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2005年02月11日

ナウ☆ロマンティック(のぞみ整体700系)

昨日はいつもよりもすこし暖かく、暖房もよく効いたのですが、今日はまた小雪がちらつき、じっとしていると指先がじんわりと冷たくなってきます。小雪はら舞うこのくらいの降雪なら、「ロマンティックねえ」と言えるのですけれど。

昨日、整体を受けにみえたラブリーな若奥様に、「ブログもタムキチのほうも楽しみに読んでます^-^」と言って頂き、ほんのりうれしがりつつ(えへ)、そういえば今月はまだ何も書いていないのだわ。と気づいてみたり。


1周年にかこつけて、きょうは名前のはなしです。
あまりによく聞かれるので「よくある質問Q&A」欄に入れようかしらと思うぐらいなのですが、

「なんでのぞみなんですか?」

とのご質問をよく受けるんです。
私の名前が「のぞみ」だから?とか子供の名前?とか推理してくださったり。
ブッブー(効果音)。
それについてはどちらもハズレです。
わたしのことをひそかに「のぞみちゃん」と呼んでくださる方もいらっしゃるのですが、実はのぞみちゃんはべッドサイドに立つ、骨格標本の愛称なのでした。でも、もちろんそれも、まず「のぞみ整体院」ありきでの命名なので、もし「ひかり整体院」とか「こだま整体院」(新幹線?)だったら、「ひかりちゃん」「こだまちゃん」になっていたことでしょう。

開業にあたり、名前をつけるのにはとても悩みました。

①明るく清潔感があり
②やんわりと女性が施術者であることが伝わり
③電話に出たときに噛み噛みにならない(滑舌悪いもんで…)

のが、基本条件でした。
③はともかく、①②を満たすものとして、一般的に女性の施術者は開業時、花の名前をつけることが多いんですね。で、まず花の名前で色々考えてみたんです。でも、恥ずかしながら、あまり花の名前って知らないのね。それって女としてどうよ…と関係ないところまで思うに至って反省したりしているうちに肝心の問題はまとまらず、友人知人たちのお知恵を拝借することに。

「まずはよっしー(私)のイメージの花を考えることやな」
「…水仙…?」
「県の花やけど、すいせん整体院てぱっとせんな」
「…菊…とか…」
「地味やな…それやったら『効く整体院』のほうがいいやろ」
「それで効かんかってみィ、シャレにならんな」
「それやったらあえてゴージャスにばら整体院とか」
「カサブランカ整体院」
「ゴージャスにする意味ってあるの?」
「ほれ、やっぱり今はセレブとか流行ってるし」
「セレブ整体院」
「逆に貧乏臭いなあ…てゆーか整体院ていわゆる癒しやろ?」
「ほやったらなんよ」
「ホレ…マイナスイオン整体院とか」
「なんじゃほれ」
「備長炭整体院」
「トルマリン入り整体院」
「入り、てどうよ」
「花の名前はどうなった」
「新種のバラに『ヨーコ・オノ』っていうのがあるんやけども、どうや。『ヨーコ・オノ整体院』」
「ていうかもうわけがわからん。ある意味前衛的過ぎ」

結局相談なのか無駄口なのかわからず、名前も余計収集がつかないことに…。

そんなこんなを繰り返し開業までの日も迫ったある日、ニュースを見ながらふとつぶやいた「のぞみ、ってどうや」という父のひとことで、「あ、それいい」としごくあっさり決まってしまったのでした。

私の名前も、そんな風にあっさりきまったのかしら。
敦賀で生まれたから、敦子なんですけどね。

投稿者 あつこ : 2005年02月11日 10:36

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