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2008年05月30日

クララ!クララが立ったわ!

先だってお伝えした「ヨサ・フェイシャル・アドバンスコース」は、18日(水)があと1名、22日(日)があと2名になりました!

【5月30日午後8時追記】
18日は締め切り、22日は残り1名さまです



お申し込みはお早めにどうぞ…。




今日は外国からのお客様…いや、日本の方なんですけどね…。日本を離れて、外国で腕一本で飲食のお仕事をされている方。
旅立ってしまわれるまでにあと2日で、今日しか日がなく…しかもけっこうご重態。
長年だましだましきた腰痛が、ここ1ヶ月ほどで針を振り切ってしまい、動作が痛みに対する恐怖感で完全にロックしてしまっている状態。「おばあちゃんのような動きで情けないんですよ…」とご本人の弁。

「からだの緊張をできるだけとること」
「痛みをとり、からだをかるくすること」
「痛みに対する不安感をとること」

を同時進行で3本立てで、どんなふうに組み立てていくか、優先順位が定まらず悩みながら触っていたら、前半は「結果を出さねばならぬ」と気負って思いっきり入り込んでしまい…気がついたらわたしもクライアントさんも息が止まっている!



苦しくてふと我に返り、シフトチェンジ。



「何度も動いてもらって、変化を確認してもらうこと。毎回感覚がきちんと変化している事をクライアントさんに認識してもらって、不安感をできるだけなくすように」という、こないだの古式療法の練習会での講師の言葉を思い出して、わたしも深呼吸(笑)。



なんせ自他共に認めるからだのかたい人(股関節がきちんとつかえていない人)なので、仰向けに寝て脚を挙げても、ある角度以上は骨盤を持ち上げないと、挙がらない。
今は痛みがあるので、お腹に力が入らず、背中や太ももの力で脚を動かしているので、よけいに腰や背中などの背面が痛い状態。

すこしづつ、すこしづつ、からだの動きをつなげていく。

最後の動作確認で、「まだちょっと痛いけど…でもかばわずに前に屈めます~!」ということでしたが…。
ホントに固いのですねえ…(笑)。

きちんと股関節が動かせるように、セルフケアをお伝えして終了。



施術後、おすすめしたお茶を飲んでいただきつつ、「何されているかはよくわかんなかったですけど…。自分の普段意識して感じているところよりももっと深いところを触られているということは、よくわかりました」とおっしゃっていただけて、ありがたかった。




慢性痛の方の「限界」は、からだにあるんじゃなくて、頭の中にあるのだと考えています。

その時だけのからだの楽さだけじゃなくて、何日かして、「ああ、からだがいつもより楽やなあ」とおもってもらえるかどうかは、そういう認知できる部分のスペースを作ることを、施術の中で提供できるかどうかというのにかかっているのではないかと。


施術、声掛け、触れ方、立ち居地、すべてにおいてまだまだだなあ…と毎回反省しきり。
毎回、勉強させてもらっているなあ…と思います。



 


セクスィー部長のように颯爽とやってきて、すぱっと解決して、颯爽と去って行きたいものです。(音でます…やっぱり、肩も足からみてかないとねーウフフ)

投稿者 あつこ : 2008年05月30日 00:24

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