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2016年11月05日

長らくお休みをいただきました。その①

土、日、と3日(木・祝)はドイツ人のアレクサンダーテクニーク教師、ロビン・アヴァロン先生のクラスに行っていました。

土日は「リビング・イン・ア・ボデイ」。

からだ旅クラスをこの7月から勢いで始めたものの、進めれば進めるほどいろんな反省点や課題が出てくるなか、大きなガイドとなる解剖や身体の使い方についてをまたいちからおさらいし直し。

レベル1コース修了認定をいただきました。
ひきつづきインプット→アウトプットして、ご縁ある皆さんと惜しみなく共有していきたいと思っています。

そして、3日は、女性のからだのコアな部分についてのクローズドクラスに。

冒頭の「おしもの話は、ベッドルームやバスルーム(お風呂だけじゃなく、トイレも含むんだと思う)のなかにだけ閉じ込めておくものではない、生きることそのものだ」という意味のことばにシビれた。

わかりやすいところでいうなら…

クリトリスは、たとえばからだ旅のクラスでも話すことですが、手の中の指の骨の長さ、膝蓋骨と膝関節の関係、脊柱と棘突起の関係などと一緒で、見えるところ、触れるわずかなところのみがそれでしかないとイメージで捉えがちだけど、解剖を知ると、外性器の奥のはるかな奥行きを感じることができる。

クリトリスだけで、畳半分くらいのホワイトボードにびっちりと18ものトピックがあらわされるなんて!

たしかにそれをもとにすると「しまる」メカニズムや、オーガズムのバリエーションの切り分けもなるほどな、という感じだったけども、セクシュアルな話だけに用いるのも、生まれてからずっといっしょで、これからもずっと一緒に生きていくのに、わけもわからず漠然と隠しながらいるのも、とてももったいないな、とも改めて思いました。

そして実は、生まれてからだけではなく生まれるはるかまえから、さらには次のさらにその先の世代をこえてわたくしたちの性はつながっている。
(前にウノのコラムでも書いた卵子にまつわる話です。)

なんらかの事情で無くさざるをえなくなったひとも、閉経を迎え、なにかがぼやけてしまっている人にも、なくしたかと思っていてもなおエネルギーとして自分のなかにあること。

女性のからだの豊かさを改めて驚きと誇らしさを持って受け止め、また、たくさんの女性とこの喜びを分かち合いたいと願います。

土日のロビン先生のクラスをはじめ、他言語で学ぶ(もちろん素晴らしい通訳があってのことですが)と、日本語でうまくまとめてしまいがちなところを英語と統合することで幅を含めたり、普段ならからだに対しては使わないであろうことばを聞いて、驚いたり。(たとえば、コーディネーションは使うけど、ネゴシエーションなんて言葉を選ぶことなんてありえないけど、表現がもどかしい部分に気持ち良くフィットする喜びがあったり)
まだまだ勉強したいことがいっぱい。

robin.jpg

しかし、このところ寝不足で、帰って鏡みたら顔がシワシワ…(´・_・`)

投稿者 あつこ : 2016年11月05日 02:28

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