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2016年05月20日

恢復するということ

子供をうんですぐ、いろんなことがあって、わたしはあたまがおかしいんじゃないだろうか?とえもいわれない恐怖やら感じたことのない感情やらでもみくちゃになって、今となってはインターネットもまともにやってなかったあの時期に、なぜその会にたどり着いたのかはさっぱり覚えてないんだけど、滋賀(には住んでいたが湖の対面がわ)にキャンパスのあった女子大で、医療職の人たちに混じって円座で精神医でクリスチャンでもある工藤先生のお話を聞き、対話する週に一度の時間は、場違いだったかもしれないけど、わたしの中の正気を取り戻すような、救いに満ちたひとときだった。

またいろいろ捨てる時期が来たな、とゴソゴソしていたらダンボールの下の方から出てきた本。

kudo.jpg

いっぱい付箋や傍線が引いてあって、あのころの自分を愛しいな、とおもう。

パラパラと読み返すと、あの時間はめぐりめぐって今の自分や仕事のなかにも無意識に注がれていってたんだなあ、と。

セラピストでもカウンセラーでもクリスチャンでもありませんが…。

無駄なことって、ないですねえ。

そして、時間はやさしい。

投稿者 あつこ : 2016年05月20日 10:49

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