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2010年04月22日

ざわざわざわ

のぞみ通信5月号は昨日入稿して、今日はヨサフェイシャルキャンペーンのチラシ、完成…。あとは担当の正本さんにチェックを入れてもらってから印刷して、出来上がってきたのぞみ通信と一緒に発送します。


先日お出でになった、クライアントさんが、「この病気になって、いろいろと行動に制限は出るようになったけれども、だからこそ知的好奇心は失わないようにしたいんです。やりたいこともしりたいこともたくさんありますし、病気のことも、けしていい話は聞かないけど、それでもまだまだあきらめたくないんです。」とおっしゃって、ちょっとはっとした。

このごろ、歳の若い友人の、「もっといろんなことを知りたい!」という貪欲さをまぶしく感じていたこともあり。


歳を重ねることに、むちゃくちゃ好き、とかむちゃくちゃ嫌い…ということがなくなってきていますが、それは寛容であることではなく、いろいろなことに関心が薄れてきてるんだなあと(わたしにかぎって言えばね)改めて思ったというか。


考えなくてすむことなら、今はしばらく考えたくない…ということに囲まれていたからなのか、ぱかっとふたを開けたまま無防備に生活していると、ものすごくダメージを受けてしまうので、すこし閉じ気味にいたからなのか…。

このところ猛烈に記憶力が悪くなってること、文章が書けなくなってること、本が読めなくなってしまってること、からだがうごかせなくなってることも、これは歳のせいじゃなくて、必要なことすら知ろうとしない、好奇心が失せてしまっているところにあるのかなあ…と。

かつてそうであった余韻が、まだ、違和感として今のわたしを呼び止めてこうやって考えさせてくれるけど、それすらなくなってしまったとき、気がつかなくなってしまったときが、年齢や肉体ではなく、精神が老いることなのだろうなと思います。

考えに制限がかかると、本当に視野(メタファーではなく機能として)がせまくなるんだなあ…と、春の明るい日差しを行きつ戻りつ感じるようになって、実感しました。


感情とか感覚って、からだの中にあるようで、そうじゃなくて…不思議でおもしろいですね。
なんだかおかしな季節を移ろっていますが、蓮の実を見続けてるような目で、だんだんざわざわするのをおさえられない心で、抗えないまま外の様子をうかがっています。いましばらくそんな自分を観察してみようと思います。

例年になく、何かが違うような気がする…。
自分がおかしいのか、大いなるなにかが影響しているのか…。

何が、起ころうとしているのでしょうね。


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お久しぶりのKさんにいただいたミスドのドーナツとヨギ・ティー。
お誕生日月で、ご自分へのごほうびに…といらっしゃいました。
大切な時に、わたくしのところを思い出してくださってありがとうございます。

投稿者 あつこ : 2010年04月22日 23:44

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