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2005年05月17日
「バナナがおいしいのは最初の20本まで」(ガッツ石松)
日曜日の夜、鯖江に住む友達がふらりとやってきてニヤリと笑いつつ「東京いったのん。お・み・や・げ。またくるねー」と置いて行った茶色い小箱。
施術中だったので、ちょっと挨拶しただけあまり話せずでしたが、『この小箱はお菓子やな』と直感、お客様をお見送りしたあと、独り占めを目論んで箱を開けたら出てきたのはこれ。
この日は忙しく昼ご飯も食べる間なくで、相当腹ペコリンチョだったので思わず「ウフウフ」と口許ほころびつつ取り出してみたらば…
『それ、食品サンプルですからー!残念!!』
がっくりと肩を落とす私を見計らったかのように彼女からメール到着。
「東京に行って、念願のサンプル屋さんに行ったの~!もうずっと行きたくてたまらんかったから、テンション上がりまくり。ダイエットのお客さんの唾液分泌促進にご利用くだされ。」
すぐ箱に入れなおして家の者に見せましたが、案の定よしかわ家全員引っかかるの巻…。
息子は「食べられない」ことがどうしても納得いかないようで、「これ、ちょっと冷やしてみるわ」と箱から出して冷蔵庫に入れ、そのまま忘れたのかと思いきや、朝起きてすぐ冷蔵庫を開けて、やっぱり食べられないことがわかり、しばらくションボリしていました(笑)。
子供の頃は「いちごショート腹いっぱい食べてみたいもんだのう」なんてうっとりと考えておりました。
が、いくばくかの自由になるお金を得るようになった今、オトナ買いもできるようになったものの食べる快楽よりも翌日食べ過ぎてしんどくなるのがつらくて、そんなことはとてもとても。
でも、買えなくても、腹いっぱい食べられなくても、子供の頃のほうがハッピーだったのかもしれません。
投稿者 あつこ : 2005年05月17日 15:33
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