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2009年09月02日

なんでもアリってことは、なんにもナイこと

9月にはいりました。

はちがつさいごの日曜日、は、身体呼吸療法の復習会で京都へ。
京都はまだ暑かろう…と思ったのですが、夏仕様の建物や電車の冷房が身体に堪えました。

だまし絵.jpg

ひとのからだを見つづけ、触りつづける中で、頭で考えたことや座学などで得た知識と、手のひらに受ける感覚との矛盾や距離、違和感、つじつまの合わなさが苦しくて何をしているのかわからなくて、さながらだまし絵のなかをさ迷い歩くような錯覚におちいっていたときに縁あって出会った身体呼吸療法、「それぞれの感覚そのものを認めればいいんです、たった今その場で答えをすっきりとだそうとすることは本質に近づけることと同じことではない、悩めばいいのだ、迷えばいいのだと自分を認めるスペース、余白を施術者側が自身の中に引き出すこと」が大切なのではないかなあ…と知らせてくださったような気がします。
世話役の坂田先生をはじめ、一緒に勉強させていただいてる先生方の感覚や一緒にいる場の雰囲気にも、たくさん学ばせていただいています。


また、身体呼吸やら古式療法を通じて、手を介して人に触れる仕事の怖さ、生活人としてのあたりまえな日々の大切さをおろそかにしていた自分にも思い知らされたように思います。

ああ、怖い…。全裸で、大声でひとりごとを言いながら歩いてるような…そんな感じです。


帰りに買って電車の中で読んだ、「3月のライオン」 3巻 の、主人公の独りよがりな孤独感に気付くところにも、なんだかはっとさせられるところがあって、とてもいいタイミングで読んだなあ…と思いました。

この漫画については、また日を改めて書きます。
前作「ハチクロ」にはうっかりこの歳で「ノンノ」を真剣に立ち読みしてるところを人に見られたような気恥ずかしさがあって最後まで読めませんでしたが、「3月のライオン」はとても好きです。

投稿者 あつこ : 2009年09月02日 10:10

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コメント

ああああ、まだ1冊も読んでない!このまま存在を忘れるとこでした。ありがとうございます(笑)今度読もっと。

投稿者 おおの : 2009年09月02日 20:32

おおのさん。

青年誌に掲載されてるんですよね。
登場人物も魅力的なんですが、食べ物の描写がすてき…。

おもわず、レンコンとにんじんのきんぴら、山盛り作っちゃいましたもん…(母がレンコンキライなのでなかなか食卓に上がらない)。


おすすめですー!
あ、「野田ともうします。」もおすすめ。


投稿者 のぞみ。 : 2009年09月04日 12:30

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