2018年04月02日
春らんまんの京都へ
昨日は午前中1件仕事をお受けしてから、車を走らせて、20年ほど前に働いていた治療院の上司のところに創立25周年の周年祭と新店舗オープンのお祝いを言いに行ってきました。
狭い奈良街道をヒーヒー半泣きになりながら走り、向かうは花見客でにぎわう醍醐寺の門前通り。
すでに京都市内に数件の治療院を展開されていますが、今回は、重厚なつくりの昭和家屋をリノベーションして、会員制のレンタルサロンとして使っていかれるとのこと。
元上司は、コンダクターの佐渡裕氏のパーソナルセラピストでもあり(来週からツアーに帯同してウイーンに向かうとのこと)、玄関に飾られた佐渡さんからのみたことないくらい立派なお祝い花もミーハーちっくに拝見してきました。笑
たぶん6年ぶり?くらいにお会いするのですが、相変わらずエネルギッシュで…20年前と見た目も全然変わってない(数年で還暦だそうですが)、おっしゃってることもブレがない…。
「僕に老後はないと思う、ほんとはゆっくりしたいんやけどね、ゆっくりの仕方がよくわからんのや」って20年前からおっしゃってたけど、きっとこのまま前のめりに進んでいかれるんだろうなあ。
おもてなしのためのお茶席も設けられていて、朝からちょうど第三席目とのこと、勧められるまま座敷に向かったのですが、うっかり主客の席に座ってしまい、お作法をはるか昔の記憶から引き出してすまし顔でやり過ごしましたが…へんな汗がいっぱい出ました、笑
おいとましてそのまま近くの醍醐寺へ。
観光客でとてもにぎわってました。
二年前に、晩年の父と一緒に最後のお花見をした場所。
小5まで伏見区に住んでいたので、醍醐寺はちいさいころからよく訪ねた、思い出の場所です。
そのあと、宇治に車を走らせて、父の眠る(…というか♪そこに父はいません、眠ってなんかいません~♪でしょうけど、笑)墓へ。閉門前でしたけど、間に合いました。
父が最後まで「帰りたい」と言っていた、大好きな京都の街が一望できる、見晴らしのいい霊園。
いいとこに建てたなあ、おとうさん、と春霞に煙るまちをしばらく眺めて、帰路に就きました。
道中、いろいろ考えることの多い4月1日、気の利いた楽しいウソなんて思いつかず。笑