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2014年02月20日
おかげさまで10周年
しばらく更新が途絶えていました。失礼いたしました。
昨日、2月19日を以て、のぞみ整体院10周年を迎えました。
みなさまの支えあっての10年だと改めて感じております。
また、初心を大事に…がんばっていきます。
いつも、ありがとうございます。
息子には「のぞみ整体の10年は、おれの我慢の10年でもある」と冗談めかして言われましたが、九分九厘本心でしょうな…。
彼には一番、母としていることを赦され、見守られていると思います。
息子にも、心からの感謝を。
明日は、キトテノワさんのご依頼で、定例で開催されている「きらくなお産と子育ての会」に、外部講師としてお話をさせていただきます。
毎月1回、妊産婦さん向けの、ベビーの栄養指導、ハーブの活用やベビーマッサージ、育児情報のシェアリングなどを助産師さんや栄養士さんがレクチャーするという、東郷にあったときからずっと開催されている催し。
ちいさなお子さんとごいっしょに、キトテノワさんのおいしいランチをいただきながらお話させていただくというスタイルでの、ママさんのつどいです。
整体師が話をするということで、骨盤について?
んでも、メディアの影響も有り、「骨盤」「ゆがみ」ということばのみにとらわれがちな女性の身体です。
でも、それだけじゃないんだよなあ…となんだかはがゆい思いでずっといます。
おつらいところをお持ちの方は、「ここが悪いと言ってほしい」と望まれがち。
もちろん、診断も含めてその資格のないわたくしのような立場のものですから、当然のことではありますが、身体のことをお伝えするということは、その後のその方自身の身体へのかかわりも左右すること。
とくに慎重でなければならない、簡単ではないことだと常々思っています。
「骨盤がゆがんでるから痛みがでるんです」
「足の長さが違うから悪いんだよ」
なんて言葉を無造作に投げつける怖さ。
多少腰が痛くてもたちまち寝たきりになるわけではなく、痛いなりに生活できるのは、身体のあらゆる部分やこころのある部分が「自分の持ち分はここまでだから、もうやらなーい」なんてことはいわず、じつに始まりはどこか、終わるのはどこか、そして区切るところはどこか、というのもはっきりさせないでいてくれるからだと思うのです。
疲れや痛みを押さえつけたり見ないふりをすることを許す寛容さを身体は持ち合わせている、それがゆがみという事なのかもしれないですが、いよいよ身体の堪忍袋の緒が切れると、わかりやすいところで言うといわゆるぎっくり腰のような症状が起きるわけなのですね。症状は急激に強いものが襲うわけですから、急性腰痛という言い方をしたりしますが、結局は慢性なのですよね。
その肩こりや腰痛は、枕や寝かたが一番の原因でした。と結論づけて考えるのをやめてしまうのではなく、なぜそんな寝かたをしないと自分は眠れないんだろう?ということを考えたとき、どこまでその理由をさかのぼれるか、想像力を膨らましてみるのも、快復へのひとつのハードルを越える手段になるかもしれません。
今回は産後1年未満のおかあさんしばり。
話したいことはたくさんあるけど、その一番むつかしい「骨盤」というキーワードであえて。
お伝えできたらいいなと思っています。
投稿者 あつこ : 2014年02月20日 23:26
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