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2014年07月26日
月刊ウノ 「ママのためのリラクゼーション」ご当選者様
ウノの懸賞にはなんどか応募してくださっていたそうです。
ご両親の介護や、3人のお子さんのことなどでてんてこ舞いの毎日。
今年、やっと下のお子さんの受験が終わって、ほっと一息ついて、自分の時間も少し取り戻せるようになって、そんなときにふいっと当選のお知らせが舞い込んだとのこと。
これがちょうどいいタイミングだったのかもしれませんねえ。
と申し上げたら、「そうなのかも、しれませんねえ、前だったらあたっても行けたかどうか」とふんわり微笑まれて、お帰りになりました。
なかなか自分のことに、時間もお金も使えない…使えないわけじゃないけど、優先順位はすぐに下方修正…自分のために、と思えなくても、「わたしのからだはわたしだけのものではない」と思えたら、またからだへの、自分への目の向けかたがかわるのかも。
そんなふうにおかあさんたちに思っていただけたら…とご利用いただきたく、始めたこのプレゼント。
たくさんの人をいっぺんに幸せにすることはできないけど、おひとりおひとりなら、できるかも。
そう思ってほそぼそと、続けています。
「そんなん、ただでやってもらったりとかって、あやしい!すんなり帰れんかも?」と旦那さんに心配されたそうですが…ね、だいじょうぶだったでしょ?笑
「どこか悪いところはありますか?」と聞かれましたが…。
こないだもおいでになった方に「十年後のあなたのからだ、このままではどうなるかわかりませんよ!どうなってもいいんですか?」って、10分かそこら身体をみて言われた、という話を聞いて、なんだか…。
施術者としてはだれにでもそうそうかんたんに言えないなあ…
なにかを「悪い」というのはとても難しいことなのです。
それがたとえ消極的ととられても、そのくらい慎重でありたい、と思います。
施術を重ねれば重ねるほど、思います。
というよりも、ひとのからだはうごくことという連続性で以て、生活の中で構造、機能、生理、全体の統合性を以て、もちつもたれつ無駄なくうごけるようにすばらしくできているので、ちょっとねそべったりじっと立ってみて足の長さや骨盤の高さが違うだけで、そんなに悪い悪いと大騒ぎするようなこともありませんし、それをわざわざ伝えてそのかたにいらない気持ちの負担というお土産を持たせる必要も、たいがいはないよ、ということです。
「若いころに骨盤がゆがんでるって言われてずっと気になってて…そこが悪いのかと思って」って、長いこと、気にしておられる人って多いんです。
からだの生理的な機能の部分で気になるところが少し、ありましたので、整体的なセルフケア(ストレッチなどではなく)をお伝えして、ホルモン関係のデリケートなご年齢柄、気をつけていただきたいところでもあるので、からだの変化の観察材料としていただければ、というお話をいたしました。
「しんどいわけでもないし、生活に支障があるわけでもなかったけど、気にはなっていたころだったので、とっても、合点がいきました」とおっしゃっていただけて、よかったです。
今回、頂いたご縁。
また、しんどいな、と思ったときにでも…
ふっと、思い出していただけたらと願っています。
ありがとうございました^^
投稿者 あつこ : 2014年07月26日 15:35
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