


あと、宇宙の事をもっと知りたいと思いました。
そのほうが、からだや物の道理のわからないことアレコレが、しっくりとなじんでくるような気がしました。


あーもうこんな時間だ。寝ます。
金曜日は学校の行事が有るので弁当を作らないと。
今月はあともう一回、弁当いる日があるのよね(学童で)。


「アーユルヴェーダで体質分析&冷えに役立つマッサージオイル作りの会」は定員いっぱいになりました。同テーマで今月中か来月にもう一度開催予定です。
ヨサフェイシャル3ステップは、今月はあと2名様の受付です。(←1か月に3回来ていただくため、期間中のお約束を責任持って承れるよう、月4名に限定させていただいております。通常のヨサフェイシャルは制限ありませんので、どうぞお気軽にお申し付けください)

フェイシャルが入ると整体を、整体が入るとフェイシャルをお断りしなければならず、すこしご予約をお受けしづらくなっております。ちょっとヨサ部屋をカスタムして、並行して(かつ、できるだけ他のお客様とお顔はあわせないよう配慮しつつ)予約を取りやすくできるように計画中です。

「予約が2ヶ月待ち」なんてありがたいようなありがたくないような噂がひとり歩きしておりますが…。すみません、全然そんなことはないです。うまくタイミングがあわないのと、うちの段取りが悪すぎるだけで…。あきらめずにご連絡くださいね。いつも、忙しい時間をやりくりしてご連絡いただくのに、お断りしてばかりでほんとうに申し訳ありません。もっとみなさまのお役に立てるように工夫してまいります。

いつもありがとうございます。

投稿者 あつこ : 2008年11月06日 01:39

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tsuruga.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/803

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)