2008年11月18日
ちょっと、「だっちゅうの」って、やってみてくれます?
最近、胸椎の真ん中辺りをぎゅうっと押し込んで、胸郭をガッチリとロックした方がつづくのです。
食欲の秋?もあるのか、アンダーが圧倒的にあってないブラを、これまた肋骨に食い込ませるように締め付けるので、それから来る寝違い様の首の回らない方が続々。
毎年春やら秋に言ってますが、すぐ寝違えちゃうとか首が回らなくなる人は、ブラのアンダーのサイズ、緩めに緩めに!
かくいうわたしも、「少しふっくらした今のほうがなんかええ感じですよ」なんて言われていい気になってたら、少し増えた体重が確定となり、背中が妙に張って、イーとなっておりましたりして。
で、最近自分でもやったり、おすすめしたり、ラジバンダリーなセルフケアなんですが、
1)肩幅くらいに足を開き、膝を少し緩めて立つ
2)二の腕を外旋させ、その腕のまますくい寄せるように、肋骨からお乳を浮き離すように胸の谷間を寄せてすこし前かがみになる
3)肘から下のチカラを抜いて内旋させて、親指側の手首の骨のでっぱりをあわせる
4)腰を入れて、すこしあごを引き、息を吐く(膣から息を通すように)。
まあ、カンタンにいえば「だっちゅうの」をやりながらハアハアするというヘンタイきわまりないポーズなのですが、これをすると、胸郭がゆるんで、体軸が中心に、重心は下半身に安定しやすくなります。
右と左の体重の乗りがあきらかに均等じゃない人は、膝をゆるゆる~と交互に曲げ緩めて(お尻を振るような感じになりますね)、それぞれの足の楽なポジションを探すとよしです。
あとは、いろんな意味で自己責任で…。
誰もいないところでするのを、おすすめします(笑)。
当院は、「ヨンさまみたいに胸の前に手を置いて…」とか「財津一郎みたいにキビシー!ってしてみて」とか「だっちゅうのってやってみてくれます?」とか言いますが、とてもまじめにお身体と向き合っております。
ボキボキもモミモミもやりませんが、ご縁ありましたら、一度、どうぞ。
身体って、おもしろいですよ。
投稿者 あつこ : 20:50 | コメント (0) | トラックバック
2005年06月15日
『本日のストレッチ』 ベーシック
あたらしいカテゴリをつくりました。
『本日のストレッチ』。
ストレッチに限らず、可動域を広げたり、弾力をつけたりする動作をお伝えしていこうと思っております。
「のぞみさんとこはこんなことやってんのね」「こんな考え方なのね」ということが伝わったらいいなあと思ってます。
これらの一連のストレッチ(以降、ストレッチとは呼べないような動作も便宜上、ストレッチと書きます)は、これまで当院の整体施術の後、それぞれのお身体に必要なセルフケア及び日常の姿勢の注意点としてお伝えしてきたものを、写真付きでまとめたものになっております。
いきなりなにもしていない硬い状態で行なうことで不都合が生じる場合もあるかも、しれません。
ストレッチぽくないあやしいポーズもあるので、オフィスでお仕事の合間にやってみたりすると、上司の方や同僚の方から信頼をそこねる場合も、あるかもしれません。
申し訳ありませんがそのあたりの責任は負いかねますので、まずは『型』を意識してみて、回数を少な目から始めてみたり、無理に反動をつけたりしないよう、またおこなう場所などにもご留意の上じょじょに進めてみてくださいね。
本日のストレッチは、『逆ウンテイ』です。
ウンテイって、ご存知ですよね。
小学校の校庭なんかにある固定遊具です。
べつに、いまさら大人気なくあれに「キャホー」とぶら下がる必要はありません。
あれが頭の上にあるのをイメージしながら、肩幅よりもちょっと狭い目に足を広げて立ちましょう。
そして、ウンテイの横棒を掴むようなつもりで、肘をできる範囲で伸ばし、耳の横近く位まで両腕を挙げます。反り腰気味の方は、腕が挙がることにより余計前に腰が反りやすくなってしまうので、少し恥骨をまえに突き出す…まではいきませんが、ちょっと腰を『入れ気味』に。
通常のウンテイでしたらこのまま前進ですが、タイトルにあるように今回は後ろにある横棒を掴んでいくようなつもりで、腕を片方づつ後ろに引いていきます。腰は反らさず、足は立ったときの状態のまま動かしません。
これを、5~10、カウントしながらおこないます。
余談ですが、ストレッチの際のカウントは、大声ですると、なんか、笑えたり気持ちが明るくなったりしますので、やってみてください。
ストレッチが苦手な人は、概して知らず知らず息を止めてしまってる場合が多いので、それをできるだけカバーする意味合いもあります。ヨガちっくなポーズとか、アクロバテイックなものとか、呼吸法が必要な特殊なものもありますが、そういう時はまた改めて都度お伝えしますね。
大声でカウント、といえばちびっこのストレッチのカリスマ(大笑)ストレッチマンも、そうしてますよね。でもくれぐれも時と場所は考慮ください。責任、負いかねますんで。
カウントが済んだら、交互に腕を引いていき、両腕をそろえて止めます。
そのまま、すとんと腕の力を抜いて、身体の横に。
背中や肩、わきの下、胸のあたりなどの上肢一帯が気持ちよく伸びたり、手のひらがぽかぽかしてきたりしていると思います。
それだけでも気持ちいいのですが、この姿勢が、これからお伝えしていく動きのベーシックになります。
ただ姿勢を正しくしようとしても、腰を反らしたり胸を張ったりするだけになってしまう場合が多く、猫背の人などは肩が前に落ちることで常に胸の筋肉も縮んでいるので、無理に伸ばされて息がしにくくなったりして逆に疲れてしまいます。
『肩を後ろに引いて胸を張る』のではなく『肩を腕のほうに下げる』のを意識してみてください。
いつも疲れた時に、無意識にしている『くび回し』『肩すくめ』が、この逆ウンテイ後のポジションから始めると、姿勢の悪い状態から始めるよりも効いてる感じがあると思います。
お試しくださいね。