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2014年03月19日

カナダ生まれの護身術 Wen-Do

書きますね、と言ってそれきりでしたが、卒業式の夜、あいあいプラザにて開催された、「かんたん!護身術~Wen-Do体験会~」に参加してきました。

以前のエントリーにも書いたのですが、打ち合わせで行ったキトテノワさんにおかれていたチラシを手に取ってみていたその週のおわりに参加した京都でのからだの使い方のワークショップ合宿で、同室になった方(福多さん)が、この講座の講師としていらっしゃるということで、興味もあったので、申し込みをしました。

主催は、ときどき市の広報などでその活動や講座などが紹介されている、子どもへの暴力防止の取り組みのNPO団体CAP(キャップ・hild ssault revention)、県内では唯一の支部。現在は子供のみならず、女性の人権問題なども包括してとりくむ「goo!goo!の会」と名前をあらためておられます。

護身術といってもピンとこない人も多いかもしれません。

が、なにが自分の身に降りかかってもおかしくないご時世、情報があふれすぎでなにがわからないかもわからない、というところに盲点があるのかと思います。

この講座を受けて、自分の身体を守るためのテクニックのみならず、多様化するコミュニケーションの中で、自分の身の危険を脅かしかねないことに何かおかしい、と気づくセンサーを得ること、過去の事例、ケーススタデイを学ぶこと、もしそうなってしまったときにどうしたらいいかを知っておくことで「気を付けどころを知る」という意味では、小学校高学年から、中高生の女の子にも、ぜひ一度は、受けておいてみてほしいなあと思いました。

子供のころ、買い物で親と離れて一人になった時に、痴漢?に遭ったことがあるんですが(ずっと忘れてたけど思い出した)、周りにたくさん人がいたんだけど、大きな男の人に、小声で話しかけてぴったり寄ってこられて手をとられ…。

ほんとうに怖くて、声も出なかったし、足もすくんだ。


また、女性の身に降りかかる暴力の被害は、統計では8割が顔見知りの相手からによるものなのだそうです。そういえば、このところ民事からの重篤な致傷、殺害事件が増えているため、警察も介入すべきところの見極めをあらためていく必要も出てきているなんて話を聞いたところでした。


今回受講したWen-Do(ウエン・ドウ)は初級編ということで、女性がいかに自分の身体に負担をかけずに、とっさに襲ってきた相手に対して自分の身を守るか…「まず、その場から自分が逃げ出すためにはどうしたらいいか」という相手への急所への狙い方、心構え(女性は被害者でありながら、隙が、などと落ち度というかたちで試されることがある)そのあとの対処法(正当防衛もときには逆転して加害者となりえることなど)についてなど…知識も実習も、とても面白かったです。


実習は相手の急所を狙ういろんな所作があるのですが、併せて「太く、低い声を出して、相手をひるませる」というのがポイント。おっさんのような野太い声を出しながらこぶしを振り下ろしたりするのは、なかなか快感でした。笑

帰りに気づいたのですが、隣の部屋では学童野球の理事会をなさってたようで…いったい何やってるんやろと思われただろうな…笑  


そんなわけで、卒業式当日の夜は不在だったので、翌日、ささやかに家でお祝いをしました。
こないだ誕生日で、ケーキも食べたところだし、まあいいやということで…

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ます寿司1ホール。
一度、ひとりでまるごと食べてみたかったんだそうな。

投稿者 あつこ : 2014年03月19日 02:31

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