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2017年10月28日

「Voyage. わたしの身体を旅する六カ月」 頭、顔、眼

昨日、今日とからだ旅クラス。

今回は頭、顔、眼。

ずっと重力線上に立ち上る脚から、旅を続けてきて、の、頭。とは。

頭を動かすための基本構造がわりとはでに無視されてるがゆえの不定愁訴(今の時期多い寝違えなども含め)だとか、眼を「閉じるだけじゃない休ませ方」をするワークののち、いかに自分が情報に対して迎えに行き過ぎていること、ひいてはそれが姿勢や動的バランスに影響するかを改めて知る。

からだ旅や整体施術のなかで、お伝えしつづけてきたことのひとつ、筋肉や骨盤や背骨だけが姿勢を保つためのものではないということ。

足の安定感が、内耳や視覚と統合して姿勢や動的バランスを保つことを知る、を繰り返し体験してもらってきました。

ある、と知ることで、からだは自己調整の選択肢を、持ち主さんの意識より下で広げ、再現してくれます。
型を追いかける姿勢指導や外圧による矯正ではなく、みずからの力で選んでいく姿勢へのアプローチ。

脳からの露出部である、眼。

現代社会において、優先的につかいがちな視覚が、足の安定感を妨げ、それゆえに身体が緊張を手放せないでいる(アウターマッスルをかためてしまう)のかも?という問いかけを今回はからだに投げかけたく、頭の6方向の動きのトレースだけではなく、重力線における双方向からの影響を体感するワークとして、「目を休ませるワーク」をやりました。

過活性になりがちな神経を休ませるプロセスとしても、情報を得るための器官が集まる頭部を知ることは、大事なのではないでしょうか。

「一日中、目があいてから、寝るまで、布団のなかでメガネを脱着していること、メガネ依存でいる必要性ってあったんやろか」

「目玉じゃないとこで見るようにすると、メガネをかけてなくてもスッキリ見えるし、姿勢もしゃんとする、下半身もしっかり立てる感じ」

「脳という司令塔が、からだに溺れてグダグダだったんだなあということがわかりました」

「いろいろやりすぎてることをやめる、という選択肢も有りかな、ひかえめにする、ではなくて、いったんやめてみる。それがいろいろはじめようとするよりも、一番からだのためのような気がする」

たくさん、豊かな感想をいただきました。

ありがとうございました。

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投稿者 あつこ : 2017年10月28日 13:11

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