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2007年12月20日

今年も。

所属(?)する、全日本手技療法家連合会の、秋の修学旅行の夜に行われた勉強会会費を、今年もメイク・ア・ウイッシュ・オブ・ジャパンに全額寄付させて頂きました。


「メイク・ア・ウィッシュ」とは英語で「ねがいごとをする」と言う意味のボランティア団体です。3歳から18歳未満の難病とたたかっている子どもたちの夢をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って設立されました。メイク・ア・ウィッシュは、独立した非営利のボランティア団体で、宗教的、政治的団体ではありません。(ホームページより抜粋)


寄付をするにあたり、いろんな団体が候補にあがりました。
そんな中で今年も選ばれたこの団体は、わたしを含めて子どもをもつ者、施術やスポーツ活動を通じて子どものからだを見つめる者…連合会メンバーの総意のもとによるものです。


お産はほんとうにしあわせなことですが健康に産まれてくるのが当たり前ではない…。
周りが心配して大騒ぎする中、妊娠11ヶ月めでようやく自然に息子を迎えたときも、ほんとうのところひとかけらも心配がなかったわけではありませんが、そこには必ずなにか意味深いものがあるのだと感じたものです。

わたし自身も、最終的に大事には至りませんでしたが生まれつき心臓に少々のリスクがあり、「ひょっとしたら1歳までは…」とドクターに言われ親を心配させつつ、虚弱ではありますが現在があります。


耳をふさぎたくなるような、目を覆いたくなるような子どもにまつわる事件が多いです。
「今の親は…」「今の子は…」とステロタイプに切り捨てがちな報道にもこころがふさぎます。


こどもは、どの家にとってもたからものであるはずだと思います。
そして、難病とたたかう子ども、支える親ごさんが、ほんとうにたくさんいらっしゃるということ。


メンバーの十数人でも微力ではあるとは思いますが、これからもこういう形で続けて行きたいと話しております。

ご報告まで…。


メイク・ア・ウイッシュ.jpg


投稿者 あつこ : 2007年12月20日 17:58

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コメント

僕は最近、カミサンと息子を命の恩人だと思っております。

そのうち僕が死んだ後に、僕の遺伝子を持った人間を産んでくれたのがカミサンで、その人間が息子です。
遺伝子を持ったというと、ほんの一部あるいは情報だけ持ったという感じがしますが、実際は僕の体(精子)半分とカミサンの体(卵子)半分で出来ているのが息子です。
だから、僕の命はカミサンによって生きながらえていて、その生きている僕の命が息子ということになります。
こう考えると、情緒的な印象ではなく論理的にも正しく思えてくるんだよね。

そういう意味で、メイクアウィッシュすばらしいと思います。
てあて整体院も今年も寄付をやっています。
お互いがんばりましょう。

投稿者 てあて・あら木 : 2007年12月21日 12:35

あら木せんせい。

なるほどなー!というコメントありがとうございます。

情緒的であることと理論的であることは対義語のようでは有りますが、ひとのからだのことや自然について考える時、どちらも重要なことだと感じます。
それを伝えることも整体師としての仕事のうちかなとおもいます。

まったく関係ない話になってしまいますが、宮崎アニメーションの持つ自然や命あるものへの太古からの畏れや敬う気持ちを内包する意味深いメッセージの発信・訴求力がありながらも広い世代や感性に受け入れられるエンターテイメント性の高さは、整体院の運営にとても見習うべきことがあるなあとこのごろ改めて感じています。

めざせ、ジブリ整体(笑)。

投稿者 のぞみ。 : 2007年12月25日 13:02

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