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2006年07月14日

おとなのためのタッチセラピー講座第二回終了

あれやこれやとやることが多くて、毎日おろおろしながら過ごしているのですが、ようやく2回目終了。


今回は、「よく考えよう、ゆがみは大事だよ」という題目で、なぜか漠然とみなさんが恐れる「ゆがみ」についてお伝えしました。恐れるばかりでなく、逆にゆがみが示してくれるからだのつかい癖などの状態や、とらわれやこだわりを外す事によってお辛いところの軽減を図れるような「身体の観方のちょっとしたヒント」を伝えれるように、話をして、それに基づいてまた身体に触れていく…ということをしました。

第一回めは、タッチセラピーの意味合いとあわせて、触れることの楽しみをまずお伝えする事があり、初めての試みなのでわたしの伝えたい事と皆さんのニーズの接点を知る、というのも気にしながらの開催だったのですが…。

すこしはやくみえた参加者の方に、始まる前にお声がけされて、「以前はやみくもに痛いとこにシップ貼ったり、ほうぼうの整骨院に通ったりしてたけど…気がついたら、自分の身体に目を向けるという事をしないままだったのよね。今は、毎日”今日も一日おつかれさま”って言いながらゆっくりと身体をさすってあげるだけで、それだけでも身体の調子って変わってくるのよね…いいことを気づかせてもらったような気がしてます」と言っていただけて、「タッチセラピー」の大意を受け止めてもらえたようで、嬉しかった。


第2回は、たとえば「重たいものを持ったから腰痛になった」とか、「姿勢が悪いので腹筋をきたえなあかん」とか、なんだか漫然とした危機感やあきらめを持っていたり、良かれと思ってやったことが心身の磨耗に繋がりやすい事について、構造面にすこし目を向けて知っていただく事で、肩こりや腰痛などの自覚症状に対する受け止め方を変えれば、それだけでも負担は減りやすくなる、ということを主において、「触れていくこと+α」を伝えるべく、少し難しい話もいたしました。

というわけで今回はアシスタントに骨格模型の「のぞみちゃん」を連れて行きましたよー。初めての外出でなんだかどきどき。
あれこれとご質問を頂きながら皆さんのところを回っていたら、またしても予定時間を30分もオーバーしてしまいました。生涯学習センターの皆様、いつもすみません。
来週はお盆やすみがあるので、3週間後。
次回は「言えることは癒えること」と題して、『触れること・聞けること・話せること』についてお話しながら、タッチングをしていきたいと思っています。


んー。8月にオープンする整体院併設のハーブ蒸し座浴の温浴サロン「NOVAK.(ノバク)」の準備もあり、まだまだ忙しい日は続きそうです。日・祝にお手伝いしていただけるアロマセラピストさんとご縁がつながり、とてもよろこんでおります。あとは、平日の夜8時半くらいまで居ていただけるスタッフさんを探しているのですが…どなたか接客がすきで、身体のことに興味のある30代前半くらいまでの笑顔よしさんはおられないかしら…?


17日(海の日)はお休みします。
息子と、デイズニー映画の「CARS」を観に行きます。
毎日、「あーちゃんの今度のお休みはいつやー?」と指折り数えて楽しみにしている様子。
移転して、一緒にいられる時間が減ってしまったので…楽しい1日にしたい。


投稿者 あつこ : 2006年07月14日 05:15

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コメント

うあー、8月のビックプロジェクトはそういうことだったのですか!
もすこし近ければ、バイトに応募したかったところです(笑)いや、本気と書いてマジで。

タッチセラピー講座、うなずくところが多くてなんだかうれしいです。
ふだん施術で伝えたいことそのもののような気がします。

投稿者 おおの : 2006年07月14日 17:26

おおのさん。

どうでしょう。落ち着かれました?
でも、引越しとかはもうちょっと待ちなんですよねえ…。

あ、近かったら本当に…おねがいしたい…。新婚さんイラッシャーイ!(笑)

おおのさんもぜひひとまず開業しましょうよ…おおのさんの腕ならきっと、地域で一番(チキチキバンバン)になりますよ!(ニヤリ)

投稿者 のぞみ。 : 2006年07月15日 03:58

ドアから顔を出してはニタニタしている、いんちょあら木です。

どうも・・

昨年あたりから『はぐ屋』というのはどうかしらんと考えたりしておりました。
ま、『 Hug や 』なんですけどね。
実際に整体院でHUGなんかした日には、即刻ジュンキョウセイワイセツで訴えられること必至ですが、そういった心持というのは大切ではないかと思ったりしております。

ナニカデキルノデハナイカ・・
ナニカヤッテアゲタイ・・
トニカク安心シテクレ・・
深呼吸ヲシテクレ・・

ま、そういった感じです。
同じ方向性の考え方にタッチセラピーというものも乗っているのではないかと思ったりしておりますが・・ちと・・違うンでしょうか?
どうなんでしょう。

投稿者 てあて : 2006年07月18日 15:37

ニタニタって…あら木先生…。

ん、『はぐ屋』。
なるほどね、hag屋。そうか!

日本人はコミュニケーションの手段として「触れる」という事が生活の中でなじみないので、皮膚がこころを守る垣根としての意味合いがおおきく、また高いと思うんですよねえ。

でも、「言わなくてもわかる」のを求め、求められる関係では、言葉だけのコミュニケーションは過不足の針の振り切れが大きすぎるときがあり…。

『触れる・触れられる』心構えがちょこっとあれば…なんだか世の中も変わってくるのではないか…たくらみは壮大すぎてちょっとむなしくなりますが、そんなことを考えています。

「ただ、そこにいる」こと、寄り添う気持ちも何より大事。そうですね、はぐ屋もいっしょですね。


あと、あら木先生が書いておられた「アハ!」。
身体のアレコレに関しては、これを狙って伝えるべく奮闘中。

しかしなかなか独りよがり過ぎて…。
話しながら自分のおこがましさに愕然とし、学ばされる日々です(笑)。

投稿者 のぞみ。 : 2006年07月19日 06:15

説明不足で申し訳ない。
ナンダカ変な書き方になっていたかもしれません。

施術をしていて患者さんとお話をさせて頂いていて、『ああ、この方は誰かに大きく包まれたら(抱きしめられたら)、全部緩んでしまうかもしれない。開放されてしまうかもしれない。』と思うことがありました。
もちろん、だからと言ってそういった方法を検討するとかそういうことではありません。
そういう印象を受ける方がいたということです。

そういった方に対しては、なるべく大きな存在で居られればな・・と思ったりすることがあったんですね。
話し方や話題や笑顔やなんやかや、そういったことに気をつけるようにしていた気がします。

そんなとき、HUG屋って商売があったら面白いな・・はやるかもな・・なんて、想像したことがあったという話でした。
スミマセン言葉少なで、コメントのしようがなかったですよね・・

投稿者 てあて : 2006年07月21日 10:29

てあてさま。

んん?わたしのコメント返しも的外れだったですね?


>>施術をしていて患者さんとお話をさせて頂いていて、『ああ、この方は誰かに大きく包まれたら(抱きしめられたら)、全部緩んでしまうかもしれない。開放されてしまうかもしれない。』と思うことがありました。
もちろん、だからと言ってそういった方法を検討するとかそういうことではありません。
そういう印象を受ける方がいたということです。


ここ、共感です。
とくに、家族の問題でこころがくたびれている方に多いなあと思います。

身体に触れなくなること
あいさつをしなくなること
名前を呼ばなくなること
会話の中に笑顔が無いこと

どれもひとしく、こころにダメージを与える事だと思うのですよね。近しい人であればあるほど。


『HUG』のマインドで身体を触れることが出来たら…理想ですね。

投稿者 のぞみ。 : 2006年07月22日 05:14

いえいえ
的外れなんてことないです。
いつものぞみさんの言葉は心に響きます。


ところで、やっぱり技術も大切ですが、気持ちはもっと大切ですね。
気持ちというか心持ひとつで、持っている技術の現れ方も違うし、手の力の抜け方というか、手から伝わるものも違うような気がしています。
”気”(気功の気)は使えないのですが、よく『先生手からナンカ出てますね~』なんて言われて、少しニヒヒと小さなガッツポーズをしています。
たぶん気ではなくて気持ちが僕の手を緩めたんではないか・・と、最近思うのですが・・

投稿者 てあて : 2006年07月22日 22:08

てあて様。

すみません、コメントいただいたのん、見逃してしまってました。失礼いたしました。

気持ち、マインド大切ですね。同感です。
「治してやろう」と思うより、「ほんの少しでもいいから楽になってほしい」と願う気持ちで向き合うほうが、なぜか結果が出やすい気がします。

手の力の抜け方、ということを考えると、逆にへんなリキミのようなものが邪魔しちゃうのですかねえ。

こころひとつで?

こころひとつが?


いずれにせよ、身体を触ることの真ん中にある、たいせつなことだと思います。

投稿者 のぞみ。 : 2006年07月28日 06:37

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