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2016年03月09日

男と女


女は願った

あの川に橋がかかれば、老いた親をもっとはやく医者に見せることができるのに

あの山を越える道がなだらかならば、こどもたちが楽に学校に通えるのに

家族みんなの洗濯をするのはあたりまえだけど、冬の凍てつく水はつらい

男は、それをみて、静かに決意した

大切な人を喜ばせるために橋を掛け、道を作り、洗濯機を作り、改良してより便利なものとする

やがて男が作ったものは、大事な人を笑顔にさせ、それをみた男は静かに胸の内を満たした

女が願い、男が動く。
この繰り返しで社会は動いてきた。

お互いの役割をしると世の中はもっとまるくなる。

男は、自分のしたことで女が、母が泣くことを一番つらいと思う。
男は、自分のしたことで女が、母が喜ぶことを一番のよろこび、誇りとする。

女は、母は、ただほがらかに笑っているだけでいいの。
女は、母は、ためらわず願えばいいの。
叶えてもらえた願いを喜ぶだけでいいの。

昨日、施術のあとに聞いたおはなし。


投稿者 あつこ : 2016年03月09日 14:42

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