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2006年08月05日

おとなのためのタッチセラピー講座 第3回終了

6月から開講になったこの「おとなのためのタッチセラピー講座」、5回構成ではや今回が折り返し地点です。しかしなんだかぜんぜん慣れず、やっぱり噛み噛みです。だは。

今回は「言えることは癒えること」と題して、よくいわれる「自然治癒力」とはなにか、ということから切り込み(すさまじく切れ味が悪かったですが)、一般的にいわれるからだの治癒力『恒常性維持(ホメオスターシス)・自己防衛力・自己再生力』=「病気にかかったり、かかりそうになったとき、自分の力で治したり防いだりしようとする力」がすべてではなく、急性の症状からそのチカラで転じてきて、軽減→改善→消失までのみちのりにはこころの治癒力「自身のこころを癒すチカラ・からだの治癒力を促すチカラ」として、

●はなす=こだわり・思い込みを放す・こころを開放する
 話すことのむずかしさ(自己表現の仕方がわからない。機が満ちていない。話してはならないという思い込みやとらわれ)
↓↓
●きく(聞く・聴く・訊く=言語的コミュニケーション)+触れる・寄り添う…などの非言語的コミュニケーションからのサポートの重要性
↓↓
●いえる(言える)→言い得る(話せる)→癒える(痛み・辛さを放せる)

という、『自然治癒力が真の治癒となりうる道のり』の流れについておおまかにお話しました。



ひとのからだに触れるものとしていつもこころの隅に常にあることなのですが、まとめようとすると実に壮大すぎて、言葉にするのはとても難しく…また、考えれば考えるほど、自分の仕事に対するありかたや覚悟の無さに、ちょっぴりシオシオになったり…。

からだとこころはつながっている。からだから働きかけるのがわたしの仕事であると思うのですが、こころの領域にどこまで踏み込んでいるのかという戒めを、大事にしていたのかどうか、ということです。

そんなわたしの思惑はともかく、ふたつの自然治癒力のつながりについてお伝えできたかどうかは恥ずかしながらまったく自信が無いのですが、わたし自身が言い得ることの難しさを感じた…そんな講座準備までの道のりがありました。

たぶん、まだ自分の人生経験が不足している事も多いと思われ…わたしよりもかなり年齢層の高い方にそんなことをおはなしするおこがましさのようなものも感じたりしつつ。
というわけで、なんだかしょんぼり気味ののぞみでした。



今回は、夏休みだし?お盆前だし?と言う事で若干いつもより人数少な目?

「家でだんなにやってみるんだけど、だんなだけ気持ちよくなって寝てしまってかなりむかつくので、今日はだんなも引っ張ってきました!」なんていう方もおられて、そうよね、もとはそれを伝えたくて始めたのよね…と励まされる思いがいたしました。


次回からは、土曜日の午前中になります。
両日とも、午後からの生涯学習センターでの式典や催事の準備のかげんで、「10時開講」とお伝えしておりましたが、「9時半開講」に変更になりました。休日の早朝よりお出でいただくことになりますが、なにとぞおまちがえないようにお願いいたします。

次回・次々回はまとめ的な部分が大きく、前半のわたしの噛み噛みトークはかなり割愛して、からだを触ることがメインになります。『整体講座』に近い感じですね。皆様にはきっと、このほうが楽しいかも♪
いつも、一組一組回っていて、ちょっと要領悪し?とアドバイスいただいたので、やり方をかえてみます。

次回は「吸って吐くのが深呼吸」と題し、触られて気持ちいい頭・お腹・肋骨へのアプローチ、次々回はまとめ「手はつたえる→手伝える」です。どうぞお楽しみにー。
来月も、また来てくださいねーンガググ。


 

投稿者 あつこ : 2006年08月05日 02:11

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コメント

わたしなんか40回もストレッチ教室やっているけど、噛みまくりですよ。最近は神まくりですが(笑)

投稿者 松田かたこり。 : 2006年08月05日 11:36

ここのところ患者さんが立て込んでしまい、どうしても戦ってしまいそうになります。

以前から内弟子一号には言っていたことなんですが、『患者さんの体と戦わない。』ということがとても大切になってきているように感じます。
次か次に来る患者さんを、どうしてもナントカシタイ!  調整シタイ! 緩メタイ! 楽ニシタイ!と自分の側からの押し付けになってしまいそうになります。
それは要するにその方が、自分が楽だからなんですね。

とても困ります。

しっかり自分を安定させ、ゆっくりと患者さんの体とお話するように施術をしたいと思ってはいるんですが・・・
どうも最近のナツイアツではなく暑い夏になってくると、思考能力もミトコンドリア並になってしまって、どうしようもありません。


しかししかし
そういう傾向に今自分がある、ということを認識するだけでも良いのかも・・などと思っています。
タッチセラピーの文章を読ませてもらうと、そんなことを考えます。
いつもなんだか気づきをありがとうございます。

投稿者 てあて : 2006年08月05日 18:19

かたこり。さん。

ああ…噛み噛み神さま…。どうぞわたしに神通力を…。

ホームページセミナーの、リラックスした講師っぷり(もちろん練りに練られた受講者目線の内容も)にはとても刺激をうけましたね。いつもあのお姿をイメトレしてますよ。

ストレッチ講座&ワークショップ、近かったら絶対行くのになあ。残念。

投稿者 のぞみ。 : 2006年08月06日 04:37

てあてさま。


わたしにはまだ、理屈ではわかってきているけど、たぶんわたしの未熟な手には宿りきらない机上の空論、理想論のような感じです。
話しながら、ああ、自分はわかったようなつもりになっていただけだった…と気づかされ、どうも上滑りなかんじで、ちょっと滅入りました。

えらい宿題を負いこんでしもたような…。


でも、そういうことを積み重ねるのが、「アハ!」への道なのかも、とコメントを頂いて思いました。ひらめきは突拍子の無いものが突然降ってくる訳ではないんですものね。

こちらこそ、いつもありがとうございます。

東京はさぞかし、「ナツイアツ」なんでしょうねえ…。


投稿者 のぞみ。 : 2006年08月06日 04:49

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