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2005年09月10日

のぞみの望み。

先日久しぶりに折り込みチラシを入れました。

このところはありがたいことにご紹介や口コミのおかげで初来院の方の月間目標(15人)は達成できていたり、逆にご予約の空きが減ってしまい、お客様にお時間を合わせていただくという申し訳ない状態が続いていたのでチラシの配布は控えていたのですが…。

「敦賀にあたらしい整体院がオープンしました。」

っちゅうのももうええかげんあかんやろ…ということで(泣)せっかくつくったのに裏返して息子のお絵かき用紙にしたりってのももの悲しく、年内であと残り2万4000枚ほどを折り込んでまききるつもりです。
ご紹介やホームページやブログをみておいでいただく方のほとんどが、うちにタムキチさんと並べておいてあるチラシをみて「…しらんなあ…見たことないわ…」て呟かれるので、まだご覧になってない方、見かけられましたらよろしくお願いします。折り畳むとポケッタブルになりますので、おつらい方にそっと手渡して頂けましたら幸いです。


当院は、地方の整体院にしてはご年配の方のご来院が少ない(と思う)のですが、今回の折込はけっこうシニア世代からのお問い合わせをたくさん頂きました。

開業時、「20代~50代のちょっと疲れている、でもどこに行ったらいいのかわからない、いろいろな情報を求めている女性」をご来院の主な層に絞り込んで内装やチラシの内容を考えたりしたのです。
それに関してはわりと当たりまして、そこから旦那さんやカレシさん、息子さんや娘さんのご来院…という形でヤング方面には広がっていっているのですが、今ひとつ年長者の方への広がりが少なかったのですね。お迎えする私自身のスタンスにも問題があるのではと反省もしつつ…。


年金問題とかニートとか税金とか、そのへんもうっすらかぶってくるのですが、これからは今以上に「定年」という線引きがなくなり、働くシニア、働かざるを得ないシニアが増えてくると思います。
いつまでも元気で働いて頂くためにも、ギリギリまで身体を追い込まぬように、その年代に応じた身体の使い方や手入れの仕方があるのではないかと最近よく考えます。

ご高齢になればなるほど、「整体=病院(みたいなところ)=今すぐ治してくれる」という感覚とかまた「とりあえず湿布を貼っとかなあかん」とか、固定観念のお強い方が多くて、正直やりにくい(笑)部分も多分にあるのですが、あれこれと他愛のない雑談の中から気持ちがほどけてこられると、ままならないところをぼやき混じりに率直に伝えてくださるので、若い方とはちがう、日常の生活のなかでの基本的な歩く・屈むといった行動や、それに伴う構造の面での気づきを多く注いでくださいます。

あと、こちらが恐縮するほど、感謝の気持ちを伝えてくださるのも、この世代の方。
こないだは「あまりにもお若い方だから、正直最初はどうなるかと思ったけど(笑)今日は、本当に来てよかったわ」なんて言っていただけてこちらのほうが涙が出そうになりました。励まされます。


『わたしにしかできないこと』というと大変おこがましいですが、ならば『わたしにできること』ってなんだろう。
それを、最近よく考えます。

投稿者 あつこ : 2005年09月10日 10:50

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コメント

のぞみさん、こんばんは。
のぞみさんの、仕事に対する姿勢には、
いつもすごく影響をうけてます。

ほんとに一度、整体の話でもしたがら、
お茶でもしたいものです。

僕もがんばります。

投稿者 稲村@京都コンディショニング : 2005年09月12日 00:29

稲村さん、おはようございます。

いや、そんな大したものではないんですけども…(照)自己満足の壁がやぶれずもがき通しのおばはんのひとりごとですわ。

私こそ、稲村さんのブログを読ませていただくたび、姿勢がしゃんとするのですよ。
コメントを寄せておられる方は、ブログで整体
を受けてるような感じが絶対してるはず(笑)。

またぜひぜひ。
いろいろお話したいですね。

投稿者 のぞみ。 : 2005年09月12日 05:57

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