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2006年01月28日
解剖学教室へようこそ
今日から2階で呉服の催事が始まり、問屋さん2人、うちの父…と計3人のおやじさんが待ち構えているのですよ。明日がメインと言うものの気合いは充分、鼻息荒く3人が3様のヘアトニックをつけていてそれらが混じり合ってほんのり2階から漂い、きょうの当院はなんだかなあなアロマ具合…。
これ以上香りを足すと大変なことになりますので、今日来ていただく方はちょっとごめんなさい。
想定外ののぞみ整体院です。明日は休みます。
昨日、最後のお客様から、仕事の都合で30分ほど遅れるというご連絡をいただき、それまでの間…とボディナビゲーションを眺めながら、じゅうたんの上でストレッチをしておりました。
そうしましたら息子がやってきて、「ぐりとぐら」を本棚から出してきて隣に座り、しばらく読んでいたのですが、わたしの読んでいる本が気になったらしくひざに寄ってきて、「これは、手のどの部分?」とか「これはホネホネオンチャン(うちの骨格模型)のどのへん?」とあれこれ聞き始めたので、3歳児相手ににわか解剖学講座となりました。
「ここ(肩)からここ(肘)までは1本の骨、ここ(肘)からは2本の骨が並んで、ここ(手首)につながって、これがあるから腕を大きく動かさなくてもねじったりとか、カルタをひっくり返すみたいな動きができるんやで…」
「ここ(シャツをめくって丸めた背骨部分)を触ってみて…。恐竜の背中みたいにぼこぼこしてるやろ、これがあのホネホネオンチャンのこの部分(胸椎~腰椎)やで」
「お腹の横のところがだんだんになってるやろ、これがあの(肋骨)部分」
「おちんちんの上の奥にある硬いところがこのあたりで」
「この空っぽのところにおなかのなかのもんがあるのんよ」
「これが膝のおさら。これが足の曲げ伸ばしとあわせて動くようにできてるんやで」
などとごく当たり前のことを説明してみたのですが、いつも何気なく見ている骨格模型が自分の身体のなかに入っている、というのが息子には新鮮な驚きなようでした。
わたしも、当たり前のことをよりわかりやすいように説明する、ということの難しさを知り、なかなか楽しかったです。またやろっと。
投稿者 あつこ : 2006年01月28日 09:11
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コメント
ボディナビゲーション、めちゃめちゃ良書ですよね。
最近この手のよい本がガンガン出てますね。
しかし、ムスコさん。今から仕込んだら、20ぐらいでゴッドハンドですね(笑)
投稿者 松田かたこり。 : 2006年01月29日 11:44
まつださん、こんにちは。
セミナー、大盛況だったようですね。
行きたかったなあ。
ボデイナビゲーション、しょっちゅうめくっては身体に手を這わす毎日です(笑)。
息子は、「で、おっぱいはどこ?」とかすぐそっちの話しに行くので、もう破門(笑)。
投稿者 のぞみ。 : 2006年01月29日 15:26
そうですか、養老先生フリークでもあったのですね・・・(しみじみ)
15年くらい前に『唯脳論』を友人に進められてからのファンです。
う~む、どうしても同年代に思えてしまう・・・
投稿者 てあて・あら木 : 2006年01月29日 21:22
あら木せんせい、おはようございます。
プラスティネーション展にも行きそびれ、フリークというほど著書もいっぱい読んだわけではないので、じつに恥ずかしい限りなのですが…。
養老さんの標された言葉は、かなり意外なモノの見方をあらわされながらも、船井幸雄さんのように飛躍しすぎてちがう星からきた人の言葉のようでもなく、松岡修造氏みたいな、相手置いてけぼりのずば抜けた俺節ポジティブ論でもなく…寄り添いながらすこし背中を押してくれるような、よいエネルギーを感じます。
いや、だからひとまわり違いますて(笑)。
投稿者 のぞみ。 : 2006年01月30日 09:09