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2008年02月11日
失敗なんてないんですよ。すべて楽しいハプニングなんです。(Bob Ross)
昨日は身体呼吸療法の勉強会のため京都へ。
強風のため、いつも利用している湖西線の往来が不安定なようです。(高架だからね)
というわけで今回は米原経由の東海道線にて。この時期は、通常のダイヤをぬって、本来は走らないサンダーバード(通常は湖西走行)が米原を通過して走る…新幹線とサンダーバードが同時に見られるという、鉄にとっては至福のシーズンです☆
今が寒さの底なんやろなあ…。
湖西よりは町中を走っている感じなのですが、木ノ本あたりまでは、自然豊かな風景が楽しめます。
杉につもったパウダースノウのなんともいえないテクスチャー、田んぼを覆った雪から覗く湿った稲わら、朝早くあるいた畦道にのびる誰かの足跡、低く連なって渡る冬鳥…。
ああ、ボブなら、この風景をどんなふうに描くだろう!
って、脳内絵画教室が…。
「このへんに森をつくりましょう、そう、こんな風に、トゥー、トゥー、トゥー、杉なので、まっすぐ、長く、そうそう、すこし離れてもう一本」
「この辺りはわらがたくさん積まれてるんですよ、雪であまりみえませんがね、ははは、バンダイキブラウンとイエローオーカーをまぜましよう。河原の緑はビリジアンに黒を…、いい色だ」
「鳥が飛んで行きますね、もう少ししたら海を越えて遠くへいくんだよ、おっと、絵の具が落ちてしまったよ、ははは、そうだ、一羽じゃさみしいからね、お連れさんもご一緒に…あっというまに鳥の群れだね」
…と脳内ボブの絵画教室をたのしみながら、うっすらニヤニヤしながら過ごし、2時間の新快速の車内はあっという間でした。
暗いですか。キモいですか。そうですか。
今回は6回目。リズムについて。
からだの中をめぐる、揺らぎをともなった律動とそのバリエーション、バイオリズム。
わたしは扇風機が首を振りながら「1/f ゆらぎ」機能を使うのが気持ち悪くて、いつもオフにするのですが、これが快と思う人もいる。
施術の際、わたしが扇風機であるとするなら、首を振るだけにするのか、ゆらぎを発生させてみるのか、あわせもってなのか、また強風で浴びせるように風を送るのか、弱風でやんわりと均等に風を送るのか…。
それをもっと感じながら施術が出来るといいなと思いました。
今回は、実習の途中でちょっとしたテストをして、その人の軸の感覚をみる…というデモをしました。
「我慢する」「抑圧する」「逃げる」などの個人個人の性格などのありかたがそのまま顕れることに驚き。
そのテストで、わたしは右から左へ受け流す…?というような感覚の似た鍼灸師の女性の先生と組ませていただき、交代でからだを触れている時にまわってきた講師の先生に「感覚が似た人同士は、今ぐらいの圧でいいんだけど、そうじゃない人にはもっと違うアプローチが必要になってくるね」という言葉を頂いて、ふと治療室の扇風機に思いをめぐらせていました。
感覚が似てる人は、手の感じ(雰囲気)も似てるんですよ。ふしぎ。
風船を使ったトレーニングもしたのですが、古式療法の総帥や、武術の先生にも指摘された「引いてしまう癖」をまたしてもここで実感することに。
からだは、なんでも知っているんですねえ。
今日は、久しぶりに1日休み。息子は一人でとても盛り上がっています。
いつもよく我慢してくれているなあ。ありがとう。
そうそう、先日の「俺のおねえちゃん」事件ですが、どうも息子は、「イッコーさんみたいに、おじさんなんやけどおばさんみたいなひともいる」という認識が最近うまれ、わたしの性別すら危うく思っているようです。
いつも考えてるわけではないみたいですけど、たまにじっくり話すとそういうことを言い出すのでビックリします。
どんだけー…(涙)。
投稿者 あつこ : 2008年02月11日 06:07
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