2011年03月15日
『自分は何にも出せないよ・・』っていう奴は元気出せ！
地震が起こってから数日間、大きな被害を受けなかった地方に住むわたくしたちは、ただただ言葉もなく報道される被災地の状況を追いつつも、いつもどおりの日々をすごしています。
地震の話になると、「被災したかたになんだか申しわけなくて」といいながらうなずきあっています。
精神科医の香山リカさんが、こうおっしゃっています。
【被災地に思いを寄せることはとても大切ですが、救援者が「共感疲労」と呼ばれる疲弊状態に陥りやすいことが知られています。これはテレビやネットを介しても起きる可能性があります。
「共感疲労」は、それに陥っている人が自覚を持てない、という特徴もあります。「疲れたなんて言ってられない」「私にできることはもっとあるはず」と思ってしまうのです。
気づいたときには燃えつき状態になり、回復に長い時間を要することも。いざ私たちの力が必要とされるときに起き上がれない、なんてことにならないよう、いまはいつもより自分を休ませて。】
春は、ただでさえもこころもからだも揺らぎやすい時期です。
いろんなことに同調してしまいます。
なんだか眠れない、気持ちが落ち着かないという方は、どうぞ、ヨサで身体をあたためて、緊張を落としていってください。
今月、ヨサ各コースにおいで頂いた方の人数をカウントして、そのうちハーブ代金分（リラックス１０５０円・デトックス１２６０円）をわずかながら募金として、被災地に送りたいと考えています。
おひとりさま１回当たりとして数えますので、回数分カウントいたします。
以前お求め頂いたチケットをご利用いただいても、１回カウントいたします。
今日現在、リラックス・デトックスともに９名づつ、ご利用いただきましたので、２０７９０円となりました。
つい「申し訳ない」と思ってしまう気持ちも、被災したかたに寄せる想いのあらわれ。
そのお気持ちをそえてお預かりし、信頼できる団体を通じて被災された方にお送りしようとおもいます。
歌手の松山千春氏がラジオで、今回の地震に関して
「知恵がある奴は知恵を出そう！
力がある奴は力を出そう！
金がある奴は金を出そう！
『自分は何にも出せないよ・・』
っていう奴は元気出せ！」
って言っておられたそうです。
いろんなお考えはあるかと思いますが、これから先はまた長いです。
ひとりひとりのちからは微力ですが、非力ではありません。
身体を養生して、元気を出して、できることを、やっていきましょう。
通信、描きはじめました。
投稿者 あつこ : 2011年03月15日 18:37
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