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2017年01月24日
妊活とヨサ
ヨサの方が続くと、洗濯機まわしてさいごはこんな感じになります。(この日は7回)
乾かない…です…よね…( ̄ー ̄)
お友達からのご紹介ではじめてヨサに入りに来てくださった妊活中の若いミセスさんが「ああ、なんかポワーンとなって、今日は旦那さんに優しくできそう。ずっとイライラカリカリしてて、かわいそうだなとか悪いなって思うんだけど、つらくてどうにもできなくて」とにっこりして、ヨサの液とハーブを大事に抱えてお帰りになった。
身体をあたためることは、いろんな健康法にわりとカジュアルに標榜されがちな「あれに効きます」とか「これに即効です」ということをいちいち追いかけたり振り回されたりことではなく、こうやって発露する…みずからの、内なるもののなかにそれぞれの良さを感じていただくこと、それに尽きるのだと思います。
それがふんわりとみなさんそれぞれの中に花開くのをいつも楽しみにお迎えしています。
身体をあたためると、皮膚の感じた温度により大脳の「島皮質」とよばれる部分に刺激が入り、共通のフィールドを持つ心理的な温かさにも影響する、という研究結果があるのだそうです(アメリカの行動経済学者の研究による)。
まあそんな堅い話は、どうでもよくて…笑
最近またちょいちょいっとご質問いただくので、再々(再再再?)掲載させていただきます。
前前前世みたいになってきた…笑
●ベビ二人目待ち(不妊治療中)。基礎体温を気にしながら過ごす毎日。
ヨサ、いいとは聞くのですが、なにをどうしてどうなるんでしょう。なにがどういいの?
お世話になるとしたら、どういう風に利用するのが最適ですか?
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不妊の原因はさまざまなので、10人いれば10通り。原因探しをしても解決するということにはつながらないことは、お悩みになってる皆さんのほうがご存知かと思います。
妊娠にとって重要な事があるとすれば、骨盤内血流の改善、そして、心身ともにリラックスすること。
まずは最低条件としてこちらの二つが揃えばよいホルモンが出て質のよい卵がはぐくまれると考えます。
骨盤内の血流を上げる、つまりは酸素たっぷりな新鮮な血液を巡らせること。そして血液及び体液の循環が、神経系の働きを促し、しかるべきホルモンが整おうとしはじめること。
たとえば日々の入浴すら…というくらいの虚弱すぎる方、病後すぐのかたには医師への相談などもふくめて慎重であるに越したことはありませんが、頓着しなければ冷えていく一方の現代のくらしにおいて、身体を積極的にあたためることに悪いことはありません。
また発汗することは自律神経とも関係があり、ストレス開放・リラックスにもつながります。
妊娠を希望されている方には、基本的に低温期・高温期と気にされることなくいつヨサに入っていただいても構いません。
しいていえば…
低温期(卵が作られ内膜が厚くなる時期)に入ることは、骨盤内血流を良くするということが目的。
不定愁訴などが出やすい高温期は、主にリラックスが目的になります。
生理痛などの月経前の不定愁訴がひどい、感情の波が激しい、せっかくだんなさんと仲良くしたいのに、気持ちが不安定になりやすいという方は、排卵以降、高温期を重点的にみたご利用をお勧めします。
治療にまつわるあれこれ、月経周辺の不定愁訴が身体的にも精神的にも苦痛であったり、治療の経過観察にあわせて何かさらなる追い風がほしいな、といろいろ調べられて、ヨサがいいみたい、と聞いてご縁をいただいた方も、たくさんいらっしゃいます。
しんどいのが当たり前、と思っていた。
多少つらくても、しかたない、がまんしなきゃ、と思っていた。
だんなさんと、もっと仲良くしたいのに、ケンカばっかりで。
と、みなさんおっしゃる。
「身体を温めてみたら、気分も体調もなんだか楽な感じ。」
シンプルな、ただそれだけの当たり前のことしか提供できませんが…
「温めながら待つ」というおだやかな積極性が、いつか迎えるちいさな家族にきっと届くということはいつも信じてお迎えし、それができることならば早いものでありますようにと祈るような気持ちでお見送りしています。
姿勢などの構造面から負担になっている場合もあります。
その面は身体調整でお力になれることがあります。併せてご相談くださいね。
投稿者 あつこ : 2017年01月24日 16:23
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