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2016年04月28日

yosaに入ったあとが寒い


こないだ、はじめてヨサに入りに来てくださった方が、そのあと、寒くて、ちょっとね…とおっしゃってたので、ちょっと、過去の記事を(少し訂正もして)再掲します。

身体の反応にどういう意味があるのか…

「好転反応」ということばでうやむやにするのではなく、反応を通じて、身体に関心を向けてみてくださいね。

個人差のある「感性でどうこう」ではなく(それも大事にしなくてはいけないところですけど)、「もともと自分が持っている」ものをグレーゾーン、ブラックボックスに押し込んだまま、症状や情報にふりまわされるというのは非常にもったいない。

位置を知ること。
はたらきを知ること。
動きを知ること。

「あることを知る」と、知識と感性が足並みをそろえて、からだは、自分自身にフィードバックして、また新しい方向をむいていきます。

身体のこと、自分で説明できた方が、いろいろお得なんです。
つぎつぎと出てくる健康(美容)ビジネスの波に飲み込まれたり、いちいち踊らされて不要な消費することもぐっと減ります。
自分を知ることは、客観性も同時に得ることになります。

わたしもまだまだ、学びの最中。

日々、アップデートしながら、いっしょに考えて行きたいと願っています。

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ヨサを受けた直後、いちどき急激に寒気に襲われる方がいらっしゃいます…。

それは、いわゆる運動をし終えた時のクールダウン作用のようなものと考えていただければと思います。

具体的に申し上げますと、運動をしたとき、筋肉の緊張がほぐれることにより、また、自律神経のはたらきもあわせて、循環器系の機能が亢進します。

つまり、おおきな血管だけでなく今まで流れることがなかった狭くなった血管までをも拡張し、全身に血液をめぐりやすいやすい状態にします。

人は運動することによる筋ポンプの働きなどで循環器系の動きがよくなるのですが、それをとめたときにからだをクールダウンさせるよう、脳から神経をつうじて心臓や筋肉などに「休め!」という命令が出されます。

急激に新陳代謝が良くなった状態の人ほど、このクールダウンの反応は強く、寒気を感じるものです。

妊娠中や慢性な運動不足だったり、更年期や、不眠、鬱などで、神経系のお薬を飲まれている方、のまれているお薬が血液や体液の環流する機能を助けすぎて自力で適応できるちからが落ち、ヨサのみならず、こういった温浴や整体などの施術を受けたあとに体調をくずしたような感じがしてしまう、という方もいらっしゃいます。

ご自身の体力の許容範囲をこえてからだを温めすぎたりしたことで、神経系統がそういう指令を出してしまう、ということです。

かならずしも毎回ではなく、ムラがある、という方が多いのも、その時の女性ならではのゆらぎ、コンディションが左右するからなのかもしれません。

冷えるんだから長く温まるまで温めただけいいということではないので、そういうことが出やすい方は短めのコースでしばらく続けてみられるのが良ろしいかと思います。

ヨサのあとの身体調整(ヨサほぐ)もおすすめです。

不定愁訴に不定愁訴が重なり、症状だけに応じた薬だけが増え、ご自分ではいかんともしがたい(どうしてもできない、どうしていいかわからない)コンデイションを、ひとまずマイナスからゼロまで底上げするのが、ヨサや整体を通じての私の役目と思っています。

そうしてうまれた身体の余裕、心の余裕が、ご自身の手でやりたかったこと、あきらめてたことと結びついたとき。(それは運動でも勉強でも趣味でも)

そこからが、みなさまのLIFE(いのち、くらし)の本当の「スタート」がある、と信じています。

投稿者 あつこ : 2016年04月28日 19:55

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