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2015年10月18日

秋冬のボデイウオームプロダクト、入荷しました。

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「皮膚は原初、脳であった。」
皮膚は、その状態を自らモニターしながら、知られる生理的な機能のみならず、音や光、色にまで反応して独自の情報処理を行い、その影響はひとのこころやからだにまで及ぶといわれています。

「皮膚」という人体の中で最大の臓器が持つ多様な感受性に対し、「心地よさ」をただただ受け取りつづける工夫をしていくことが、身体全体を見ること、冷えとそれにまつわるマイナートラブルの改善につながる手立てのひとつとも考えます。

秋冬は寒さに向かう中で、「内にこもる感じが苦手」とおっしゃる方もおられますが、見方を変えれば、自分の身体に目を向けやすい時でもあります。

締め付けないもの、やわらかいもの、あたたかいもの。そして、かわいいもの、きれいなもの、産地が安心できるもの。

価値観はそれぞれですが、ご自身を大事にしたくなるような、目に肌に触れてより心地良いもの探しをていねいになさってみるのもおすすめです。

そういった想いから、当院では、益久染織研究所の布ナプキンとともに、靴下シリーズ「あしごろも」、腹巻やレッグウオーマーなども、併せてお取扱いしています。

「100年無農薬の自然栽培綿」を糸車で紡いだ益久染織研究所の手つむぎ糸。その糸はとてもやわらかく切れやすいため、日本に数台しかない稀少な古いイギリス製の編み機でゆっくり編み上げられます。

スピードはくつしたですと一日50足つくるのがやっと。
また、一部のくつしたは、人の手でつま先をはぎ合わせています。
綿を育て、糸を紡ぎ、1足のくつしたが編み上げられるまで、たくさんの人の手しごとが関わっているのです。

この手間ひまが生みだすもの、それは綿が本来もっている力を最大限に引き出すこと。ふっくら空気をたくさん含んだ手つむぎ糸は、伸縮性、吸水性、保温性に富み足元の蒸れや冷えを防ぎます。」(益久染織研究所HPより)

繊維の刺激に敏感な方、アトピーなどのアレルギーで、冬場に身に着けるものにお困りだった方にも、「こんなのはじめて」と喜んでいただいています。

今年のお勧めは、冬の夜の授乳ママに、五行の冬の臓、腎の養生に…お背中からお尻までまですっぽり包む、ロング腹巻。

オーガニックコットン100で、直接お肌に身につけてもふんわり優しい肌心地、あのいやな静電気も起こりにくく、安心して身につけていただけます。

定番のシルクinレッグウォーマーに加え、今年は少し薄手のアームANDレッグウォーマーも入荷しました。

指穴がついているので、手袋をするまでもない、でも手の甲や肘したが冷える…これからのシーズンにお勧めです。

シンプルなケーブル編みで、お着物に合わせるのもすてきかも!

靴下は少し長め、サイズ大きめをご用意しましたので、冷え取りのオーバーソックスとしても。

あしごろもの製品は、糸そのものを手紡ぎで撚っています。編み糸に弾力があるので、かゆみの原因のひとつである、ゴムの不快な締め付けがありません。

秋冬のかゆみは、地味だけど大きなストレス。

やわらかく、やさしく包むあしごろも。風雨から大切な種子を守る布団の役割だった綿に、ふんわりやさしく包まれる、大地に大事な自分を守られるようなその感覚を布ナプキンやくつしたで、どうぞ味わってみてください。

投稿者 あつこ : 2015年10月18日 09:29

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