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2015年07月29日

産後ママのからだととのえ会、でした

きのうの午前中は助産院に「産後ママさんのからだ整え会」お話会に行って来ました。
産後六ヶ月以内のママさん五人、ベイビー五人、金沢医大の助産師のたまごさんおふたり、とスタッフの助産師さんで、2階の和室もみっしり、賑やかな開催となりました。

産後もガニ股が直らない、肩がこる、膝が痛い、猫背がひどくなった気がする、腰が痛い、など悩みはそれぞれでしたが、身体の本来動くべき場所やポイントをお伝えして、妊娠中のからだの使い方からシフトするようなお声がけをすると、「あれ、首が伸びて二重あごがなくなった!」「前屈で前に手がつくようになった!」「つま先が自然に前に向く!」とみなさんにっこり。


ただ、身体の使い方をちょっと忘れてしまってるだけ。
なにも、新しいことは無理してしなくていいんですよ。

「タダシイシセイ」「コツバンガユガンデイルカラワルイ」の呪縛に悩んでる人、多いなあ。

助産院の栄養士さんが用意してくださったおやつは、三国のなばたけ農場さんの無農薬麦茶で作った麦茶ゼリー。きな粉と青ミカンの甘煮スライストッピング。
サッパリと美味しかった♡ 飲み物は、穀物コーヒーでした。こちらも大好き。
いつもありがとうございます。
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そうそう、お聞きすれば今回は、助産院さんでご出産された方1人、それ以外の医療機関でご出産された方、4人でした。
助産院さんでのお産、ちょっと聞いたり読んだりして興味はあるけど、あまりちゃんと知る機会なくて、病院で…とみなさんおっしゃる。

こちらでととのえ会のお話をさせていただいてるのは、そういう皆様に、助産院さんにおいでいただいて、知るきっかけづくりにもなれば、という想いもあります。(おこがましいですが)

お産に対する考え方はさまざま。
医療介入の必要なお産への慎重さももちろん必要です。

助産院でのお産じゃないと!自然分娩てすばらしい!と声高に叫んでいるわけではありませんが、でも、知らないと、選択肢のうちに入らないですよね。

助産院で、スタッフの方とお話しするなかで、「産む力、その後の回復のみちのり、ひいては思春期のおんなのこの身体を見続けていると、お産は病気じゃないから、なんて簡単に言えないところまで来ていて、現代の女性の身体が、環境や生活習慣の影響も含めて自然に産む…というのがほんとのところはだんだん難しくなっている。おかあさんご自身のからだに対する関心や学びというフォローも含めてやっていかないことには、お産を引き受けることを不安に感じることもある」というお話もお聞きしました。

ご自分の身体や出産、子育てについて、はっきりでもなんとなくでも思い描くものと、助産院のサポートスタイルが近いものであれば、ご自分の身体のあたらしい引き出しを知るきっかけに、おおいになると思います。

もちろん、こちらでお産される方だけでなく、おっぱいケアや産褥期のサポート、思春期の性のこと、産前産後から子育てにまつわる、いろんなケアに柔軟に対応しておられる助産院さん。

お訪ねされるきっかけとして、お話会がそのお手伝いにすこしでもなればいいなと願っています。

昨日もお話が終ってから、みなさんが興味津々で出産・入院部屋を見学されたり、敦賀の、いや、日本のお産の生き字引、和子先生とおはなしされたりされてて、うれしかったです。

来月は、「妊婦さんのからだととのえ会」です。


投稿者 あつこ : 2015年07月29日 06:59

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