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2005年04月13日

いいこ いいこ(good girl)

たまには整体の話もしないとね。 (´ー`)ヾ{テヘッ

日曜日はとても暖かで、お花見に行かれた方も多かったのではないでしょうか。
一転して週明けからはちっかっぺ冷え込みますね。
花冷えのこの頃、体調を崩しやすいということは改めて記すまでもありませんが、肋骨が冷えた筋肉でいっきに固定されて背中の伸びしろがなくなって背中(から首)が張りやすくなります。寝違いが起こりやすいのもこれから連休くらいにかけてですね。

呼吸器が弱い方(アレルギー疾患をお持ちの方もふくめて)は特に感じやすいのではと思います。肋骨が固定され、連動して頚椎の動き(弾力)が落ちると呼吸が整いにくく、呼吸が浅くなってきます。
皆さんもご存知のように、呼吸が浅いと免疫力も落ちやすくなってしまいますよね(ちょっと常套句的な言い回しで、素人くさい発言ですが)。花粉症の方も、多くの方が呼吸が浅くなっておられます。


花粉症といえば、今年は花粉の量が例年の?倍(見ただけでムズムズ倍増なので数字は割愛)とのことだそうですが、アレルギーは体内のアレルゲン反応によって起こっていることですから、量はあまり気になさらないほうがよいと思います。「明日はやや多いでしょう」なんていう花粉情報が脳にインプットされるほうが、自覚症状を増大させるような気がするのですが…。そういう「特に知る必要もない情報を排除する」のも案外症状の軽減につながると思います。


おつらい方には大変申し訳ないというか不謹慎な話なのですが、たとえばなかなか肩こりが楽にならない方は「肩こり自慢」さんである場合が多いんです。「うわーこってますねー張ってますねー鉄板ですねー」っていうと、「そうでしょーどこに行ってもいわれるんやわー」と、何だかちょっぴりうれしそう。
へんな話ですが『コミュニケーションの手段としての肩こり』というのが発生してくるわけですね。もちろん、自覚症状はいろんな要因(お仕事とか日ごろの姿勢とか運動歴とか事故の後遺症とか)がからみあって発生するわけですが、それがさらに顕在化するのは「いたわってほしい」という気持ちが働いてくるんです。『マッサージがくせになるのはなぜ?』という疑問をお持ちの方にはなるほど、と腑に落ちていただけると思いますが、こういうココロの問題抜きにしては身体のことは話せないんですよね。

…とはいえ整体においでいただいた方におもむろに「それは気持ちの問題です」なんて厳かにお話したら、めっちゃヒかれると思いますんで言いませんけど(笑)、「もっとあなた自身の身体を知って、あなたの周りの人のためにもあなたを大事にしてね。」ということを身体を触らせていただくことで伝えていくのが整体師としての一番のコアになる部分だと思っております。まだまだ力不足でお客様を見送りながらしょんぼりすることもままあったりしておりますが…。
以前、漫画家の安野モヨコさんが、お風呂の中などで酷使した目、肩、腕、肘などに「ありがとう、おかげで仕事ができたよ、締め切りに間に合ったよ」とゆっくり話しかけながらさすったりするだけでも、疲れの取れ方がぜんぜん違う、というようなことを著書の中で書いて(描いて)おられて、すごくうれしかったのを覚えてます。実践してくれる人が増えたらいいな。

投稿者 あつこ : 2005年04月13日 10:53

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