« 本日、おやすみさせていただきます | メイン | うの連載まんが »

2013年09月24日

おわりはない、ない

このところインフォメーションばっかりのブログでした。
今日はちょっと個人的なことを書きます。

昨日で、息子の学童野球の大きな試合がおわり、一区切り。
今日からは5年が主軸で新人戦に向けてまた再起動です。

この3日間、息子の野球の用事だけでおやすみをいただきました。
3年間の野球生活で、たぶん、はじめてのことです。

先の2日間がろうきん杯、という大きな公式戦の県大会、最後の1日が野球フェスティバル、という嶺南エリアのチームのトーナメント戦。

ろうきん杯は、1日目の嶺北の強豪相手に勝ち抜き、2日目の県内屈指のチームとの対戦ではサドンデスという特別ルールも交えて少年野球ながら9回までの大熱戦で、競り合い惜しくも敗退…。

昨日のフェスティバルは、夏の終わりからの試合がすべて荒天でながれながれてようやくの準決勝と思いきや、相手チームの上中さんが学校行事で辞退、市内では縁の深い中郷さんとの決勝戦となりました。

2日目の夜、もうすぐ漢字と計算のコンテストもあるので、「すこしはドリルすすめなさいよ」と声をかけるも「…ちょっと、素振りしてくるわ」といって、外へ出て行ったので、そっと窓からのぞいたら、修学旅行で買って帰ってきた木刀で素振り(野球じゃなくて剣のほう)をしていて…なんつうか…お、おまえなあ……と心底がっかりしたのですが、そのあとも玄関を出たりはいったりしてなかなか戻ってこないので、もう…しらんわ…と思って家のことをしておりました。

朝、午後からの試合ということでゆっくりめの出発だったため、仕事場に洗濯物の片付けと準備だけしにいこうと(正本さんにヨサブライダルの施術をお願いしていた日だったので)玄関を出ようとしたら、トレーニングシューズとスパイクが、先の2日で砂まみれで汚れまくっていたのを、中敷をはずしてきれいにそうじして立てかけてありました。

いつもは雨の日の練習で泥だらけですぶぬれになっても親任せでまったく頓着しないのに…。

最後の試合、ということで、なにか感じ、考えることがあったのだろうなあ。

まだ布団の中にいた息子に「くつ、きれいになっとるやん」と行ったら、もぐったまま「うん」といっていましたが…。


最後の試合も優勝することができ…。
指導者のはからいで子どもたちから、その胸のうちもきくことができ…。
みんないろんな思いで野球をしてたんだなあ。

息子には慰労会の帰り道、「おかあさん、いろいろあったけど、おれ、野球やめんでよかったわ。つづけさせてくれて、ありがとう」といわれ、続けることに意義があるといい続けながらも、わたし自身親としてその続けるという主体性をはぐくめなかった至らなさと姿勢が息子にありのまま写し鏡のようにあらわれたこと、そこが息子を一番苦しめていたのだと、申し訳ないなと思い続けたこの1年だったので…。

でも、この3年がなかったら、ほんとうにもっとだめな母ちゃんだっただろうなあとも思う。

やめるやめないでゆれた去年の冬、息子が「野球のがんばり方がわからん」といったように、わたしも「かあちゃんとしてどうがんばればいいのかわからん」かったのだなあ、と。

チームメイトのお母さん方の姿勢から、いろんなことをいちから学びました。
世の中のお母さんの思いを改めて感じ、UNOのお母さんへのプレゼント懸賞も、細々ですが、ずっと続けて行きたいと思ったのも、この場があったからでした。

慰労会では、「野球どうこうじゃなくて、あの子を、見放したらあかん、その思いだけだったんです」「どんなかたちでもいいから、最後までこのチームにおってほしかったんです」と、一番息子をしかってくれたチームメイトのおとうさんやコーチに声をかけられ。

見守ってくださってたんだなあ、と改めて。

まだまだ、いたらない母ですが…。
いい3日間でした。

また、今日から、がんばります。
いつもありがとうございます。

1236240_526720467422864_1344961293_n.jpg

投稿者 あつこ : 2013年09月24日 08:28

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://tsuruga.xsrv.jp/mt/mt-tb.cgi/1857

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)